薬師寺の東塔は、一度消失して、昭和に入って再建されたものです。
色遣いは、建設時のものにできるだけ忠実に再現したと言われています。
鮮やかな色遣いは、当時のモノクロの風景の中では、ひときわ際だっていたのではないかと想像します。
西塔の落ち着いた雰囲気とは全く違った感じがします。
この薬師寺の西塔は1300年前に建てられて、消失を免れたものらしいです。
ありがたいお坊さんのお話を聞くことができました。
「有り難い」つまり、あること自体が難しい。
今生きていることは、貴重な生を受けているという意味とお聞きしました。