韓国ドラマ-korepan

韓国ドラマや韓国映画、俳優女優データベースなどエンタメ情報満載!来日、「トンイ」「イ・サン」情報も

「チュンサンの家」本当になくなる?

2004年12月23日 15時21分46秒 | 芸能・文化
「チュンサンの家」がなくなる可能性があると先日報道されたのですが、
「チュンサンの家」の運営が現状どうなっているのがわかりません。
春川市長の話では家主個人の運営もありえるが、
その場合は観光施設としては評価しにくいとのようなコメントもしています。
現状の観光コースは南怡島(ナミソン)に行き、春川明洞で昼食、
チュンサンの交通事故に遭った場所やチュンサンの家が定番コースではないのでしょうか?
ところが、その中でチュンサンの家は重要ではないというコメントをしています。

そもそも春川市は何が原因で観光客が訪れるようになったのか?
99%「冬のソナタ」が原因でしょう。
しかし、市長のコメントは冬ソナの影響が大きいのは分かっているが、
今後は冬ソナに力を入れないで観光都市として日本人観光客を集めるよ!というような
雰囲気が感じ取られます。

南怡島は以前から観光客が多く集まる場所でもあり、
市民の憩いの場所でもありました。
そこが外国人をターゲットに観光地化するのはどうでしょうか?
日本以上に韓国サイドも加熱気味のような感じがします。


関連HP

ヨン様出演映画「外出」、相手役はソン・イェジン

2004年12月23日 14時59分17秒 | 芸能・文化
2005年9月に上映予定の韓国映画「外出」(ペ・ヨンジュン出演)の
相手役ヒロインにソン・イェジンが決定しました。
ペ・ヨンジュンの出演は決定していたのですが、
それ以外は未定状態だっただけに
やっと決まった感じです。
ソン・イェジンは「ラブストーリー」や「夏の香り」などで
日本でも知名度はある俳優さんです。
作品の出来上がりが楽しみです。

ソン・イェジン
関連HP

韓流ブームはいつまで続くか?その6

2004年12月23日 07時26分49秒 | 芸能・文化
企業によってはこれから韓国をターゲットにしようと思っているところもあります。
代表的なところでブロードバンドではないでしょうか?
代表的な検索サイトでは韓国ドラマをブロードバンドで見ることができます。
各社のキラーコンテンツになっているのではないでしょうか?
コンピュータが苦手な女性がパソコン上で韓国ドラマを見る。
しかも、お金を払って。
各社カード払いでしょう。
セキュリティーを考えれば電子マネーの普及など
ブロードバンド産業にとって大きな影響となっているはずです。
誰もが簡単にお金を使える、楽しめる。
これほど韓国ドラマが社運に影響するなんて想像できません。

あのソニーも「韓ドラ.jp」というサイトを立ち上げ、
グループが一丸となって利用しています。
スカパーのso-netチャンネルも韓国ドラマ以外のコンテンツは何があるのかわかりません。
それくらいソニーは韓国ドラマを利用しようとしています。
そのため、今後の韓国ドラマにも力が入っているのです。
韓流ブーム。
そう簡単には終わらせたくないはずです。

韓流ブームはいつまで続くか?その5

2004年12月23日 07時16分25秒 | 芸能・文化
ファン以外の人はどのように思っているでしょう?
多くの人は「すぐに韓流ブームは終わるよ、日本人は冷めやすいから」
といっているのではないでしょうか?
新鮮味がなくなるから?
飽きるから?

韓国ドラマでいえば、この1年間で多くのドラマがDVD化されました。
TSUTAYAに行けば韓国コーナーが堂々と配置されています。
しかし、知っている人はいいのでしょうが、
知らない人は何を見れば良いのでしょうか?
ペ・ヨンジュンの作品でしょうか?
この1年間でペ・ヨンジュンの出演したドラマはすべてDVD化されました。
イ・ビョンホンもすべてDVD化しそうな勢いです。
そうなると今後、ペ・ヨンジュンやイ・ビョンホンが新しく出演しない限り
彼らの作品を新しく見ることができません。
待っている間に別のドラマや映画を見ればよいのですが、
見なければ当然冷めてきます。
しかし、他のドラマを見続けているとあることに気付きます。
内容が似ている。
韓国ドラマは定番が多いのです。
・主人公が死ぬ
・家族構成が複雑
・記憶喪失になる
・交通事故になる
・留学する
・貧富の差がある
これらの代表的な要素が入り混じっているだけに、
たくさん見れば見るほど似ているなぁと思います。
ただ、韓国ドラマは最終回が近づくと内容が韓国の視聴者によって
かなり変更される傾向にあります。
感情的な部分を含めると日韓ではそれほど大きく違うことはないでしょう。
そのため、最後の満足度は比較的高いのかもしれません。
逆に言うとつじつま合わせというか、
無理な設定になることにもなります。
ある意味、予想できない結果が待っています。
韓国ドラマには慣れるようで慣れない要素があるのです。

