[ 月例会報告 ] ( 須磨離宮公園・出席者 ２３名 )
・今年は１０月恒例のバス見学会をしません。普段の月例会を開きます。
・園からゴミ箱が撤去されました。ペットボトル、お弁当の器などお手間ですが、ご自宅までお持ち帰りください。
・グロワーズコンテストをします。該当の苗に限らず出品してください。育て方の相談もしてみましょう。
第２１回配布苗 2007年配布
C.mossiae f.coerulea × sib(wild select × dark select)
C.percivalliana × sib(‘Summit1’בA.A.No2’)
第２２回配布苗 2008年配布
C.trianaei （‘Mariposa’בBinot’）בTaky Huylla’
Soph.purpurata f.carnea‘Wide Hills’× werkhauserii‘Wide Hills’
C.lueddemanniana tipo‘Vannesa’× s/a‘Mamacita’
第２３回配布苗 2009年配布
C.schroderae‘s636(sano)d-1’בPopayan’
[ ソフロニチスについて ] （ 講師；達家清明さん ）
Lindley はこの属の種としてSophronitis cernua Lindl.を記載した1828年に、この分類群にSophronitisという属名をつけた。この属を規定する特徴は小さな草丈；一枚葉で球形もしくは棍棒状のバルブ；柱頭腔の両側に小さな翼のある短く太いずい柱；8個の花粉である。
この属の名前、Sophronitis は純潔で控えめなという意味のギリシャ語、sophron に由来する。輝くばかりの鮮やかで美しい小さな花に打ってつけの名前である。この属の花には黄色、サーモン、珊瑚色、朱色、ばら色ないしマゼンタがかったもの等多彩である。この美しさと可愛さにひかれて多くの人がその栽培に取り付かれたといっても過言ではない。カラフルでチャーミングな赤もしくはオレンジ系のミニカトレヤの交配親としてなくてはならない存在でもある。
この属のそれぞれの種はブラジルの非常に広い地域に自生する。カーニバルで有名なリオデジャネイロの東北約４００Kmのエスピリト・サント州から、大西洋岸に沿って南西に約１、５００Km、ブラジル最南端のリオ・グランデ・ド・スル州に至るの海岸山脈及び内陸山脈、さらに、リオデジャネイロの北数百Kmのミナス・ジェライス州の内陸山地とブラジルの広大な地域に及ぶ。種によって自生地の標高は異なるが、海岸から標高２，２４０ｍに至る間での自生が確認されている。
１.素焼き蜂、水苔植え
素焼鉢 ２号鉢、2.5号鉢・・・・・・・鉢底の穴を大きくする（1.5～2倍）。
水苔の準備 ・・・・・乾燥水苔に少量の水をかけ、ポリ袋に密閉し１～２日置 いた僅かに湿っているふわりとした弾力性のある状態のものを使う。植える直前に水に漬け絞ったものはいけない。
植え方 ・・・・・・ 植え上がりが堅めになる程度の量の水苔で根を包み、手で握って圧縮し鉢に押し込む。はみ出した水苔はテーブルナイフ等を使って鉢の周囲に押し込む。 やわらか過ぎると水が滞留し鉢が乾燥しないので根腐れをおこす。
２．支持物上への着生
自生地生育条件に近い好ましい栽培法である。根腐れを起こさず、植え替えが要らないので、大株になるまで長期間の栽培が可能である。ただにの枝および幹は５－６年で経つと、木部が木材腐朽菌によって朽ちるのが難点である。キノコが生えて困ることもある。
コルク板、木の枝および幹・・・・・根を少量の水苔で上から押さえ糸で巻いて固定する。針金等でで風通しの良いところにつるす。
素焼き鉢＋コルクブロック・・・・・・素焼鉢の上にコルクのブロック１個を固定し、根を少量の水苔で上から押さえ糸で巻いて固定する。小粒のコルクで植えてはいけない。
３.冬の温室での栽培
小型ファンを設置して常に微風があるようにすることは必須である。夜温は１３℃－１６℃、昼間は ３０℃を超えないようにする。潅水、光線等は周年管理に準じるが、春秋は高温になると送排風扇が作動し極端に湿度が下がることがある。この場合、鉢が湿っている場合は噴霧、鉢が乾いている場合は灌水する。コルク等に付けたものは毎夕灌水もしくは噴霧する。冬の温室では、鉢は乾燥気味に、湿度は高めに、常に微風があるのが望ましい。
[ 人気投票入賞花 ] ( 出品者数１４名 出品点数３６点 )
１位 横島文子さん Habenaria（Hab.) radiata サギ草
２位 桜井幸広さん C. jenmanii f. alba
３位 笹子能さん Den. victriae-reginae
４位 浜口浩さん Pleurothallis(Pths.) sanderiana
５位 横井重子さん Lc. Minipurple f. coerulea
☆年会費納入についてのお願い
神戸蘭友会の健全な運営の為、年会費未納の方はできるだけ早く納入して下さるよう 協力をお願いします。年会費は３５００円、家族会員では２５００円です。
