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ソウルツアーのブログ

韓国の文化や風習、スポットなど、様々な話題をテーマに魅力溢れる韓国を随時お伝えしていきます。乞うご期待ください。

江原道江陵市の史跡・鳥竹軒

2012-03-02 13:06:00 | 日記
みなさんこんにちは

昨日の3月1日は、日本統治時代の韓国の独立運動を記念する日として、 韓国は祝日でした。
そして3月から学校が新年度を迎える韓国では、今日から新学期がスタートする学生さんたちも多いです

今回は、鳥竹軒(오죽헌/オジュッコン)をご紹介します。
韓国江原道(강원도/カンウォンド)江陵市(강릉시/カンヌンシ)に位置しています。



鳥竹軒は、申師任堂(シンサイムダン)と栗谷李珥(ユルゴッイイ)の実家です。
「民族の母親、民族の師匠の生まれた聖地」ともいわれています。

申師任堂は、朝鮮時代中期の女流書画家です。
詩、書道、絵画、刺繍などで大変評価されたことや、親孝行であったことから、良妻賢母の見本であるとされています。



そして栗谷李珥は、申師任堂の息子で朝鮮時代の儒学者です。
朝鮮王朝にも仕え、偉大な学者兼政治家といわれています。



申師任堂は、韓国の5万ウォン札に肖像画が用いられ、栗谷李珥は5千ウォン札に肖像画が用いられています

こちらの文成祠は、栗谷李珥が祀られた祠堂で、影像が飾らています。



こちらが鳥竹軒の建物です。
朝鮮時代初期に建てられた建物です。
周辺にカラスのような黒竹が多くあったため、鳥竹軒と名付けられました。

別棟として建てられ、朝鮮時代の建築様式を見せる貴重な資料として、宝物第165号に指定されています。
この鳥竹軒の夢龍室は、申師任堂が夢の中で黒く輝く龍を見て、栗谷李珥を生んだという話から名付けられています。



こちらは主に男性の住まいとなった外棟と母屋です。
美しい伝統家屋の様式を見ることができます。



鳥竹軒は、韓国の偉大な人物が誕生したところとして、韓国の子供たちや学生たちも多く訪れています

韓国旅行へお越しの際は、地方の名所もお訪ねください




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