日本にいる韓国の方はどのように思っているのでしょうか?
例えば在日の方。
韓流ブームで影響があるはずです。
しかし、なかなか扱いにくい問題のせいか、
普通に暮らしている上では何も変化を感じません。
スカパーにあるKNTVという韓国の情報チャンネルがあります。
ここでは韓流ブームの影響か、
見ることのできるドラマがここ1,2年で大きく変化がありました。
最新の話題の韓国ドラマが見れないのです。
一般テレビ局がドラマを買いあさった結果、
以前なら放送できたドラマが放映権の影響で見れなくなりました。
そのため、再放送や話題になっていないドラマが増えているような感じがします。
しかも、話題のドラマを見たければスカパーの他チャンネルを契約するか
地上波で放送されるまで待つしかないのです。
以前なら比較的早く見れたドラマが見れなくなったのです。
このような影響があると早く韓流ブームが去って欲しいと思います。
以前から韓国ドラマを見続けていた人たちが見れないのです。
不思議な話であり、変な話です。

たぶん、このような現象は他にもあるはずです。
ワールドカップの時と同じではないでしょうか?
それ以前はサッカーはJリーグの人気低迷が原因で
日本代表の試合くらいしか話題になりませんでした。
しかし、ワールドカップが終わると多くの人は
海外サッカーに興味を持ち、
チームや選手の名前を覚えたのです。
一番はベッカムでしょう。
日本でCMにも出て、
日本のテレビ番組にもたびたび登場しています。

しかし、以前ならスカパーのチャンネルで見ることのできた海外サッカーが
今度はWOWWOWやNHKのBS、地上波などで所々放送されるようになりました。
今までは一括してスカパーで見れた放送が
今度は見れなくなったのです。
しかも、地上波で放送されるようになったため、
途中でCMになったり、途切れるようになったりと
ファンを無視した放送が出てきたのです。
中途半端な放送するくらいなら放送しないで、
スカパー1本にした方がファンのためになります。

また、定期的にスポーツ番組などでも海外サッカーの特集や
試合結果が放送されるようになりました。
海外サッカーを見る機会が増えてよかったのか?
それともチャラチャラした番組が増えて嫌になったのか?
しかし、確実に海外サッカーの裾野は広がっています。
日本人選手が海外に行ったことも影響あるのでしょうが、
それを抜きにしても裾野は広がっています。
EURO2004は前回、前々回と比べて関心を持った人は確実に増えていると思います。
今は海外サッカーのブームの状態でしょうか?
ブームが去った状態でしょうか?
海外サッカーと韓流ブーム。
関係はあるのでしょうか?

韓流ブームはいつまで続くか?その4

2004年12月23日 06時44分13秒 | 芸能・文化
ファンの人たちは何を求めているのか?
「冬のソナタ」を見たファンは昔の初恋時代を思い出し、
生活が楽しくなったと思っている方が多いようです。
多くの人がペ・ヨンジュンに恋したことでしょう。
ただ、ペ・ヨンジュンの追っかけのイメージはどうでしょう?
高齢の女性というイメージが大きいです。
もちろん若いファンの方もいます。
しかし、高校生のファンの人でペ・ヨンジュンのファンだと友達に言ったら
おばちゃん扱いされて嫌だという人も現実にいます。
マスコミがイメージを埋め込んだせいか、
若いファンが減っていっているのではないでしょうか?
若いファンが少ないではなく、
若いファンが減っていっている。
この「ペ・ヨンジュンのファン=高齢女性」ということが
「韓国ドラマファン=高齢女性」
「韓国=高齢女性」
となっていませんか?
韓国との関係を良好にさせていきたいと思っている日本にとって
このようなイメージは致命的だと思います。
若い人が先頭に立って交流が進んでいくことが望ましいはずなのに、
このような先入観のため、
日本の若者が韓国に対して悪いイメージを持つ可能性もあります。
日本の若い人が韓国に対して冷めたイメージを持つことは
今後、韓国に対して韓流ブームに対して影響があるのではないでしょうか?

