あっとたんとゆかいな仲間たち

5人家族+3ワン+うさぎさん+2にゃんこのあっとたん家の出来事などゆっくりのんびり綴っていきます。

死にかけてた猫

2016年02月23日 12時47分05秒 | 日記
去年の11月。

大きなお店で買い物を終えて駐車場に向かう時、出口を間違えて車を止めたとこと違うところに出てしまった。

何番にとめたっけ~って車を探してたら変な音が聞こえた。

あまり聞いたことのない音でおもちゃかな?って思った。

音のするところに人がいて「何の音ですか」って聞いたらそれは音じゃなくて声だった。

茂みの中に大きな猫が横たわっていて必死に鳴いていたのだ。

動けない様子でこっちを見ていた。

誰かに見つけてほしくて必死に鳴いていたんだろう。それにしても変わった声。

見ていた人は「かわいそうだけどしかたないよね」っていなくなってしまった。

私もその場を立ち去った。

わんこが3頭、にゃんこが9匹。

もぉこれ以上は無理。

私だって自分の限界はわかっているからね。

車を見つけてエンジンをかけた。さぁ帰ろう。

でも出口には向かえなかったんだ。

こんな寒い冬の日、もぉあの子は死ぬんだろうからせめて温かい場所で。そぉ思って車を止めてその子を抱き抱えた。

大きい猫なのにあまりの軽さに驚いた。

「見捨てようとしてごめんね」車に乗せて病院に行った。

大きな体なのに体重は1キロ台。

骨と皮しかない状態。あちこちの骨が浮き出ている。

皮膚は引っ張ると戻らないほど脱水症状を起こしてた。

ひきつけを起こしてるし眼球も激しく揺れてる。

「この子はもぉもたないだろうね。世話をする人もいないだろうから」と安楽死をすすめられた。

さっき会ったばかりの猫の最期を決めるなんてできないよ。

パパさんに電話したら病院に来てくれて「もぉ長くないだろうし世話をしてあげたら」と言ってくれたのでしばらく
入院して自力でごはんが食べれるようになったら退院すると言う事になった。

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入院して数日後、病院から電話があった。

あの子が急変したという内容だった。

病院に行くと院長先生が「頑張ったんだけどね。無理かもね」って。

ご飯もまったく食べれないし点滴だけだしどんどん弱っていく。

「今晩が山かな」と。

だけど数日たってもその子は生きていた。かろうじて。

でもその姿を見るのが辛くて。

あの時安楽死を選べばよかったって思った。

こんな辛そうなのに・・・。

次に会いに行った時にも同じ状態だったら安楽死を頼もう。そう心に決めていた。









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