相模の国から

4年ぶりに転地先から戻ってきました。
以前は気づかなかったこの地の自然に目を向けていきたいと思っています。

ポントカサルテの水道橋とウェッジウツドセンター

2011-07-26 | 日記
続いて今回は、世界遺産の『 ポントカサルテの水道橋と運河観光 』  へと出発です。
ツアーの皆さまは昨日のことを心配してくださりながらも戻れたことを喜んでくださったり、昨日の観光地の素晴らしさを話してくださったりと、徐々に顔なじみの親しさに包まれていきました。


≪ ポントカサルテの水道橋 ≫


ポントカサルテ水道橋は、ウェールズ地方に流れるディー川渓谷に架かる運河橋。
 
この水路橋は、長さ313m、幅13.7mの規模のイギリスで最も長く高い水道橋。
 
1805年に完成したこの水道橋は、トーマス・テルフォードによって架けられ、2009年に世界遺産に登録されている。







橋の半分は通路、半分は水路になっていて、船が横を通って行くのでした。




その船に乗ろうと乗船を待つ人たち。





名前不明の水鳥
マガモのような、でもこの胸の白さは何?



「ナローボート」


毎年延べ10,000艘以上の船(ナローボート)が行き交い、25,000人の歩行者が渡るとか。

ナローボートは幅が狭く、細い水路を時速10キロで自在に航行できるとか。
イギリスではこのような水路が全土に張り巡らされており、船の運航についても特別な免許は不要で数時間の講習を受けるだけで良いとのこと。
すてきなバカンスの過ごし方だ。
もちろん、ナローボートの内部はきちんとした寝室やリビングルーム、キッチン、浴室、トイレ等が装備されている。

       



ボートが近づいてくるので、必死に逃げるカルガモのヒナたち。
この時には親の姿が見えず、心配しましたが、最初の船着き場あたりで親と一緒のところを見ることができ皆で胸をなでおろしたものでした。





橋の上から広がる景色。緑が美しい。





最後にもう一度、反対側から。




ストーク・オン・トレント ≫ へ向かう車窓より


リーズに向かう時もそうだったけれど、田園には放牧された牛、馬、羊などののどかな光景が続く。




≪ ウェッジウッドビジターセンター ≫


ジョサイア・ウェッジウッドの像。
日本人は一番のお客のようでした。
陶器に興味がある人にとっては、有頂天になってしまうくらいの豊富な品ぞろえ。



       






お馴染の水色の地に白の模様。
値段はちょっとお高めだけど、日本で買うよりはずーっとお得。
私は、写真をはめ込む(もちろんお気に入りのトリさんの写真)フレームとお土産用のマグカップを二個購入しました。


≪ 昼食はアフタヌーンティー ≫
       

典型的なオールドイングリッシュスタイルのアフタヌーンティーでサンドイッチとスコーン。
これだけでもお腹いっぱいになるのでした。
紅茶はやはり本場。苦味がなくとてもおいしい。




そして、イギリスと言えばシェークスピア。
次回は、「 シェークスピア 」の生家と妻「 アン・ハサウェイ 」 の家へと向かいます。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ふぅ~ん・・・ (京も自由人)
2011-07-26 20:00:00
どうも知らない事ばかりで・・・

欧米系は苦手なもんで

その分、台湾・韓国・中国・タイ・シンガポールには
仕事や仕事の遊びで何度も行かせて貰った。

なぁ~んか肌が合うんよ!
一時は中国語も独学で・・・やりかけたんよ
で、台湾で喋ったらちゃんと会社まで行けたっ! ほっ!
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いいですね~! (どさんこ)
2011-07-26 23:00:33
ウエッジウッド好きです~
是非行ってみたいですね・・・
でも無理ですけど・・・
紅茶もとっても美味しそう~

でもポテトばかりなのはやはり
飽きてしまいますね・・・
日本のお寿司とかラーメンが恋しかったでしょう

どうやら息子さんに会ったのは
1日だけだったのですね~

それにしても単独行動の1日が無事で本当に良かったですね
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≪ 京も自由人様 ≫ (korekore)
2011-07-27 12:06:32
私もイギリスは初めてのことで、見るもの聞くもの珍しいものばかり。
イギリスに対しても、斜陽の国としか認識はなかったのですが、
伝統と歴史を今に伝えると言うか、花々に満ちた落ち着いたきれいな国でした。

