かんりにんのひとりごと

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東福寺の塔頭寺院を歩く

2023-08-21 | 観光・旅行・京都検定

 

昨日は町内のお地蔵さんをおまつりする「地蔵盆」がありました。

 

地域で子どもたちの元気な成長をお地蔵さんにお願いするのですが、子供たちも少なくなり、大人の交流の場となりました。

 

この「地蔵盆」が終わると、夏休みも終わり・・・。

 

いよいよ秋がやってくるはずなのですが、今日も35度を超えました。

 

なかなか秋の気配は感じられません。

 

さて、先日訪れた東福寺ですが、寺内に「塔頭(たっちゅう)」と呼ばれる小さな寺院がたくさんありました。

 

 

大きな寺院では、敷地が大変広くて、門がいくつもあります。

 

その門を入ると境内に、小さな寺院がいくつも並んでいることが多いです。

 

それぞれに、由緒があり、作った人の思いが込められています。

 

そんなことを調べながら歩くのも楽しいひと時です。

 

上記の地図では、緑色の建物は東福寺自体のものですが、紫色の建物は「塔頭」と呼ばれる寺院でした。

 

 

昨日紹介した「雪舟寺」もそうですが、他にも特徴のある塔頭がいくつもありました。

 

 

 

この「光明院(こうみょういん)」という寺院は、「虹の苔寺」とも言われるところで、「波心の庭(はしんのにわ)」が有名です。

 

石がいくつも並んでいて、味わいのある?庭でした。

 

 

次に通りかかったのが、「正覚庵(しょうがくあん)」でした。

 

 

 

この寺院は「筆供養」をすることで有名で、境内に筆塚がありました。

 

 

非公開の寺院で中へ入ることはできませんでした。

 

 

一度行ってみたかったのが、「竜吟庵」という寺院です。

 

もみじで有名な「通天橋」よりも一筋奥にかかった「偃月橋(えんげつきょう)」という橋を渡ります。

 

 

 

鎌倉時代のもので、国宝に指定されているのですが、残念ながらこの日は公開されていませんでした。

 

でも、ここまで来ただけで、充分です。

 

 

外から、撮影させて頂きました。

 

 

最後に帰り道にあったのが「退耕庵」という寺院でした。

 

 

通り過ぎようかと思ったのですが、一応説明を読んでみると・・・。

 

 

豊臣秀吉の死後に、石田三成と宇喜田秀家などが、関ケ原の戦いの謀議をおこなった場所と書かれていました。

 

また、幕末の鳥羽伏見の戦いの際には、この地に長州藩の陣が置かれたので、このお寺に長州藩の藩士のお墓があるとのことでした。

 

なるほど・・・。

 

通り過ぎようと思った寺院ですが、深い歴史があったのでした。

 

 

まだまだ、知らないことが山ほどあると思いながら、東福寺を後にしました。

 

体を張って覚えるのは、なかなか大変です・・・。

 

【東福寺】光明院のアクセス、拝観料、見どころ、混雑などの観光情報 - 京都のいろは

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京都洛南 東福寺にある光明院の見どころ、アクセス、駐車場、混雑、御朱印、写真撮影の注意事項について紹介します。

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