JRAは3日、
今村聖奈騎手(19)=栗東・寺島
古川奈穂騎手(22)=栗東・矢作
角田大河騎手(19)=栗東・石橋
河原田菜々騎手(18)=栗東・渡辺
小林美駒騎手(18)=美浦・鈴木伸
の6人に30日間の騎乗停止(13日から6月11日まで。開催10日間)を科したことを発表した。
競馬開催中の騎手控室にスマートフォンを持ち込み、インターネットの閲覧や調整ルームで他の騎手との通話が確認されたため。
日本中央競馬会競馬施行規程第147条19号の「競馬の公正確保について業務上の注意義務に違反した者」に該当すると認められた。
中央競馬では過去にも同様の処分が行われている。
11年6月に大江原圭、13年6月(処分は7月)に原田敬伍(引退)、15年3月にC・ルメール、16年10月に丸山元気がそれぞれ調整ルーム内でツイッターなど外部との規則違反の通信を行ったとして、いずれも30日間の騎乗停止となっている。
JRAによると、4月23日の午後3時過ぎに福島競馬場開催執務委員から「女性ジョッキールームでスマートフォンを使用しているのではないか」という話が採決委員に寄せられたことが発端。
JRAの久保厚審判部長は「ジョッキールームは男子、女子と別れていて男子はジョッキーの数も多い。女性ジョッキーは6人しかおらず閉鎖した空間で、我々も入りづらい。管理ミスもあったと思っています」と説明した。