極私的日々

日々のアレコレを思うままに。

ブラジル映画「セントラル・ステーション」

2013-08-04 22:29:27 | 日記
ただいま長い夏休み中。
あれしよう、これしようと張り切っていたのだけど、
時間があるとかえって怠けてしまうことが判明。
ただただ時間が過ぎていく(汗)。
だけど怠けられるって幸せだ。

しようと思っていたことの一つに
映画を一杯みるというのがある。
(このこと自体、怠けてるといえるか?)

今日は前からみたかったブラジル映画「セントラル・ステーション」をみた。
リオの駅で代筆屋をする元教師のオバサンが、
母を亡くした9歳の少年の父親探しの旅を助けるというお話。

このオバサンがかなりイヤな女である。
代筆した手紙を投函せずに平気で破り捨てたりする。
だけど単純にイヤな女というだけではない。

少年は小憎たらしいところもあるけど、
愛らしくて愛らしくて愛らしくて。。

この映画に出る前は、駅で靴磨きをしていたというこの少年は
1500人もの中からオーディションで選ばれたそう。

二人の間に次第に芽生えてくる友情だとか、信頼だとかもよいけれど、
映像もとてもいい。
ブラジル(リオ)の人たちってこんな感じなんだー
というのも伝わってくる。

監督は、ウォルター・サレス。
「モーターサイクルダイアリーズ」の監督でもある。
ケルアックのオンザロードを映画化した作品も、
これから日本で公開される。なんだかとても期待できそう。

「セントラルステーション」機会があったらぜひみてください。
レンタルショップでは見つけられなくて、某大学図書館で視聴しました。
すばらしい作品! 今夏の収穫。



再開なるか?

2013-07-02 22:43:18 | 日記
ちょう久々更新。

書かなくなったそもそものきっかけは
あることで怒りMAX状態になったため。

そんな心理状態では
きっとロクなことかかないだろうと
断筆(って大げさ。作家でもあるまいし)

さらに…

再開しようと思った矢先
とある知人のネット上の書き込みをせっせと読んでは
あんまりよくない噂話(=悪口)のネタにしている別の知人を発見。
なんだか非常にウンザリしたので再開延期。

久しぶりの更新にあたってネガティブな発言はあまりしたくないけれど、
つまんないウワサ話のネタにするなら読まないでね、とお願いします。
これを言わないと再開できそうもない。

なんだか感じ悪い再スタートになったけど
いまは基本ハッピーな気分なのです。
だけど前のようにマメマメ更新できるかはナゾ。


大・忘年クリスマス・イブ・イブ・イブ

2012-12-12 21:49:23 | 日記

「大・忘年クリスマス・イブ・イブ・イブ」を南2条西5丁目のクスクスでしますよ。
12月22日(土)19:30から。

クスクスは、とても美味しくて、居心地の良いお店です。
トモダチを連れて行くと大体みんなリピーターになっちゃう。

美味しいものを食べたり、飲んだりしながら、楽しいことを企んだり、
ダラダラしたり、ぐちったり、笑ったりしましょう。

みんな誘っちゃう! 

だけど、クスクスに人数の連絡をするから、予定がたつひとは、今週末くらいまでに知らせてね。

ちなみにいまのところ参加予定者2名。目標クスクス占拠。


キューバの日2012~チコとリタ&バスを待ちながら

2012-08-26 12:20:47 | 日記
ブログの更新を怠けているので、案内が遅れてしまいましたが、
恒例となった「キューバ映画上映会」は今年も9月8日(土)に開催します。

今年の上映作品はウソ、偽りなく、ハッタリではなく、多くの人に喜んでもらえそうな作品です。万人受けするからといって決して、軽いとか、薄いとか、そういうことではなくて、イイのです。

