こうぼうの雑記帳

ブログに初挑戦します。 どうなるか全くわかりません、さてどうなりますやら。

熊野古道③

2014-06-08 16:46:51 | Weblog

                 

                       

                 

昨夜からの雨音で3日目はどうなるか心配で5時に目が覚めた。カーテンを開けると朝日がさしており一安心する。山育ちのせいか雨音と波音の区別がつかなかったようである。

大収容のホテルは島に4棟建で全て繋がっており、種類の違う6個の温泉を楽しむ事が出来る。ホテルマンに聞くと1,300名の宿泊者だという。朝のチェックアウト時には多くの中国人の姿も見受けられた。

最終日も別のバスに乗る事になり、とうとう3日間別のバスとなった。

 

                       

                       

                 

                 

                 

最終日訪れたのは大門坂から杉林を通り那智の滝へ。日光華厳の滝とは違った名瀑である。長い階段を上りようやく辿り着いた那智大社。すぐ横には青岸渡寺と神仏習合となっている。ぐるりと回ると三重塔越しに那智の滝が見える。

 

                  

                       

最後に訪れたのは速玉大社。ここでは宮司の方が詳しく説明をしてくれた。ご神木は梛(なぎ)の大樹で葉脈が縦になっている。

バスは名古屋へ向かい新幹線で東京へ予定通り到着した。次は来春の予定。


熊野古道②

2014-06-03 16:56:48 | Weblog

                

2日目は6時30分から宿坊本堂で、朝のお勤めとお説教を聞き精進料理の朝食をいただく。

昨日と違いツーリストのラッピングをした観光会社のバスが到着。ガイドの情報によると本日宿泊する勝浦は朝から雨が降っていて風も強くこれからの天候が不安と。

高野山から一日かけて山道を南下する観光となるが、出発して間もなく 2回目のトラブルが発生。落石防止の網はり工事を山肌にしており、細い山道に大型クレーンでの作業で1時間交通を遮断して工事をし1時間休むという現場に遭遇。ここで40分程時間を費やし後のスケジュール変更がが大変だった。

                   

                 

本日最初は瀬谷の吊り橋。日本一の長さを誇り、少し進むと吊り橋が大きく揺れて足がすくんでしまい前に歩けなくなってしまった。

多くの人は向こう岸まで行ってきたが、我々4人中3人は渡る事が出来なかった。勿論自分もその一人。

                 

                 

次に訪れたのは熊野本宮大社。一歩境内に入ると神聖な雰囲気が漂い思わず身震いをしてしまった。

現在の場所に移築する前の所には大鳥居のみが建っており往時を偲ぶ事が出来る。

本来は遊覧船の中で食事の予定だったが、遅れており駐車中のバスで昼食となった。

                 

                 

                 

一時間遅れのジェット船瀞峡遊覧は、雨で天井が開かない事がが心配されたが運よく降られることなく岩場や秘峡を充分堪能する事が出来た。

十津川、熊野川は二年前の台風の被害が今も多く残っている。

当時多くの自然ダムが出来ていくつかが決壊寸前との報道を目にしたが、その傷跡は至る所にあり、山崩れの跡とそのままになっている倒木、未改修のままや改修中の河川、取り壊されて更地のままになっている建物等々自然の怖さが伝わってくる。

                 

勝浦市に降りてから雨が降り出したが、本日の行程には全く影響が無くラッキーだった。

勝浦と言えばマグロであり、夕食では150人分の刺身が取れると言う20キロのマグロの解体ショーもあり大いに食する事が出来た。