おはようございます
突然ですが、年末まであと96日らしいですよ
あ~早いですね
2014年の終わりに録画した
6時間ほど笑ってはいけないという番組を まだ見終わっていません
このままいくと…2年分貯めてしまうのではないかと密かに心配になってきたオカンです
だって長いんやもん。いっぺんに観たいけど…6時間て、長いんやもん(笑)
さてさて、一昨日
くるみの家に遊びに行ってきました♪
小太郎も一緒なので
ドキドキしましたが…
なんのなんの2
人犬は、とっても仲良く楽しそうに遊んでいました
ちょっと!ちょっと‼︎
くるみ姐さんやめてって言うてはるよ
あれれ、どないなってんのん?(笑)
そして…しばし休憩。
くるみ姐さんのオモチャで遊ぶ小太郎…
『やれやれ、最近の若い子は…』
な
くるみ姐さん。いや、そんな風には思ってないね
小太郎『だ~れだ♪』
くるみ『ワタシにそんなふうにするんは小太郎、あんたしかおらんわ…』
小太郎『バレたか~♪』
と、言ってるのかどうか(笑)
オカンの心配は、どこへやら…
こんなにも仲良く遊べるなんて…と本当に嬉しかったです
ありがとうくるみ
良かったね、小太郎
さて、9月24日は
掃除の日だったようで…
ちよっと、
面白いお話を見つけたので、お時間のある方は読んでみてください
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【清掃に関する昔話・高知県の民話】
のみの宿
福娘童話集より
むかしむかしの、ある夏の日の事です。
村の佐助(さすけ)じいさんは用があって、旅の途中で宿(やど)に泊まりました。
ところが、この宿屋にはノミがたくさんいて、とてもねむることは出来ません。
(やれやれ、帰りもまた、ここで泊まらにゃならんが、こんな事ではどうにもならん。何とかせにゃ)
次の朝、佐助じいさんは朝めしを食ベるとそうそうに旅仕度をして、店先にいた宿の女主人に言いました。
「ばあさんや。お前さんの家では、なんとももったいない事をしとるのう」
するとおばあさんは、不思議そうにたずねました。
「それはまた、何の事で?」
「いや、ほかでもないが、わしの村ではな、薬屋がノミを買い集めておるわ。高値でのう。それなのにお前さんのところでは、こんなにノミがおるのに、なんでお売りなさらんのじゃ」
「お客さま。ノミが薬になりますかいな?」
「ああ、なるとも、なるとも」
「いったい、何に効きますのじゃ?」
「痛み、切りきず、ふき出もの、やけど、鼻づまり。何でも効くぞ」
「それではお客さま。ぜひ、家のノミも買うてくだされまいか?」
「ああ、いいともいいとも。わしは、あと三日たったら、またお前さんの所で泊めてもらうで、それまでに精を出して、たんと捕まえておきなされ。わしの村ヘ持っていって、売ってしんぜよう」
そういって、佐助じいさんは宿を出ました。
さて、それから三日後。
佐助じいさんがこの宿にきて泊まると、ノミは一匹もいません。
おばあさんがよほど精を出して取ったらしく、お陰で、ぐっすりとねむることが出来ました。
あくる朝、佐助じいさんが宿を出ようとすると、
「旦那さま、旦那さま」
「何か、ご用かね?」
「あの・・・、ノミをたんまり捕まえておきましたで。ほれ、このとおり。どうぞ、これを売ってきてくだされ」
と、紙袋を差し出しました。
「どれどれ。おおっ、これはお見事。これだけの数を、よう、お取りなされた」
佐助じいさんは感心したようにいうと、袋をていねいに宿のおばあさんに返して、
「この前、言うのを忘れておりましたが、ノミは二十匹ずつ、ちゃんと串にさしておいてくだされ。一串、二串と勘定せにゃ、とても数えられませんのでな。近いうちにまたきますで、串をこしらえて、ちゃんとさしておいてくだされ。頼みましたぞ。じゃあ、おおきに、お世話になりましたな」
そういうて佐助じいさんは、とっとと宿を出て行きました。
むろん、佐助じいさんがこの宿に来ることはありませんでしたが、ノミのいなくなったこの宿は、それからとても繁盛したそうです。
おしまい。