いわき転勤生活

いわきをおいしくいただきます。

なが瀬のにぎり

2005-08-28 | 外食
家人にお祝い事があったのでちょっとお寿司でもと、二人でなが瀬へ。
現在地にうつって3年目という店内は、カウンター8席、テーブル2つと奥に座敷、メダカの泳ぐ水槽やかわいらしい小物が飾られて明るく落ち着いた雰囲気です。

メニューはにぎり、ちらし、丼・重のほか、一品料理が充実。
今日のおすすめから、さんまのポーポ焼き400円にまず箸をつけます。
さんまのすり身に小ねぎを混ぜ平たく焼いた小名浜の漁師料理、ピリ辛でおいしい~。

にぎりは上2000円、特上2500円。
上はヒラメ、まぐろなど定番の7巻と巻き物、大ぶりの椀はあら汁、あさり、なめこから選べ、さらに漬物がついています。

ほろりとやわらかい穴子、コリコリした歯ごたえのホッキ貝。シャリはふんわり。エビ甘いー。
生うには小名浜のシーズンは終わって北海道産のもの。口の中でとろけます。
ネタは大きく新鮮で豪快、というのが港町のお寿司屋さんの勝手なイメージなのだけど、
ここは上品でオーソドックスで、どれもおいしく安心感のあるお店。
雰囲気も女性とゆっくりするのにいいかもしれない。

最後に冷たいおしるこのサービスがありました。あずきがふっくら。満足。

次は冬かな。メヒカリ?鮨兼もしばらく行っていないから行きたいね、と車に乗り込みました。
いつか年を取ったとき寿司屋の似合う夫婦になりたいねという言葉にも、どうかなと鈍い反応。
仲間はずれにしてごめんね息子、今迎えに行くよ。

☆☆☆☆

*鮨処 なが瀬
住所  :いわき市小名浜蛭川南54-1
電話番号:0246-54-5764
営業時間:11:30~14:00/17:00~22:00(LO)
定休日 :毎週水曜日


夏井川流灯花火大会

2005-08-21 | 散歩


平鎌田の夏井川流灯花火大会へ行きました。
大正時代から始まった灯ろう流しは今年で86回目。花火は3年ぶりの復活です。

ヨーカドーの東側立体駐車場が大会用の駐車場になっていて、ゆかた姿の人や家族連れが軽い足取りで会場へ向かいます。
平神橋を渡り並んだ屋台をのぞいて、かがり火のともされた夏井川の川原へおりると街中より涼しい風。

施餓鬼法要の読経の声が進むにつれて、空は暗くなり灯ろうのあかりはその数を増していきます。
オレンジ、赤、緑。流れは速く、人の手を離れた灯ろうはするすると川面をすべるように流れていく。

  

そのかたわらでは来賓あいさつとポスター表彰に続いて、じゃんがら念仏踊り、笠踊り、梅ヶ香盆囃子が披露。
じゃんがらを見るのはこれが初めて。
青地に白で菅波と染め抜いた着物に、たすきを背中へ長く垂らした菅波青年会の人たちが舞台へ上がると、まず女性の姿があるのに驚きました。

鉦や太鼓を打ち鳴らし、大きく腕を振り、また祈るように手を合わせる。
ゆっくりと死者に語りかけるような、しみいるような唄声。
視線を遠くへ移すと灯ろうは平大橋の下までずっと流れていく。
今灯ろうを流した人がいつかは見送られる番になる。
死は悲しいものかもしれない。けれどこうして家族や地域の人々に迎えられ送られていくことは、その魂にとってどんなにか安らぎとなるだろう。

  

空模様があやしいということで、予定の8時より早く打ち上げ花火開始。
それまでいた位置からは山に隠れて見えないため、平神橋を戻ります。
大小スターマイン、あわせて500発。きれいだね~。息子はきょとんと腕に抱かれたまま。
静かに灯ろうが流れていくその上を、大輪の花がくりかえし開いて夏の終わりを告げていました。

地震発生

2005-08-17 | 雑記
16日午前11時46分ごろ、宮城県沖を震源とするM7.2の地震が発生、
宮城県南部で震度6弱を観測しました。
被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

本局の駐車場で息子と車に乗り込んだところで、長い横揺れが続きました。
のちの発表ではいわき(小名浜)は震度4とのことでしたが、体感では震度5。
ここに来てから初めて、今まで経験した中でも阪神大震災以来の強い揺れに、少し酔ったような気分になり。
同じくらいの震度でも長く続く揺れは怖いです。

揺れがおさまりSEA WAVEをつけると、ジャスミンが地震発生を伝え落ち着いて行動してくださいと呼びかけていました。
家で寝ていた家人が電話に出ないので急いで戻ると、「これまで動じなかったいわきもついに揺れたね」とTVで地震速報を視聴中。
棚から物が落ちたそう。

福島原発も地震の影響はなく通常運転のニュースがすぐに出ていました。
岩盤に強固に建てられているというからある意味では家より安全なのかな、とシェルフを見上げてみる。
いわきは比較的地盤の安定した地震の少ない土地だそうですが、過信は禁物、
できることはしておかないとと思った一日でした。

いわきおどり中央大会

2005-08-11 | 散歩
いわきの夏の風物詩、いわきおどりを初めて見に行きました。
市制施行15周年を記念して始まり24回目の今年は、過去最多の1万1500人が参加。
駅前から小太郎町公園までの大通りはあふれんばかりの人で埋めつくされています。

出発の掛け声にこたえて笛の音が流れ第2部スタート。
銀行、病院、企業、スナック、学校、市役所、町内会…
子どもを抱っこして踊るお母さん、日本舞踊の心得のあるらしいご婦人、市長といわきサンシャインガイドの皆さん。
そろいのハッピ、浴衣、Tシャツを身にまとい、手にはうちわや鳴り物を持って、ライトの照らす中を「ドンワッセ!」と飛び跳ね練り歩きます。
右へ左へ1,2,3,トンの基本のステップは同じだけれど、チームごとにアレンジが加えられていて、
誰にも参加しやすいシンプルな振り付けのチームもあれば、
華やかな衣装やダイナミックな踊りでひときわ目を引くチームもあり。

体を動かして声を出して熱くなるまで。お祭りっていいな~。
それぞれにカラーのある中で、こだわっているチームはノリがよくて見ていてとても面白い。

ベビーカーの中で体を揺らしていた息子が飽きだして、下がって屋台のお好み焼きをつつきました。
みんなで揺れてるのを見てたら目が回ったと家人。
鉦の音がやんだ後も耳にはりついて、ステップをまねてみる帰り道でした。