前回、私が子供達二人の教室を交互に行き来しながらオープンスクールの見学をしたことで、一番手伝って欲しかった時間に私がいなかった、といっくんが大変立腹。
彼としては珍しいほどスネたので、今回は伴侶に仕事を休んでもらい二人体制で学校に向かうことに。(あまあま)
ところが!今回のオープンスクールは授業ではなく、子供達お手製の工作や、お化け屋敷、ゲームコーナなど、校舎全体を見て回るというもので、言ってみれば
「子供達が楽しそうに遊んでる姿を見るためのオープンスクール」だったのだ。
伴侶に仕事を休んでもらってまでやってきたのに、いっくんは隣のクラスの中の良い男の子と二人で走っていってしまい、私達夫婦はいっくんの説明もないまま、いっくんの作った空き箱のお製作や、工作、算数カードで作った「メカ魚」などの展示品を見て回る始末…。
何しに来たんだか……!!どうせ展示が終わったら持って帰るのだから、これなら写真で伴侶に報告で十分だったのに…。
こいちゃんのクラスはゲーム。
ビー玉でのゲームや、迷路など、子供なりに考えて頑張ったんだねぇ…と微笑ましくなるようなお手製の工作たち。
それを仕切りながら必死でお客さんにアピールしている子供達が、可愛いのなんの。
こいちゃんも子供達で集まって何やら忙しそうにしていたが、いっくんと違ってこいちゃんは私と伴侶と回りたがった。
結局回れる時間になって、お手伝いから抜けると私達の手をとり、一人っ子のように真ん中に入って嬉しそうに歩き出す。
まだまだ両親といることも嬉しいばかりで、「恥ずかしい」とか、周りの目が気になるような状態ではないらしい。
そんなこいちゃんが向かったのは体育館。
ペットボトルをボーリングのピンに見立てて、バスケボールを投げて倒すゲームや、平均台やマットなどを障害物に見立ててタイムを競うゲームなど、年齢が高いクラスのゲームは本当に面白そうである。
こいちゃんも必死に参戦し、実に楽しそうに体を動かす。
その間私達は体育館の寒さに震えつつ、必死に時がたつのを待つのみ…。
ウロウロと教室を回って、宝探しゲームをしていた教室の列に並んでいたところで、いっくんとお友達がやってきた。
私と伴侶の代わりにいっくんとお友達とこいちゃんの3人で入る事になり、宝探しを楽しんだようである。
やっぱり子供達だけで回るのが楽しそうである。
最後に回ったお化け屋敷は、子供達には刺激が強すぎたらしく、こいちゃんもいっくんも大人から離れられず、お友達は教室に入ることも出来なかった。
どうせ子供達が作ったお化けなのに…と思いつつ、一生懸命作られたセットなどは子供達の頑張りが手に取るように見えて、思わず大げさに驚いてあげたくなってしまう。
子供達の楽しむ姿を見せてもらい、名残惜しそうにするこいちゃん(いっくんはサラっとしたものである)にさよならを言い、私と伴侶は帰り道にあるお店でランチ。
家庭的なメニューで体にも優しめ。
サービスでついたシフォンなどを食べて、満腹に。
この日をずっと前から楽しみにしていた、と言うこいちゃんいっくん。
私達が来る、と言うよりも、
「お祭りの日が来た!!」と言うのが一番嬉しかったようである。
子供達の授業の風景を見るのも楽しいが、幸せそうにしている子供達を見るのは、やっぱりとっても嬉しいことである。