しかし、最近は若い人がK-POPに対して興味を持つようになりました。
パク・ヨンハやリュ・シウォン、ryuは別にして、
ピや東方神起、SE7ENなど若手アーティストが日本デビューしています。
BOAが築いた地盤があるだけにこれらのアーティストが来日した時には
多くのメディアが取り上げ、
歌番組で紹介されました。
過去、神話やSESなど散々な結果に終わった有名アーティストと比べると
この状態は幸運だと思います。
あとは日本のマーケットでどのように売り込むかが重要になってくるでしょう。

そうなると問題は言葉だと思います。
彼らは一体どのような言葉で歌うことが良いのでしょう?
韓国語?日本語?英語?
BOAのように日本語で歌うのが良いでしょうか?
それとも外国人であることを最大限にアピールし韓国語が良いのでしょうか?
例は異なるのでしょうが、
例えばブリトニーやアルビスなどが日本語で歌を歌ったらどうでしょう?
違和感を感じるはずです。
ライブなどで1曲日本語で歌ったりすればファンは喜ぶでしょうが、
日本語でデビューするとなるとイメージが違うはずです。

韓国では先日、浜崎あゆみがライブを行いました。
韓国語で曲を歌ったようですが、
もちろん1曲程度です。
もし、浜崎あゆみが全曲韓国語で歌ってCDを出したらどうでしょう?

韓国で1番人気の女性シンガーであるイ・スヨンも日本デビューしました。
イ・スヨンが?!と思いましたが、
本当に日本デビューしました。
しかし、結果は散々。
日本語で歌ったのが原因か?
それともPRが足りなかったのか?
真相は分かりません。
ただ、ペ・ヨンジュンが出演したドラマで
イ・スヨンの曲が使われたため、
イ・スヨンのCDが一時期話題になり売れました。
が、ヒットには程遠い感じです。

それなら、なぜBOAの曲は売れたのか?
韓国でアルバムを1枚だけ発売し、
日本で日本語を勉強してデビューしました。
シングル3曲目くらいから売れ出し、
いつの間にかトップスターとなりました。
日本の小学生でBOAのようなアーティストになりたいと
思っている子はたくさんいます。
BOAはアーティストだけではなく、
憧れの存在にもなっているのです。
歌って踊れるという基本的な部分もあるのでしょうが、
エイベックスという会社の戦略的な売り出し方も大きいでしょう。
BOAは日本デビューまでにかなりの時間を要しています。
そのためか、やっつけで覚えた日本語でデビューすることなく
本格的にデビューしました。
しかも、その戦略の奥には日本だけでなくアジア、世界があります。
そのため、デビュー前から英語もできるよう教育されているのです。
韓国、日本とヒットしているため、
アジアの他国でもヒットしています。
その先は世界。
BOAのレベルは違いました。

ただ、韓国から来日しているアーティストはアジアの他国では人気があります。
ピは日本以外のアジアではヒットしているのではないでしょうか?
しかも、ドラマにも出演しているため、
日本で韓流ブームをバックに一番ヒットできるアーティストではないかと思います。
ピが日本で成功するかどうかが
「韓国=高齢女性」のイメージを変えられるかどうかのキーになるのではないでしょうか?

