こいちゃん梢の小学校入学式が行われた。
いよいよ小学校に通うのである。

髪をアップにし、派手な白色の髪留めをつけ、横髪をたらして巻く。
ちょっと緊張しつつ、着替えをしたり、コサージュをつけたりしていくうちに、いきいきとしていくように見えた。
対するいっくんは、びっくりするぐらい、テンションが低い。
周りのペースを全く意識しないいっくんは、こいちゃんだけがちやほやされたからと言って、別に怒ることはないのだが、むしろ「どうして自分が、関係ない行事にかりだされ、歩かされるのか」と言うことに機嫌を悪くしていたようである。
確かに小学校までの道のりは、坂道もあり遠く時間がかかる。
頑張って励ましたりしたが、道路の真中で座り込んで肩車をせがんだりするから困り者である。

ひきずられるように小学校に着き、ダルダルのいっくんを何とかイスに座らせた。
こいちゃん達「新一年生」は、先生の指示通りに立ったり座ったりしながら、挨拶に対して礼をするなど、「1年生なんだなぁ」としみじみ思う、ちょっと成長を感じる光景であった。
しかし、色々な幼稚園や保育園から集まっているにも関わらず、校長先生の挨拶で
「一年生になる皆さん、おはようございます」といわれると「おはようございます~・・・。」
「今日は本当に、おめでとうございます」と言われると「ありがとうございます~・・」。
など、子供達が律儀に声をそろえてのんびり返事をするなど、「幼稚園の行事を見てるときみたい…」とほほえましいワンシーンも。
退屈がるいっくんをなんとかごまかしつつ、無事に入学式は終了した。
すまして座っていたこいちゃんもやはり疲れたようで「何度も立ったり座ったりさせられるんだよ~」と私を見上げて笑いながら言った。
貰った教科書やお道具箱が嬉しかったこいちゃんは「早く小学校で勉強したい~!」と大変なはしゃぎようであった。
そして、帰り道も「歩けない~」としなだれかかるいっくんを何とか食事でつり、やっとのことでサンマルクに到着。
こいちゃんのリクエストでまたもやサンマルクでのお祝いとなり、パスタを食べたかったいっくんは不満をもらしたが、久しぶりに新幹線プレートを頼み、ちょっと気分が上向きになったようである。
こいちゃん達「新一年生」は、先生の指示通りに立ったり座ったりしながら、挨拶に対して礼をするなど、「1年生なんだなぁ」としみじみ思う、ちょっと成長を感じる光景であった。
しかし、色々な幼稚園や保育園から集まっているにも関わらず、校長先生の挨拶で
「一年生になる皆さん、おはようございます」といわれると「おはようございます~・・・。」
「今日は本当に、おめでとうございます」と言われると「ありがとうございます~・・」。
など、子供達が律儀に声をそろえてのんびり返事をするなど、「幼稚園の行事を見てるときみたい…」とほほえましいワンシーンも。
退屈がるいっくんをなんとかごまかしつつ、無事に入学式は終了した。
すまして座っていたこいちゃんもやはり疲れたようで「何度も立ったり座ったりさせられるんだよ~」と私を見上げて笑いながら言った。
貰った教科書やお道具箱が嬉しかったこいちゃんは「早く小学校で勉強したい~!」と大変なはしゃぎようであった。
そして、帰り道も「歩けない~」としなだれかかるいっくんを何とか食事でつり、やっとのことでサンマルクに到着。
こいちゃんのリクエストでまたもやサンマルクでのお祝いとなり、パスタを食べたかったいっくんは不満をもらしたが、久しぶりに新幹線プレートを頼み、ちょっと気分が上向きになったようである。


何でも対抗意識の働くこいちゃんと、調子に乗ったいっくんの二人で、がんがんパンをお皿に入れてもらい、最後にそれを食べなければいけなくなった伴侶は本当に苦しそうであった。

コース料理をまたもや頼んだが、別に沢山食べたいとか、○○が食べたいと明確に決まっているわけではない。
とにかく色々な料理が運ばれてくるのが嬉しいようであるから単純だ…。
全て自分ひとりで食べられなくても頼んでしまうのはやめてほしい…。
これからも、どんどん遊んで、勉強して、成長して、早くコース料理を一人で食べられるほど大きくなってほしいものである。