ボッコちゃん 星新一

一度は聞いたことがある星新一さんの代表作のボッコちゃん。

あるバーのマスターが発明したロボット。名前はボッコちゃん。見た目は人間そっくりの精巧な美人。しかしお酒を飲むことと簡単な受け答えしかできなかった。

そしてそのロボットとは気づかずに恋をした青年。

マスターはボッコちゃんの飲んだお酒が回収できるようにしてお客に飲ませた。

ある時、青年は家のお金を持ち出そうとして父親に怒られ、お別れのしるしとしていっぱいお酒を飲ませた。
ボッコちゃんの相変わらずの受け答えの冷たさに怒り、毒入りのお酒を飲ませた。

青年が帰ったあとマスターはいつものようにお酒をお客に振る舞った。マスターも一緒に乾杯しあった。

その夜、バーは遅くまで明かりがついている。ラジオは音楽を流し続けていた。