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安倍夫妻仲良しGW外遊でも、気になる身内の安倍おろし

2018-05-17 07:19:37 | 日記

 森友学園との交渉記録が、たとえ黒塗り弁当であっても、

文章の存在が明らかになることで、佐川全国務長官の虚偽発言があきらかになり、

立件されるにせよ、されないにせよ、安倍内閣の支持率はさらに下がるだろう。

 

外交で支持率を挽回できたつもりの安倍総理だが、

北朝鮮からは拉致問題は解決済みと言われ、

トランプ大統領からは、日本のことは自分で交渉しなさいとと言われ、

 

6月の歴史的なトランプ氏の平和会談を

北朝鮮が、アメリカの一方的な非核化要求として蹴ったならば、

安倍首相はお手柄もなく、3選される可能性はゼロになるだろう。

 

二階氏は解散はありえないと言っていたが、

安倍夫妻が中東でGWにバカンス外遊している間に、

日本では、竹下派、二階派を中心に、安倍おろしが加速していたようだ。

 

与党議員も、安倍首相の国会答弁で、時間稼ぎの、

文法も論旨もないグダグダの安倍節にうんざりし、

「もう、安倍さん以外でもいいんじゃないの?」の声が上がっているという。

 

一方、昭恵夫人は、近畿財務局職員が自殺した日の翌日も、

神田うのとパーティーで2ショット写真に収まるノーテンキで

世間の批判を集め、

 

親友籠池夫妻が、留置所で拘留され続けるなか、

夫人は、ファーストレディーとして国賓扱いの外遊に、

日本では夫への包囲網が狭まっていることなど頭にない。

 

国会売店で「タロ・カポネ」と名付られた

麻生氏をパロディ化した黒いカリン糖菓子が話題となり、

宣伝用チラシには麻生氏の漫画の横に、

「俺たちのタロー、ガンバレ!」の文字が躍っているらしい。

 

また、「晋ちゃんのまんじゅう」シリーズの

最近のヒットは「進撃の巨人」をもじった、

「晋撃の大臣まんじゅう」と名付けた商品だという。

 

「極悪コンビ」とも呼ばれるこの二人の関係は、

8日夜の都内の高級フレンチレストラン

「シェ松尾」の2時間の密談で安倍3選に向けてさらに深まったようだ。

 

安倍政権は、永田町で、

「安倍首相、二階俊博幹事長、麻生氏、菅義偉官房長官」の頭文字をとり、

「ANA+S」と呼ばれているそうだ。

 

権力抗争からはじき出された今井氏は、

文春のインタビューに”出頭”し、

逃げ続ける”加計孝太郎”は、来月の文春砲の特集を飾るらしい。

 

また、森友学園の改ざん前の決済書の提出を遅らす与党は、

どうしようもない事実を抱えているらしい。

問題となる公文書の改ざん部分は、

 

財務省理財局が電子決裁した「普通財産の貸付けに係る特例処理について」の公文書で、

「これは森友学園に国有地を払い下げるのに、

『貸し付け』特例を認めるための決裁で、

 

2015年4月28日に財務省理財局国有財産業務課国有財産審理室訟務係の担当者が起案し、

2日後の30日に電子決裁を完了させたが、

森友疑惑が浮上した昨年4月4日に、

 

再度、ダウンロードし、

内容を書き換えてから再登録していた事実が

大阪地検により明らかになっていた。

 

安倍夫妻の不仲説、離婚危機が流れる中、

今でも熱々の安倍夫妻である。安倍首相は二階幹事長に、

昭恵夫人が国会招致になれば、総理を辞めると言っているという。

 

ならば、簡単なことだ。

 二階幹事長に、

国民の声を届けよう!

 

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政局週刊現代
 

自民党内からも出始めた「そろそろ安倍さん以外でよくない?」の声

GWを挟んで、潮目は変わった 

。。。

毎週水曜日、青木の事務所には訪問者が引きも切らない。今週は誰が青木と会っているのか、安倍の憂鬱は止まらない。

もうひとつの動き

吉田のパーティから10日後の27日、もう一つ、知られざる動きがあった。

「党政調会のあり方等に関するプロジェクトチーム」と題した勉強会の旗揚げ会合である。事務局長は、小泉進次郎。わずか20人程度の議員の勉強会だが、座長を務めるのが、元防衛相・浜田靖一であった点が、安倍周辺の疑心暗鬼を誘った。

'12年の総裁選で、浜田が小泉とともに推したのは、安倍晋三ではなく、石破茂だった。浜田は、かつて石破派の前身「無派閥連絡会」の中心メンバーだったが、石破派には参加していない。

ある閣僚経験者が言う。

「浜田さんは、勝負に挑まない石破に愛想を尽かしたと言われてきたが、人望があるため『無派閥浜田派』と言われるほど、無派閥議員に影響力がある。進次郎とともに動けば、局面は変わるだろう」

3月以降、小泉進次郎の「政権批判」ともいえる発言に対して、安倍は「進次郎は若いから、生意気なんだよな」と余裕のポーズをとっているものの、37歳の男の動きが気になって仕方がない。

安倍応援団のフジ・産経の世論調査(4月21~22日)ですら、「次期総裁にふさわしい人物」で、1位石破茂(26%)、2位小泉進次郎(24%)、3位安倍晋三(21%)という結果を出している。

Photo by GettyImages

「小泉が最前線に立って石破を応援すれば、国民的な一大ムーブメントを呼ぶ可能性が高まる」と細田派幹部は言う。

「進次郎に加え、(幹事長の)二階さんが勝ち馬にのり、さらに青木幹雄さんが加わる態勢になれば、確実に安倍政権は崩壊することになるだろう」

解散、7月8日投開票?

