10月初めに、兄弟会で天童に行ったので、山寺と蔵王に行く予定だったが、台風のために中止した。
再度、10/25-27でチャレンジし、4回目の山寺は素晴らしい天気で大いに満足した。
松尾芭蕉の「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」の石碑などを見るが、千数百年前にいろいろな建造物を
良く作ったものだと感心する。
しかし奥之院までに1100余段を登り始めたが、体力不足をまざまざと感じさせられた。こんなはずでは
なかったと・・年には逆らえないと。その日は、新庄の義弟宅に一泊し、翌日は山形から蔵王温泉に向かった。
蔵王は標高も高いので色づきも良く、紅葉の真っ盛りだ。
ロープウエーで頂上駅を目指すが、途中までは素晴らしい景色で、外国人観光客も歓声を上げている。
高度が上がるにつれ葉が落ちた状態になり、更に濃霧が一面にただよい遠景は見られなくなる。
しかし頂上駅に着いた頃は、キリも晴れるが強風で寒い。
更に名物の樹氷の台座になる「アオモリトドマツ」が広範囲に無残に枯れていた。ヒメハマキという虫が
付いて食い荒らすと言うが、対策は無いらしい。 恐らく全山が枯れてしまうだろうとのこと・・
地元や山形県も観光資源が消滅してしまうことから、戦々恐々といったところだろう。
頂上からは、遠景も良く見えで、鳥海・月山・朝日・飯豊などの山々が望めて満足した。
小雨も降って来て寒いので、下山し、蔵王温泉に一泊の予定をキャンセルし帰途に就いた。
今回は、山形の二大観光地を見ることが出来たので大満足の旅だった。