韓流ブームはいつまで続くか?その3

2004年12月23日 06時03分31秒 | 芸能・文化
韓流ブームでポイントの一つになるのが俳優です。
ペ・ヨンジュンを筆頭にイ・ビョンホン、チェ・ジウ、パク・ヨンハなど
1年間で多くの人が韓国人俳優の名前を覚えたことでしょう。
来日のたびに多くのファンが空港に押しかけ、
ファンミーティングでは入りきれないほどのファンが集まりました。
ファンミーティング自体は韓国でも定番のイベントなので、
日本では異常な感じに見えますが、
韓国ではファンクラブの人たちと一緒にスポーツ大会をしたりすることも普通です。

文化の違いがあるためか、
韓国の俳優が来日するたびにファンが押し寄せているため、
韓流ブームに興味のない人は外貨稼ぎか?なんて皮肉ることもしばしば。
しかし、俳優さんにとっては来日時の大騒ぎはある意味迷惑かもしれません。
韓国は上下関係の厳しい世界です。
そんな中で、特定の俳優さんが日本でクローズアップして人気があると
もちろん気に入りません。
ソル・ギョングも某インタビューでこの現状に苦言を呈してました。
しかも、ファンの多くは女性であるため女優さんはあまり注目されていないのが現状です。
チェ・ジウ、チョン・ジヒョン以外を知っている人はどれくらいいるでしょう?

また、最近の日本のマスコミでよく言われることが
「ペ・ヨンジュンは韓国ではそれほど人気がない」という言葉。
このような言葉を最近よく聞きます。
ペ・ヨンジュンは韓国で「人気がない」ではなく、「最近作品に出ていないから話題になっていない」
が正しい表現ではないでしょうか?
イ・ビョンホンは2003年に「オールイン」で大ヒットし、ソン・ヘギョとの交際、破局などで
大きく話題になりました。
が、ペ・ヨンジュンは2002年の「冬のソナタ」以来、
ドラマや映画には登場していません。
2004年に久しぶりに「スキャンダル」に出演しましたが、
この時すでに日本では話題の最中だっただけに
韓国の人の見方も微妙な感じです。
これらを見ると、日本で話題になりすぎているから逆に
韓国では人気がないと表現されるのではないでしょうか?

では俳優さんが来日時にファンがたくさん集まれば韓流ブームなのか?
ここが微妙です。
2005年も多くの韓国人俳優は来日するでしょう。
ペ・ヨンジュンも「外出」という映画を撮影しています。
イ・ビョンホンも「甘い生活」という映画を日韓同時上映する予定。
有名俳優は来日し続けるでしょう。
今後、デカプリオやベッカムが来日すれば多くのファンは集まると思います。
が、数千人も集まるかどうかは疑問です。
仮に集まったとしても、それはブームの一つとなるでしょうか?
疑問です。
しかも、韓国人俳優と比較されることでしょう。
多くの俳優さんが来日し、ファンが空港に集まる。
ファンがどの程度集まったかで韓流ブームが終わったかどうかを判断するには難しいです。

韓流ブームはいつまで続くか?その2

2004年12月23日 05時38分05秒 | 芸能・文化
韓流ブーム、一体どこが儲かったか?
もちろん、NHK。
ハングル講座のテキストは売れ、
「冬のソナタ」のDVD-BOXは大ヒット(数十万セット)。
NHKの発売しているTVガイド「ステラ」も大ヒットです。
他にもガイド本など公式的なものだけでも
かなりの額です。

次はというと韓国でしょうか?
放送局は韓国ドラマの放映権だけで1年間だけで数倍上がりました。
映画の放映権も同様。
観光産業も大ヒット。
ホテルの稼働率は大幅アップ。
飛行機の搭乗率も同様。
国内外の旅行社も好調でした。

国内メディアも影響がありました。
スカパーは韓国ドラマを見たくて契約者が大幅アップしています。
TSUTAYAも韓国ドラマを見たくて会員増加数が30%以上増えました。
上記2件の特徴は今まで各社が期待できなかった高齢女性の契約です。
女性週刊誌や雑誌も特集を組んでいるため売り上げがアップしました。

2004年12月の段階で日本と韓国を合わせただけで3000億円とも言われています。
これだけのお金が動きました。

しかし、これらの予想とは反して思ったほど売り上げが期待できなかったところもあります。
テレビ局と映画配給会社。
韓国ドラマを各テレビ局は競って買いあさりました。
しかし、視聴率の点から見ると
1.「冬のソナタ」20%
2.「美しき日々」最終的に15%くらい?
3.「天国の階段」最終的に15%くらい?
でしょうか?
ローカル局で放送した分、反響はあったのでしょうが、
高視聴率とまではいきませんでした。
日本テレビも「ドラマチック韓流」という名目で半年間朝から放送することを決めたのですが、
視聴率はどれもいまいち。
放送時間が朝であるため、あまり期待できないとは予想できたのでしょうが、
ここまでひどいとは思わなかったことでしょう。
それと比べフジテレビは「天国の階段」がプチヒットしています。
クォン・サンウの来日で成田空港に3000人集まった時点で「もらった!」と思ったはず。
各社、第2の「冬ソナ」を探していただけに
フジテレビが一歩リードした感じです。
しかし、各社頑張った割には大ヒットとはいきませんでした。