へぇ~、中国語をものにされたのですか 
少しでも現地の言葉でしゃべれるのは双方の気持ちを接近できるのに一番ですね。
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≪どさんこさん≫ (korekore)
2011-07-27 12:16:46
旅行は無理じゃないかもよ。
ご主人様が退職なされたら、二人で計画されてみてはいかがですか?
そして、大好きなウェッジ・ウッドでお気に入りのカップを二人分そろえるなんて、
素敵な夢が広がりますね。
食事は朝はほとんどバイキングだったので、パン、果物、ウィンナー、豆類、卵類など
豊富な種類でした。ただし、これらがホテルが違っても毎日続くのでした。
ランチでフィッシュ&チップスは何度も出ましたね。
時々ジャガイモはたっぷり残してしまいました。
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こんばんは。 (kogamo)
2011-07-27 23:41:06
単独行動の日も無事に終わり、翌日も順調に観光に参加されてよかったですね。
水路橋…運河への通路なんですか。
水路ぎりぎりに船が通って、運航するにも技術が要りそうですね。
キッチン、トイレ…付で総完備され、数時間の講習で運航が出来るなんて、さすがイギリス、スケールの大きさに感心させられました。
お揃いのマグカップをお買いになられて、いいですね。
コーヒーを飲むたび、ご旅行の楽しかったことが思い出されますね。
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≪kogamoさん≫ (korekore)
2011-07-28 01:23:43
水道橋は、水路橋ともいい、ディー川の渓谷にある英国最大の運河橋だそうです。
その水道橋の上の半分を流れる運河をランゴレン運河といって、渓谷をまたいで運河が通っているということになるのですね。
そして、その運河をナローボートで航行しているということで、その昔、その内陸部と海辺とを
つないでいろんな物資を運ぶ役目を果た巣とともに、人の移動手段にもなり、
産業革命時代に大いに貢献していたようです。

マグカップは、残念ながら私たちのものではなく、孫用へのお土産でした。
私たちは金沢にいるとき能登半島の一番上の珠洲に行った時に購入した『珠洲焼』のカップが
お気に入りです。
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体調はいかがですか? (桔梗)
2011-07-28 10:33:43
少々蒸し暑いですが、ここ何日、涼しくて助かっています。本当に良かったですよ。あの猛暑うお帰りでしたらと思っただけで、ぞっとします。
ビアトリックス・ポターの処には行けなかったのですね。ヒースが一面に咲いていてとても綺麗な所だと、友人から聞きました。また次回のお楽しみに取っておきましょうね。
お孫さんにウエッジウットノマグカップ、そうですよね~
ちょっと贅沢ですけれど、ばばバカと申しましょうかそんなものですよね。私も日本で買うより安いので、孫にピーターラビットのお揃いの食器を買ってしまいましたものね。娘が小学生の時、マグカップだけは買ってやりましたけれど。

コクマルカラスですが、幼鳥かどうかは分かりませんが、(オージーはなんて呼んでいるのか解りませんが、きっとバードでしょう)同じスタイルの鳥を向こうでたくさん見ました。頭の黒いのと、きれいなプルッシャンブルーのと2
種類いましたよ。オスとメスかしらね。

次回はシエクスピア、楽しみにしています。お元気でね。
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ウエッジウッドセンター ()
2011-07-28 15:05:47
行かれたのですね。
陶磁器が好きで世界の名窯の物を集めてましたが、阪神淡路大震災を機に物欲は失せました。
ウエッジウッドのティーセットだけは大事にしています。
もうティーパーティーをする事も無いでしょうけど・・・。
湖水地方で可愛いホテルに泊まりました。ワーズワースの生家も訪れましたよ。
車窓からの放牧風景、毎日こんな風景を眺めてました。懐かしいです~!
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≪ 桔梗様 ≫ (korekore)
2011-07-28 21:50:16
ビアトリクス・ポタ―は、息子もそれは残念なことをしたと言ってました。
あくる日にツアーのメンバーからも、素敵なところだったと聞き、それでもその日しか
息子の都合がつかなかったので仕方ないことでした。
コクマルガラスの成鳥としては、淡色型と暗色型とがあるようです。
淡色型だと、胸が白くて飛翔した時に白と黒とのコントラストの鮮やかさをみることができるそうですよ。
オーストラリアのプルッシャンブルー色のそれはなんとも私には言えませんね。
今日遊びに来てくれた孫たちも、マグカップ喜んでくれてよかったです。
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≪ 紅さん ≫ (korekore)
2011-07-28 21:54:54
イギリスは、ロンドン市内から離れたところに心惹かれる場所が多いですね。
陶器類は一時流行めいたものがありましたね。
私も、最近年齢とともに物欲が減少していき、できるだけ物は貯め込まないようにと
思いながら生活しています。
ただし、トリさんに対してだけは欲を捨てることはできません。
ますますライファーを増やしていきたいことです。
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