春休みなのに、午前中仕事がある私・・・
アットホームな職場なので、仕事中「お母さん!?卵焼き食べていい!?」とか、「お母さん!?ラップ使っていい!?」とか、いっくんからのしょーもない電話にも声を潜める必要もなく堂々対応できるので子供達も安心して午前中(何時に起きているのやら)を過ごしているようなのだが、やはり私がいてあげられないのは、ちょっと罪悪感もあり・・・
そこで今日は仕事から帰ったらすぐその足で子供達を連れ出すことにした。
「花見に行くぞ~!!」と玄関から声をかけると「行く行く~!!!」と飛んで来た2人。
ソックス履くぞ、歯を磨くぞ、と俊敏に動いて準備をし、まず向かったのは弁当屋。
思い思いのお弁当を注文し、自転車の前かごに入れる。
こいちゃんは「弁当、斜め?大丈夫?」とひたすら心配し、いっくんはマイペースでペダルをこぐ。
途中の小さな公園では、前かごいっぱいに落ちていた桜の花びらを拾って入れ、ご機嫌で自転車を飛ばしたいっくん。
目的地である大きな公園に着くころにはかごも空に近くなっており、いっくんが通ってきた道には何かの道しるべのように桜の花が・・・
目的地の大きな公園に着くと、桜の木の美しさに目を見張った。
まさに満開!辺り一面桜だらけである。
二人は大喜びしつつも、温かいお昼ごはんにがっついた。
こいちゃんのお弁当、でかい!
自分の顔よりも大きなお弁当を選ぶのはこいちゃんのいつもの癖(?)である。
とにかく色々な種類が食べたくてしょうがないこいちゃん。
お弁当を食べに来たんだか、フリスビーで遊びに来たんだかわからないが、とりあえず桜と一緒に写真を撮る。
フリスビーは楽しくて、子供達と一緒に夢中でやっていると汗をかくほど。
晴天ではなかったものの、やはり春なのだなぁ、と実感。
クタクタになるほど走り回ってフリスビーをしていると、だんだん子供達が増えてきた。
皆お昼ごはんを食べ終わって集まってきたようである。
少し疲れて喉も乾いたので駄菓子屋に向い、子供達に一つずつお菓子を買ってあげてお水も買った。
それを懐に入れて自転車に乗り、次に向かったのは神社である。
朽木に腰かけてブレイクタイム。
皆で駄菓子を交換し、水を飲む。
いっくんは当たりくじで当たりが出たのでおまけが貰え、ご機嫌であった。
じっとしていると、汗がだんだん冷えてきて寒くなってきたので、すぐ近くの図書館に入ってちょっと本でも読もうと言う事になった。
3人でのんびり本を読み、そこで30分ほど過ごすと3時30を過ぎていた。
本を夢中で読むことで、何となく落ち着き、帰宅することに素直に応じることが出来た子供達。
いっくんはテニスに向かい、こいちゃんはピアノに行く。
「明日も行こうね!」いっくんが嬉しそうに私に念を押すが、何もかも思いつきで動く為、約束は出来ないのだ・・・
子供達が少しでも楽しめるように日々を過ごすことが出来ればいいなぁ、と考えている。