2017/02/23 鈴木良雄トリオ 横浜BarBarBar

本日は横浜の関内駅から5分程度、家路を急ぐサラリーマンやOLに逆走し海側に向った繁華街の二階にたたずむ木目の床のアンティークな老舗ライブハウスのBarBarBarにお邪魔しています、一階はバーとして営業のようです、先客は7〜8名程度、このお店はテーブル席がメインでステージから遠いカウンターはやめて４人用のテーブルに一人でドカンと専用 お客様がまばらなのでゆったりできます、本日のメンバーはbs:鈴木良雄、pf:野力奏一、ds:奥平真吾の面々さてどの様な演奏が繰り広げられるのか・・・ 豪華なメンバーで実に楽しみです、このメンバーでは二回目の非常に珍しいトリオのようです、たしかにベーストークとかでチンさんと野力さんはやられてますが奥平真吾さんとのトリオはあまり聞きませんね、スタートはチンさんオリジナルのゲームボーイ 短いテーマからいきなりピアノのアドリブでベースへと続きます、ピアノのバッキング、ドラムのサポートがキラリッ！二曲目はアントニオカルロスジョビンの名曲ダブルレインボー宮本貴奈さんのアルバムと同じ？ピアノフューチャーで 次はフランクシナトラの名曲？ ファットカインドオブユーと聞こえました きれいなピアノからスタートです、次の曲はジェロームカーンの名作ザウェイユールックトゥナイトかろやかなアップテンポでバスドラが効いたドラムソロ 奥平さんのドラムは特筆ものなんだろー常に力強く目一杯たたくドラマーも多いなか、この方は音の強弱を際立たせた繊細なドラミング うめぇ 三人のかけあいが実にスリリングでこれぞ生ライブです、次は とりあえずでみごとなアレンジのアローンツーゲザーだそうです(^_^;) これも野力さんのアレンジですかねベースがGOODなんてもんじゃありません！チンさんのオリジナルでカヌー野力さんのアレンジで4/4→6/8へ変更 アレンジはすべて野力さんにお任せのようです、カナダのユーコン川のながれの雰囲気をイメージしたそうで非常に難しそうな曲名です。次もオリジナルでモネ チンさんなオリジナルはあまりジャズっぽくありませんアルコだったりすると独自の芸術ですね次は野力さんの曲で吾妻橋の浅草のだそうです、あれぇ野力さん京都だよな・・ どこかなつかしいような曲です、ピアノの早いピッチのアドリブが秀逸です。
セカンドセットは野力さんとのデュオからスタート ナットキングコールので勇名なモナリサ チンさんの弓が唸ります見事！美メロの野力さんも納得の演奏、レイブラウンの曲聞かせる低音がいかにもJAZZといった趣の味わいのある京都でしたチンさんのオリジナル 軽快なリズムから全編きれいなピアノメインで、次はお客様の登場オーストラリアツアーで一緒だったオクダ ユータローさんエレキギターの甘い音色がお店に響きます、ネイティブランゲージは英語の24歳だそうです、奥平真吾さんはもっともっと早熟でしたね、サウンドオブミュージックはビートが効いていて楽しいです、次の曲はピアノトリオにピッタリの曲いぶし銀のベースがキラリッと光ります、キースジャレットの曲このメロディーライン聞いたことがあります野力さんなピアノが最高でした。

いゃーそれにしても釣りバカ日誌のスーさんそっくりだと思ったのは私だけですかね・・・

2017/02/09 川嶋哲郎カルテット 横浜DOLPY

本日は横浜のJAZZスポットDOLPHYにお邪魔しています、このお店は19時30分のスタート、20時スタートのお店が多いので要注意てをすね、あいにくのみぞれまじりの冷たい雨模様です、本日は川嶋哲郎(ts)のレギュラーカルテット熱いテナーが聴けそうです、メンバーが非常素晴らしいです、田窪寛之(p)安田幸司(b)長谷川ガク(ds)のお三方、このトリオだけでもピアノトリオ好きにはたまりませんです、Soul Suiteというアルバムの録音メンバーのようです、７年ぐらいのレギュラーカルテット　オリジナル中心のようです。
7時15分にお店に到着するとすでに8人ほどの先客、テーブルには予約席の表示もあり人気のカルテットですね、いつもテキパキとさばいていたアルバイトとのお兄さんが今夜は見えません どうしたのかな？
７時30分から2〜3分過ぎたなと思ったらサクッと開演です！グズグズしてなくて潔くて好感が持てます。
スタートからいきなりフリージャズのようなテナーのアドリブからです、ピアノは淡々とした大人のアドリブから徐々に熱を帯びていきます、ガクさんのドラムもヒートしてます、一曲目から全開です、二曲目はしっかりとしたテーマから安田さんフューチャーのようです、ベースがよく歌ってます、田窪さんの細く長い指で高速アドリブです こりゃたまりません こんなピアノを聴きたかったです。
以前jazz isで田窪さんを聴かせてもらった時も非常に良かったのですが本日の方が凄みがましているような この方のHPを私のお気に入りに・・・
曲の終わりの方ではコルトレーンのマイフェイバリットシングスを彷彿させるような演奏 マッコイタイナー？？
ほぼ川嶋さんのオリジナルの最新アルバムSoulSuiteからの選曲かと思ったら一曲目はその前のアルバムかなラメンテーション二曲目はオン ジャスティー、三曲目のベガは素敵なピアノとブラシから始まりますコロコロとしたピアノの響き気持の良いアドリブの連続です。
四曲目はスモークオブピース 奇麗なバラードです途中から上着を脱いだ安田さんのベースの音色が心地よく ウットリでした、いきなりスタートした五曲目はピアノの物凄く細かな指使いでのアドリブ凄いポテンシャルを秘めているようです、ドラムと哲郎さんのかけあいが迫力満点、ドラムソロでも炎のように燃え上がってました。
セカンドセットはマイソウルから伸びやかなテナーから田窪さんのアドリブになると燃えてきます、次の曲は七拍子 ドラムの強烈なソロからバスドラが効いてます、テナーのアドリブが熱く炸裂しています、四曲続けての演奏 表情は冷静ですが奏でられるピアノの熱いことこのギャップがたまりません、エネルギッシュなドラム、絶妙なベース、ガツンとくるテナー

これぞみごとな上質なジャズでした！