パエリアをするためのサフランはちょっと高価なため、「もうなしでやっちゃおう」と言うことになった。
今回はエビやホタテ、タコなどをふんだんに入れて4合のお米とともに窯に入れてみることになった。
こいちゃんは生米を触る感覚が楽しいのか、みんなに嫌がられていると言うのにいつまでもお米で砂遊び状態・・・
やっとコンソメやバターを投入して窯の中に放り込む。
出来上がるまでは、伴侶とおじいちゃん、こいちゃんといっくんが昼に海に出てつってきた魚の刺身などを食べ、ビールを飲んでのんびりと待つ。
15分ほどでパエリアの出来上がり。
味付けをして、そのまま窯に放り込むと言う乱暴な作り方であったにも関わらず、なかなか美味しく炊けていた。
見た目はいまいちだけど、食べやすくカットした魚介がごろごろ入っているのがうれしい。
殆ど飲み終わってからの撮影だけど、これは一緒に作ったミネストローネスープ。
30センチもある大きなダッチオーブンに、これまた具材を放り込んで、そのまま窯に投入するという、横着方式。
しっかり火が通って、ホールトマトの酸味もさわやか。
最後は、またまたクッカーに水を入れてそのまま窯に投入・・・・
結局すべてにおいて横着料理を完徹した。
最後はこのお湯でハーブティーをたっぷりいただく。
茂るハーブを贅沢にたっぷり使い、タイム、ローズマリー、レモングラス、ラベンダー・・・・・などなど深い味わいのティーを楽しんだ。
少し前だと聞かなかったような、秋の虫の音を聞きながら夜はふけたのである。