浄土宗 高林寺 blog

月影のいたらぬ里はなけれども
ながむる人のこころにぞすむ

浄青子供会

2008年08月21日 | Weblog
8月19日~20日に三河教区浄土宗青年会主催の
夏休み子供会が開催されました。

会場は豊田市松平郷の高月院。松平家の菩提寺。

三河各地から40名の子どもたちが集い、
お経の練習をしたり、紙芝居で仏さまの教えを学んだり、
おそうじやレクリエーションなど、
青年僧たちといっしょにお寺の生活を体験しました。

高林寺からは、ありささん(小5)、りょうたくん(小3)、ゆかさん(小2)の3名が参加してくれました。

とっても楽しそうに過ごしていました。

帰りの車の中では、みんな爆睡していましたよ。お疲れ様でした。

月並み念仏会

2008年08月01日 | Weblog
毎月1日は月並み念仏会
本日午後7時より行われました。

勤行、別時念仏の後、皆さんで「当たり前」について考えてみました。
当たり前の時には、気にも掛けないけれども、
当たり前でなくなって初めて、その事が有り難いことだとわかるんですね。

最後に『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』の著者 井村和清先生の詩
「あたりまえ」をご紹介しました。

あたりまえ
こんなすばらしいことを みんなはなぜ
よろこばないでしょうか
あたりまえであることを

おとうさんがいる
おかあさんがいる
手が二本あって 足が二本ある
行きたいところへ 自分であるいて行ける
手をのばせば なんでもとれる
音が聞こえて 声がでる
こんなしあわせがあるでしょうか

しかし だれもそれをよろこばない
あたりまえだと 笑ってすます

食事がたべられる
夜になるとちゃんと眠れ そして又 朝がくる
空気を胸いっぱいにすえる
笑える 泣ける 叫ぶこともできる
走りまれる
みんなあたりまえのこと

こんなすばらしいことを みんな決してよろこばない
そのありがたさを 知っているのは
それをなくした人たちだけ
なぜでしょう
あたりまえ

『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』 より