
下町や焙煎香る秋の暮 辻本四季鳥
俳句生活 よ句も悪くも 秋の暮で佳作頂きました。嬉しかったです。
みやまゆうこく
深山幽谷雪女彷徨いて
深山幽谷雪の精照らす青い月
恋を知り枯れ木に花を雪の精
枯れ木にも花を咲かせり雪女
恋をして我が身を溶かす雪女
ひやおとこ
冷男潜む雪女の吐息
冷男恋したをんなは雪女
情深き燃える恋する雪女
雪女燃ゆる恋燃え尽きても恋
雪女袖に隠せり氷花
辻本四季鳥
❄雪女の絵はAIに描いてもらいました。
二十七年大鷲来たる滋賀の地に
鋭き爪に突き刺すやうな鷲がゐて
大鷲や風に乗りたき風を呼ぶ
大鷲や翼を広げ風に乗る
あの爪に捕まるものか湖(うみ)の鴨