真相は不明だが、同室の肺炎のおじいさんにうつされたのだと言い張る父…。
(同室に感染症の患者を入れるとは考えにくいのだが)
熱は連日続き、結局一時退院の許可が降りなかったのである。
おじいちゃんは「帰る、絶対帰る。」とおばあちゃんを困らせたわけなのだが、その原因としてピザ窯をなんとしてでもしなければ、と言う使命感(?)があったらしい。
そういえば、ルルがピザを好きな話をしたんだよね…。
苦しい息の下で
「頼む、何としてでもピザを…(ガクッ)」と言ったか言わなかったか、私がピザ作りを任命された。
おじいちゃんの大切な窯を使ってピザをするのは初めてのことである。
しかし、寒い!
外に出て慌てて火をおこそうとして、丁寧なやぐらを組まずに火をつけ危うく失敗するところだった。
寒さは人をだめにする…。
窯に火を入れ、目の前でも火がおこって命拾いをしたところでようやく子供達が起きてきた。
おばあちゃんは
「おじいちゃんがいれば机も全部出してくれるのに。意外と色々動いてくれてたんだねぇ。」としみじみ。
そうなのだ。
岩のように動かないイメージのおじいちゃんだが、窯をしてピザを外で食べようと思ったら意外と準備が大変。
今更ながらおじいちゃんのありがたみを実感することに。
ごめんねおじいちゃん、いつもトドのように動かない何て思って…。
やっと準備が整い、ピザを三人で作る事に。
ルルもいい感じに。
こいちゃんのも美味しそう。
私が窯をするので、上手く行くかどうか?
おお…窯が機能している。
一応無事に焼けました。
いっくんもよく食べた!
ルルもいい焼け具合で、満足そう。
初めてマシュマロを焼くルルである。
焼きマシュマロは初めてということで火に注意しながら戦々恐々…。
美味しかったらしい。
何度もおかわりをし、楽しくピザは終了。
次はおじいちゃんが退院して、皆で楽しくピザを食べれることを願っている。
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