かんりにんのひとりごと

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真夏に「雪が見たい」宇多法皇

2023-04-08 | 観光・旅行・京都検定

 

昨日、仁和寺に行きましたが、仁和寺を創建した『宇多法皇』について面白い話があります。

 

宇多法皇については、昨日も書いたのですが、平安時代に天皇中心の政治をしようとして、『藤原氏』の影響力を排除しようと努めた方です。

 

「菅原道真」を登用したりして、頑張ったようですが、なかなか藤原氏は強力だったようです。

 

その宇多法皇が、まだ天皇の時代に「山にかかる雪が見たい」と言ったそうです。

 

それも真夏のさなかに・・・。

 

 

 

周りのものは、大慌てで考えた結果、山にたくさんの白い絹をかけるという方法を思いついたそうです。

 

その山が、今でも「衣笠山(きぬがさやま)」として、残っています。

 

金閣寺のあたりですが、この前の道を「きぬかけのみち」と言います。

 

面白い、エピソードだと思います。

 

 

 

その宇多天皇が作った「仁和寺」ですが、応仁の乱で荒廃し、江戸時代に再興されたそうです。

 

中心となる「金堂」は、御所の『紫宸殿』を移築して、作られたものだそうです。

 

 

 

屋根の上には、『黄安仙人』という仙人とカメがいます。

 

このカメは数千年に一度しか、水から出てこないと言われていますが、この仙人は4回も5回もそれを見たということで、縁起が良いという言い伝えがあります。

 

そんな話も寺院巡りの面白いところです。

 

 

 

 

 

このお堂は、御影堂です。

 

御影堂には空海さんがおられると思います。

 

 

 

 

五重塔も綺麗でしたが、雨なので、カメラが曇ってしまいました。。。

 

そして、圧倒されたのは、入り口にある『仁王門』です。

 

 

 

怖い顔をして立っておられる仁王様に引き付けられました。

 

立派ですねー。

 

 

ものすごい迫力に、ただただ見とれてしまいました。。。

 

雨の『仁和寺』もなかなか良いものです。。。

 

 

 

 

 

 

 



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