1)バスを待ちながら

10年前に札幌で公開されたのだけど、日本語ではDVDにもなっていなくて、いまでは日本語でみる機会をつくるのは相当に困難(おカネがかかりました…)。そんななか、なぜ上映をすることにしたのかというと、いい作品だから。そしてみたいから。

ソ連崩壊以降の経済的にかなり困難だったころのキューバを舞台に、田舎町のバスターミナルでバスを待ちづける人たちの交流を軸に、キューバの社会背景や、キューバ人たちの強かさ、ユーモア、希望などが描かれた作品です。キューバの逞しさや、ステキなところが凝縮した感じの映画です。前にみたことがある人も、たぶん詳細は忘れているだろうから、ぜひみて欲しいです。感想など一緒に話してみたいなあ。



2)チコとリタ
1940年~50年代のハバナとニューヨークを舞台に、2人のキューバ人ミュージシャンの希望や愛、葛藤などを描いた音楽アニメーション。音楽好きにはたまらないと思うのだけど、私はこのアニメのグラフィックにはまってしまいました。ハビエル・マリスカル氏が担当しているのだけどすばらしいです。ちっこい画面でしかまだ見ていないので、当日劇場で大画面でみるのがたまらなく楽しみ。



ちなみにこの映画の監督の一人は、フェルナンド・トルエバ氏。「ベル・エポック」などでゴヤ賞やアカデミー賞を受賞してる有名監督です。勉強のつもりで「ベル・エポック」をみたけど、性や家族、軍隊、教会への風刺があちこちにちりばめられていて、すごく面白い。まだ少女のようなペネロペが新鮮です(演技がヘタだけど。いまも上手くはないね)。

「キューバの日」ぜひいらしてください!

■開催日  9月8日(CUBAの日)

■会 場  札幌プラザ2・5(旧札幌東宝プラザ)
      札幌市中央区南2条西5丁目/狸小路5丁目

■時 間  13:00  開場
      14:00~ バスを待ちながら
      16:10~ チコとリタ
      18:10~ バスを待ちながら
      20:20~ チコとリタ

■チケット(2本セット/ペアチケットではありません) 
      前売1,500円 / 当日1,800円

※くわしくは、キューバ映画祭inサッポロ実行委員会へ(090-2054-0747)

里帰りとか

2012-08-19 21:49:18 | 日記
ブログの更新が久々なので、
パスワードを思い出すのにえらい時間がかかってしまいました。
いつか忘れそう。。。

個展のご案内をいただいたので、今日は生まれ故郷の江別まで足を伸ばしてきました。残念ながら会場の「ども」さんは臨時休業でしたが、お留守番の方にとても親切にしていただきました。
このところいつでもどこでも持ち歩いているCUBAの上映会のポスター&チラシも預かってくれました。感謝!

「ども」さんのカフェでのんびりと、と思っていたのだけれど予定を変更し、周辺を1時間ほどなつかしい気持ちでゆっくり散歩しました。

レンガづくりの小学校は昔のままの姿でした。草だらけのグラウンドを横切っていると、運動会の光景や、できなくて辛かった逆上がりの練習、スキーの授業のことなど、たくさんの思い出が蘇ってきました。

30年ほど前と同じ表札がかかったままの同級生の家、やっぱり同級生宅の仏具屋さんにレストラン、大きなお寺は隣のクラスの子の家でした。友達と打ち明けばなしをしあった公園や、私が生まれた病院も残っていました。

でも、喫茶店やスポーツ用品店などが立ち並んでいたアーケード街はどこを探してもみつからないし、よく行った文房具屋さんは廃墟のようになっているし、駄菓子とタバコの商店は更地に変わっていました。お店が少なくなって、人通りも少ないまちは、道路ばかりが広くなったような印象でした。
また、大きな公民館ができていたり、教会がとっても立派になっていたのにもびっくりしました。

それにしても、離れてしまった生まれ故郷に対する気持ちというのは、かなり身勝手なもので、さびれていても切ないし、めまぐるしく発展していくのも寂しいものです。