ダリは子供達も好きなので、夏休みに入ったら連れて行こうと思っていたのに、あれよあれよと言う間に休みが開け、都合がついたのはダリ展の最終日であった。
朝は6時に起きて出発。
なんだかんだとコンビニに入ったりダラダラ歩いて、やっと美術館に到着したのは会館15分前だった。

鳥居の前に着いた。
天候に恵まれたが、やはり京都は暑い!

京都市美術館の壁面にもダリ展のポスターが。
楽しみである。

と、目をやると入口付近に長蛇の列。
最終日だから駆け込みで多いのかな。
計画性のない我が家と同じだろう、と勝手に決めつけてみる。
しばらく待って列が進み始めるとワクワクしてきた。
「刺激的な描写があります。」との注意書きが書かれている。
ダリっぽい(?)。
チケットを買い、写真撮影禁止のスペースに足を踏み入れると、そこにはめくるめくダリの奇想天外な世界が広がっていた。
伴侶といっくんは1時間、私とこいちゃんはガッツリ3時間、会場内を歩き回りながら絵を見て回った。
驚きの3時間であった。
出口を出ると売店があり、いっくんはここで1時間以上楽しんだらしい。
やはり物欲が勝ったか。

最後の写真スペースは長蛇の列。
並んで順番を待つ。
日本人は根気よく並ぶことに慣れてるなあ…。
中には最前列を逆走する大学生と思しき女性二人にあったが、私の後ろに並んでいた女性と口論になった。
注意されても開き直って言い返し、最後は「うるさい!」と捨て台詞。
ああはなりたくない…。
順番が近づいてきた。

でっかい顔?だな。
どうやら、向かいにある鏡で自分たちを入れて撮影すると、面白い絵になるらしい。

なるほど、不思議な写真の出来上がり。
ここで親切な女性に出会い、さらに家族四人を写して下さった。
絵を見るだけ、じゃなくて色々な経験が積めるのも、こういったイベントの良いところなのかも…。
お昼ごはんは美術館を出て程なくしてあるうどん屋さんに。

食事が来るまで売店で購入したポストカードを眺める。

いっくんはお小遣いで、大好きな歪んだ時計(記憶の固執)のノートを購入。
この絵は誰もが魅了されてしまう。

湯葉を頼んで味見する。
珍しくいっくんを含め、皆大好きなようである。

いっくんは穴子の蒲焼きとうどんのセット。

穴子乗せが美味しそう…。
お腹が空いていたらしくペロリと平らげた。

こいちゃんは大好きな天ぷらとうどん。
こちらも味わいながら堪能していた。
このあと、いっくんは扇子を購入。
残念ながら習い事のテニスのため早めに電車に乗ったが、皆で爆睡。
クタクタになった楽しい一日だった。
次は何に行こうか楽しみな芸術の秋である。