米ノ津小学校 給食日誌

本校自慢の自校給食です。現場の調理員さんが毎日紹介してます。地場産食材や高級食材「出水の海苔」「華鶴和牛」も使ってます。

さつますもじ かつおメンチカツ ほうれんそうのソテー かるかん

2015-01-23 14:27:28 | 日記



今日はさつますもじでした。 「すもじ」とは、鹿児島の言葉で「酒ずし」という意味で、今で言う「ちらし寿司」のことです。 武家社会の頃に上流武士階級の人々が「酒ずし」と呼んでいたのに対して、一般庶民が「さつますもじ」と呼ぶようになったそうです。 さつますもじは酢めしに細かく切ったさつま揚げを混ぜ込むのが一般的な作り方です。 今日はさつま揚げのほかに、鶏肉、人参、アサリ、干し椎茸、しらす干し、絹さやといった具材をごはんと炊き込みました。 アサリが良い味を出していて、酢めしの酸味とさつま揚げの甘さが相まっておいしいごはんになっていました。


主菜はかつおメンチカツでした。 枕崎産のかつおを100%仕様して、キャベツやごぼうといった野菜と一緒にメンチカツにしてあります。 かつおの旨味はもちろんですが、ごぼうの香りが口の中に広がっておいしくいただけました。


付け合わせにほうれんそうのソテーを作りました。 たっぷりのほうれんそうともやしとコーンをバターで炒めて、塩、こしょう、コンソメでシンプルに味付けしました。 これといった特徴はありませんでしたが、無難においしい一品でした。 ほうれんそうが苦手な子がちょっと多かったのが少し残念でした。


デザートに鹿児島のお菓子の定番、かるかん饅頭を付けました。 最近はお菓子屋さんでもいろいろな種類のお菓子を売っていて、なかなかかるかんを食べる機会も減ってきているように感じます。 今週は「鹿児島をまるごと味わう週間」ということで、最後のシメにかるかんが登場しました。 子供達もあまり馴染みがない(子が多い)ようでしたが、食べてみておいしかったという子が多かったです。 こういう機会に郷土のお菓子にふれあうのもいいものですね。


給食は招待給食でした。 普段ふれあうことが少ない専科の先生方や給食の調理員が、それぞれの教室に招待されて子供達と一緒に給食を食べるという行事です。 自分は6年生の教室におじゃましました。 さすがに6年生は準備も早いし、よく食べるし、食べるのも早いし、後片付けもサッサッと終わらせるし、大変感心させられました。 準備などの時間を考慮して給食時間を15分長めにとってあったのですが、6年生はその15分をもて余してしまって、いつもより15分早いごちそうさまになってしまいました。 しかし、低学年には準備に余裕を持てて、いろんな先生方とお話しする時間もあって、有意義に過ごせたのではないかと思います。 たまには子供達との給食もいいものですね。


米小のアイアンシェフ


月曜日の献立…

・コッペパン
・冬野菜のクリームシチュー
・デコポンサラダ

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