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・今年は１０月恒例のバス見学会をしません。普段の月例会を開きます。
・園からゴミ箱が撤去されました。ペットボトル、お弁当の器などお手間ですが、ご自宅までお持ち帰りください。
・グロワーズコンテストをします。該当の苗に限らず出品してください。育て方の相談もしてみましょう。
第２１回配布苗 2007年配布
C.mossiae f.coerulea × sib(wild select × dark select)
C.percivalliana × sib(‘Summit1’בA.A.No2’)
第２２回配布苗 2008年配布
C.trianaei （‘Mariposa’בBinot’）בTaky Huylla’
Soph.purpurata f.carnea‘Wide Hills’× werkhauserii‘Wide Hills’
C.lueddemanniana tipo‘Vannesa’× s/a‘Mamacita’
第２３回配布苗 2009年配布
C.schroderae‘s636(sano)d-1’בPopayan’
[ ソフロニチスについて ] （ 講師；達家清明さん ）
Lindley はこの属の種としてSophronitis cernua Lindl.を記載した1828年に、この分類群にSophronitisという属名をつけた。この属を規定する特徴は小さな草丈；一枚葉で球形もしくは棍棒状のバルブ；柱頭腔の両側に小さな翼のある短く太いずい柱；8個の花粉である。
この属の名前、Sophronitis は純潔で控えめなという意味のギリシャ語、sophron に由来する。輝くばかりの鮮やかで美しい小さな花に打ってつけの名前である。この属の花には黄色、サーモン、珊瑚色、朱色、ばら色ないしマゼンタがかったもの等多彩である。この美しさと可愛さにひかれて多くの人がその栽培に取り付かれたといっても過言ではない。カラフルでチャーミングな赤もしくはオレンジ系のミニカトレヤの交配親としてなくてはならない存在でもある。
この属のそれぞれの種はブラジルの非常に広い地域に自生する。カーニバルで有名なリオデジャネイロの東北約４００Kmのエスピリト・サント州から、大西洋岸に沿って南西に約１、５００Km、ブラジル最南端のリオ・グランデ・ド・スル州に至るの海岸山脈及び内陸山脈、さらに、リオデジャネイロの北数百Kmのミナス・ジェライス州の内陸山地とブラジルの広大な地域に及ぶ。種によって自生地の標高は異なるが、海岸から標高２，２４０ｍに至る間での自生が確認されている。
１.素焼き蜂、水苔植え
素焼鉢 ２号鉢、2.5号鉢・・・・・・・鉢底の穴を大きくする（1.5～2倍）。
水苔の準備 ・・・・・乾燥水苔に少量の水をかけ、ポリ袋に密閉し１～２日置 いた僅かに湿っているふわりとした弾力性のある状態のものを使う。植える直前に水に漬け絞ったものはいけない。
植え方 ・・・・・・ 植え上がりが堅めになる程度の量の水苔で根を包み、手で握って圧縮し鉢に押し込む。はみ出した水苔はテーブルナイフ等を使って鉢の周囲に押し込む。 やわらか過ぎると水が滞留し鉢が乾燥しないので根腐れをおこす。
２．支持物上への着生
自生地生育条件に近い好ましい栽培法である。根腐れを起こさず、植え替えが要らないので、大株になるまで長期間の栽培が可能である。ただにの枝および幹は５－６年で経つと、木部が木材腐朽菌によって朽ちるのが難点である。キノコが生えて困ることもある。
コルク板、木の枝および幹・・・・・根を少量の水苔で上から押さえ糸で巻いて固定する。針金等でで風通しの良いところにつるす。
素焼き鉢＋コルクブロック・・・・・・素焼鉢の上にコルクのブロック１個を固定し、根を少量の水苔で上から押さえ糸で巻いて固定する。小粒のコルクで植えてはいけない。
３.冬の温室での栽培
小型ファンを設置して常に微風があるようにすることは必須である。夜温は１３℃－１６℃、昼間は ３０℃を超えないようにする。潅水、光線等は周年管理に準じるが、春秋は高温になると送排風扇が作動し極端に湿度が下がることがある。この場合、鉢が湿っている場合は噴霧、鉢が乾いている場合は灌水する。コルク等に付けたものは毎夕灌水もしくは噴霧する。冬の温室では、鉢は乾燥気味に、湿度は高めに、常に微風があるのが望ましい。
[ 人気投票入賞花 ] ( 出品者数１４名 出品点数３６点 )
１位 横島文子さん Habenaria（Hab.) radiata サギ草
２位 桜井幸広さん C. jenmanii f. alba
３位 笹子能さん Den. victriae-reginae
４位 浜口浩さん Pleurothallis(Pths.) sanderiana
５位 横井重子さん Lc. Minipurple f. coerulea
☆年会費納入についてのお願い
神戸蘭友会の健全な運営の為、年会費未納の方はできるだけ早く納入して下さるよう 協力をお願いします。年会費は３５００円、家族会員では２５００円です。
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