昨年来、議会の中でもたびたびこの総合振興計画の策定については質問をしてきましたが、昨年度は何も進まず、今年度ようやく策定が始まりました。
合併して初めての総合振興計画、しかも人口減少を迎えるこれからの10年間の益田市のまちづくりの道筋を示す大切な計画です。
今回、第5次となる総合振興計画の策定作業が進み始めました。
議会からは私を含め、4名の議員が議会から選出されて委員に入っています。
その他に市民代表が14名(うち公募委員2名)、知識経験者2名の計20名で構成される総合振興計画審議会で基本構想をたたき、基本計画が作られていくこととなります。
これまでの行政のほとんどの審議会は、あまり議論することなく行政が決めたものを議決するだけといったものが多かったように思いますが、特に総合振興計画の審議会ですから、今回の審議会はしっかりと意見を反映させたいという行政側の方針があるようです。
そのため、どう考えてもタイトなスケジュールの中であっても、市民ワークショップを2回、策定委員会での意見交換もゼロベースからといった形になっています。
今日は審議会の委員も市民ワークショップに参加してほしいということでしたので、参加してきました。
ワークショップのテーマは「まちの弱みと改善戦略を考えよう!」ということで、「医療」「産業」「観光」の3つのテーマでのワークショップでした。
観光グループで出た意見をまとめると次の通り。
10年後には「現在の観光誘客数を3倍にする!」ことを掲げ、そのためにしなければならないことを出し合ったものです。
参加した方々が、現状で、具体的にどう動いているのかというのを十分に把握したとは言えませんので、現実にどうかと言われる部分もあるかと思いますが、これがどう反映されるかは別にしても、ワークショップを通して、益田への熱い思いを持った方々がとても多いということを改めて実感しました。
最近は計画づくりで、ワークショップ形式で、ブレーンストーミングをしていくのがスタンダードになっています。
議論を積み上げ、形にしていくためには必要な手法です。
ワークショップでは、次のようなルールに基づいた議論をしていきますが、
○テーマに沿った意見を発表する
○進行の時間を守る
○他の人の意見を尊重する
こうした会議を進める上での前提となるルールというのは、どんな会議でも意識したいことですね。
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