また、映画に関しては「ブラザーフッド」や「シルミド」、「スキャンダル」など
夏場に話題作が続々登場しました。
しかし結果は散々。
年間観客動員数のトップ30に入った作品はありません。
「僕の彼女を紹介します」が入れるかどうか微妙ですが、
年末年始の話題作がある時期にどれだけ上位に組み込めるかがポイントでしょう。
東京国際映画祭で一番の話題をさらった「誰にでも秘密がある」は
4週目から下位に位置し、
あまり話題にならなかった「ターミナル」は健闘しています。
結局、1999年上映されたシュリを越える作品は現れませんでした。
ただ、この1年間で韓国映画の上映数は去年の2倍となり、
意味はあったかと思われます。
その反面、放映権は大幅に上がりました。。。

テレビを通して「韓流ブーム」が一番感じが伝わりやすいのですが、
各テレビ局とも来年からは微妙な対応となりそうです。
(盛り上がったのはワイドショーだけだったのか?)

韓流ブームはいつまで続くか?その1

2004年12月23日 05時02分14秒 | 芸能・文化
いまさらながら誰もが疑問に思っていることを勝手に検証したいと思います。
いろいろな人から聞かれるのですが、
多くの人は2004年だけで2005年には終わると予想しているでしょう。
そもそも、韓流ブームとは一体何?定義は?
ここが一番難しい。
韓流ブームは一体何でしょう?


この言葉はアジアの他国では昔から使われていた言葉で、
ようやく日本で使われるようになりました。
もちろん、きっかけは「冬のソナタ」。
2004年12月の時点で「冬のソナタ」はNHKで4回放送されています。
この時点で異常。
もしかすると5回目があるのではないかという気がします。
理由は第4回目(2004年12月~)に放送したノーカット字幕版。
これは多くの人が待ち望んだものです。
通常の「冬のソナタ」は吹き替えカット版です。
市販されているDVD-BOXやNHK総合で放送されたものは吹き替えカット版。
第4回目で初めてノーカット字幕版が放送されたのですが、
これはNHK衛星第2でした。
BSの映らない人は見ることができません。
DVDを買ったりレンタルしても見られません。
するとどうなるでしょう?
見れなかった人は見たいと思うのが自然です。
第2回目の放送があった時期(2003年12月)の段階で
すでにDVD-BOXは発売されていました。
にも関わらずNHKは第2回目の放送をしました。
さらにNHKには要望があったため第3回目の放送をNHK総合で放送しました。
しかし、これは吹き替え版カット版です。

この時点でNHKは先を考えていたことでしょう。
切り札のノーカット字幕版が残っていると。
そこでNHKは一番要望の多いノーカット字幕版をわざわざ衛星第2で放送したわけです。
衛星の受信料契約が増えるのではないかという計算もあるはずです。
NHKは不祥事の連発で視聴者のニーズに応える最大の方法が残っていました。
そう、「冬のソナタ」ノーカット字幕版のNHK総合で放送することです。

衛星第2で見れなかった多くの人は今後、再放送をしろと要求するでしょう。
その期待に応えるべくNHKはNHK総合でノーカット字幕版を放送します。
しかもしかも、さらなる切り札「冬のソナタ」ノーカット字幕版DVD-BOXの発売もあるかもしれません。
NHKにとっては2つの切り札があるんです。

これをいつ実現するか?
NHKも韓流ブームがいつ終わるのかが探っているため、
あまり時期を遅らすとマスコミに取り上げられなくなり、
話題性が乏しくなるため判断が難しいところです。
しかも、放送権の持つKBSがかなり癖があるため、
これらがすんなりいくかどうかの駆け引きもあります。
韓流ブームの仕掛け人であったNHKの動きが一つのポイントとなりそうです。