珠珠はお星様になりました。

2010年12月17日午前5時、最愛の珠珠が虹の橋を渡っていきました。
急性腎不全でした。
気付いた時には、吐血して意識がない状態でした。
すぐに病院に連れて行き、呼吸確保の間に血液検査しました。
その結果、血糖値が異常に低く、アンモニア値が異常に高い状態でした。
グルコースを静注し、血糖値は何とか戻ったのですが、痙攣が始まりました。
肝臓には悪いとわかっていましたが、痙攣を治める薬を3回注射打ちました。
レントゲンの結果からも肝臓が腫れているようでした。
あとからアルビミン値を計測したら正常値。やはり急性の肝不全のようです。
痙攣も治まり、呼吸も安定したので、その夜は先生にお願いして帰りました。
午前5時に病院から電話が鳴りました。
絶対に家に帰ってくると思ってたから信じられませんでした。
肝不全や脳に障害が残ってもいいから帰ってきてほしかった。
後から聞いた話によると、夜中に目が覚めて数回鳴いたそうです。
その時そばにいてあげたかった。こわっかたね珠珠、ごめんね。

9時に珠珠を迎えに行きました。
永遠の眠りについた珠珠に会いました。
珠珠はとてもとても綺麗な顔をしていました。
その美しい顔がせめても救いでした。

車に乗せて病院を出ました。

ペットショップに行って珠珠が大好きなご飯を買いました。
その後、花屋さんにいって、女の子用に花束を作ってもらいました。
そして、珠珠の散歩コースのドルフィンポートを散歩しました。
あまりにもいい天気だったのが悔しくてたまりませんでした。
はじめての散歩がドルフィンポートでした。
おどおどして歩かない珠珠を今でも思い出します。

家に帰ってきたら、ソファーに寝かせてあげました。
一緒に寝転がったソファー、興奮して飛び乗ったり飛び降りたりしてたソファー、
かまってほしい時に乗ってアピールしてたソファー。
まるで生きているようでした。
なんどもなんども撫でてあげました。
本当に綺麗な顔でした。本当に自慢の娘でした。
みんなに見てほしくてよく街に散歩に行きました。

ネットで葬儀屋さんを調べました。
結果的には近くて良い葬儀屋さんでした。

最期に珠珠の好きだった珠次郎の実家行きました。
家を出たくなかったのか、ダンボールの棺が壊れてました。
実家に近づくと興奮して立ち上がっていた助手席に乗せました。
葬儀屋さんは実家に来てもらいました。
実家でも、フカフカの珠珠を何度も何度も撫でました。
珠珠の体を触った最後の時でした。
葬儀屋さんの車に乗せて、珠珠が離れて行くのを見えなくなるまで見送りました。

2時間ほどして火葬場に行きました。個別火葬してもらいました。
珠珠は真っ白な骨になって骨壷に入っていました。
骨さえも愛おしく見えました。小さく小さくなっていました。
49日間は納骨堂で預かってもらって、そのあとは慰霊所に埋葬してもらう予定です。

10月10日で6歳の誕生日を迎えたばかりでした。
あまりにも若すぎて、あまりも急すぎて。
どうして急性の肝不全なのか。
気持ちの整理はまったくつきません。
でも、今は珠珠が無事に虹の橋を渡れることを祈るばかりです。
ビビリ屋で寂しがり屋の珠珠だから、
それでもリーダー気取りで私たちを守ってくれた珠珠だから、
ちゃんと橋を渡れるか本当に心配です。

珠珠、大丈夫だよ。振り向かないで橋を渡ってね。
ありがとうね珠珠。本当に感謝しているよ。
毎日毎日、玄関で出迎えてくれてありがとう。
今の珠家があるのは珠珠ちゃんのおかげだよ。
珠珠の愛情にちゃんと答えられたかな。
大好きだよ。これからもずっと大好きだよ。
天国で待っててね。絶対に珠珠のこと忘れないから。
こっちから先に珠珠を見つけて抱きつくからね。絶対に。

「珠限無珠限無」をなかなか更新できずにすみませんでした。
そしていきなりこんな残念な日記になってしまって。
これからも珠家をよろしくお願いします。
このブログも珠家の宝なので残す予定です。

また、ワンコを飼うことがあったら珠珠みたいなチャウチャウがいいな。