はんどれっどはんど

トラクターや田植え機を使用せず米作りに挑みます。

御嶽山

2014-09-30 22:41:35 | 日記

このところは直売所へ米を届けたあと田んぼの様子を見に行くくらいで水管理のほかは特に何もしていない。昼間と夜の気温差が大きく季節の移りがはやく、金木犀の香りも澄んだ空気に心地よい。稲刈りもぼちぼちか、という時期になってきたが、今年は田んぼにまだ水がある。B1田はイセヒカリ、黒米、関取と刈り取りはずれるが水管理は遅いものにあわせたい。Oさんが「バインダーかしてやるからはざ架けしい」と言ってくれるので、どうしたものかと・・・。これまでも鎌で刈ってはざ架けも一部やっていたが・・・今年から、んー思案中。水張りが永いと地面がやわらかく不耕起でもさすがにコンバインの重みでへこむのでとりあえず伊勢は借りるか・・・。秋の稔りをむかえたこの時期、御嶽山も紅葉で登山客が多かったようだ。17年前はじめてこの山を目にしたときのことが思い出される。11月はじめ寒くなりかけたころ車中で2泊して、諏訪湖から御嶽山ふもとの濁河温泉、荘川村から白山の方へ行き当たりばったりに向かった。ひときわ目を引く威厳のあるその姿、はじめて訪れたこの地とともにに畏れと懐かしいものを感じた。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしたい。


祭り

2014-09-27 23:56:42 | 日記

今日は祭り保存会となっている同年代のメンバーが4人集まった。HちゃんはJAの偉いさんだが獅子舞がうまいのになかなか出てこない。ということで4名の飲み会を近所の居酒屋でおこなった。久し振りの集まりでお酒は進んだが、話は前へ進まなかった。まあ無理強いしても仕方ない。


米屋さん

2014-09-24 23:55:01 | 日記

久し振りに知り合いの米屋さんがやってきた。「今年の米はあんまり良うないわー。青がおおいしばらつきがある。」まあ日照不足は否めなくそれなりに影響が出ているようだ。どうも今年の米は近年に無く安いらしい。農家もこれから淘汰されていきそうである。政府の買い支えがなくなったし、我が家もそうだが米を食べなくなった。米がだぶついてくるわけである。食べ物に糖質がおおくなり、身体が自ずと米を食べることを控えさせているのか?糖尿予備軍が多い大人はむしろ米を食べないほうが良いのかも知れない。甘いもの好き、お酒もお米も好きでは病原菌が好む身体になりそうで、私はこのところ極力甘いものは食べないことにしている。玄米食が良いと思うのだが23年産緑米が残っており精米して食べている。これが無くなれば、新しい「玄米」と生きたいところだ。TPPをはじめ米を取り巻く状況は大きなうねりのなか転換期を迎えている。米屋さんは大手の米問屋の動向などなど色々語ってくれた。なにせ目先の草のことしか頭に無い私は只々「ほー」とうなずきながらも、時代の風を感じつつ耳を傾けた。今日の台風の影響は思いのほか少なく、昼頃より雨と思われたがパラパラ程度で夕方までたっぷりと作業ができた。今年の我が田の御米の値段はうねりと逆行し、ピカ選使用の選別代がかさむので値上げせざるを得まい。


一年経過

2014-09-23 23:35:39 | 日記

もうちょっと丁寧な現場観察と写真、コメントの提供等ができるのではと考えていたが、現実はさにあらず「こんなもんですわ」。人力作業による米作りを20年やってきたが、夕方B2田のヒエ取りを一人でしながらつくずく考えた。「多くの時間と労力、家族との時間を犠牲にして今もこんな草取り作業を延々とやっているが、ホントこんなことに人生を賭ける意味があるんか?子供も妻も誰一人農作業を手伝おうともしない。」その様にその様に長い年月をかけて今のこの現実が出来上がってきたわけでは、ある。トホホ・・・。

*写真はB2田 左半分は関取、右はイセヒカリ。ずっと緑米を植えていたので落穂がたくさん。


今在る自分

2014-09-21 22:42:26 | 日記

決して満足はできるものではないが、今の自分の心境や現状こそは良くも悪くもこれまでの結果であり、あまり好きでもない「自分」だが、実はこれこそ永年自分が追い求めてきた「自分」なのかも知れない。秋の稔りを迎える今、ここに在る自分も稲穂のように思えてきた。種を蒔き苗を育て光と水をやり手間をかけてようやくにコノ時を迎えられたことにまずは感謝の気持ちを起きたい。他人と比較ばかりして外ばかり見ているようでは、いつまで経っても実が入らない。

写真はC田