もはや野党だけではなく、自民党内にも「そろそろ安倍さん以外でよくない?」という空気が充満しはじめているのだ。

そこで、連休前から安倍周辺がしきりに流しているのが「解散風」だ。

「内閣不信任案が出されれば、解散も一つの選択肢だろうな」と国対委員長の森山裕が述べたかと思えば、官房長官の菅も「(解散は)やるならいつでもやるよ」と語った。だが、前回の選挙からまだ1年も経っていない。

もちろん、これは野党への牽制に過ぎないという見方が大方を占めるが、「4月中旬、党が過去の解散の間隔を調査したんだが、'80年の大平内閣不信任のときの『ハプニング解散』だって、前の選挙から7ヵ月で解散になっているから問題ない」と嘯く安倍側近もいる。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「安倍総理にとって最大の政治目標は3選しかない。選挙に勝ってしまえばすべてを帳消しにし、ライバルの石破氏の総裁選での勝ち目も消せる。このままでは3選は厳しいという局面になれば、解散する可能性はある」

7月8日という投開票日程さえ、語られ始めている所以だ。だが、そうは問屋が卸さない。

「連休明け以降、佐川前国税庁長官が立件されるにせよ、されないにせよ、支持率は急落する。総理が解散までして延命しようという流れが出てくれば、竹下派、二階派を中心に、安倍おろしが加速する。そのときは内閣不信任案に賛成するというカードもちらつかせるだろう」(前出・閣僚経験者)

となれば、安倍はもはや手も足も出なくなる。

中東で昭恵が安倍と行動したのは、合計でわずか2時間足らず。残りの時間は、2度にわたる難民キャンプ訪問や、単独の昼食会と、自由きままに過ごした。日本に戻れば夫への包囲網が狭まっていることなど、もはや眼中にはないようだ。

(文中一部敬称略)

「週刊現代」2018年5月19日号より



安倍首相と盟友・麻生氏の「死なばもろとも」

疑惑拡大も頬かむりに、党内から批判の声も

一蓮托生で中央突破を狙う安倍首相(左)と麻生財務相(写真:共同)

安倍晋三政権をめぐる相次ぐ「疑惑」の拡大で政局が不透明化する中、

9月の自民党総裁選で3選を狙う首相と、盟友として政権を支える

麻生太郎副総理兼財務相の開き直ったような強気の態度が、永田町の注目を集めている。

 

1強政権の驕りとしかみえない「もり・かけ疑惑」に「セクハラ」などの不祥事で

集中砲火を浴び続ける首相と麻生氏だが、

どちらも退陣や辞任など「重大決意」の気配すら見せない。

 

「死なばもろとも」とばかりにガッチリと腕を組み、

数々の疑惑も頬かむりして野党やメデイアを蹴散らし、

政権維持のための中央突破を狙う構えだ。

 

大型連休が明けて国会が正常化したのを受け、10日に

「加計学園」問題で柳瀬唯夫元首相秘書官の衆参両院予算委参考人招致、

それに続く14日には同集中審議が実施された。

 

首相官邸で行われた「疑惑の面談」の事実関係で、

当事者とされた柳瀬氏と愛媛県側の説明が大きく食い違っていることから、

柳瀬氏や首相の答弁ぶりが注目された。

柳瀬氏は間接的な表現で面談は認めたものの

首相との関わりは明確に否定し、首相も柳瀬氏を全面的に擁護して、

さまざまな角度からの攻撃もかわし続けた。

 

。。。自民党の竹下亘総務会長は

「野党は印象操作で『何となくおかしいね』

ということを積み重ねているだけだ」と切り捨てた。

 

。。。自民党は「疑惑解明は一定の区切りがついた」。。。

「これからは法案審議を精力的に進める」として、

最重要課題の働き方改革法案の早期成立などを。。。

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野党が「加計疑惑の原点」とする、2015年4月の

柳瀬氏と加計学園関係者の面談に愛媛県職員らが同席していたかどうかについて、

柳瀬氏は10日の参考人質疑で「いたかもしれない」などと曖昧な答弁を繰り返した。

 

その一方で同氏は「(面談について)

首相に報告したり、指示されたりしたことはない」と首相の関与は明確に否定した。

。。。中村時広愛媛県知事が11日、官邸に派遣した県職員が

面談時に柳瀬氏から受け取った名刺も公開し、。。。

柳瀬氏答弁の信ぴょう性が問われる事態となった。

 

14日の集中審議で首相は、

「彼は名刺を渡していないなんてまったく言っていない」と柳瀬氏を擁護。

県職員が作成した面談の報告文書についても

。。。県側の主張の正当性を疑問視する姿勢もちらつかせて追及をかわした。

 

また、柳瀬氏が官邸での学園関係者との面談を認めたことについても、

首相は大型連休中に今井尚哉首相秘書官を通じて知ったと説明した。

柳瀬氏は昨年7月に今井氏に伝えたと答弁しており、

 

「。。。今井氏が首相に伝えないことはあり得ない」、

これも「言った、言わない」の押し問答となり、。。。

玉木雄一郎氏が「首相の答弁に辻褄を合わせるため、官僚が悪知恵を巡らせているのでは」と迫った。

 

しかし首相は、「すべて私の指示で行っているかのごとく言われるのは承服しがたい。

いつ、どこで指示したかを明確に示していただきたい」と

色をなして反論するなど強気を貫いた。

 

セクハラ問題での麻生氏の謝罪に官邸も安堵

14日の午前と午後にわたった集中審議では。。。

玉木氏が、疑惑追及から離れて対北朝鮮外交での政府の姿勢を質した際、

首相の隣に座る麻生氏が「自分がしゃべりたいんですよ、この人は」とヤジを飛ばしたためだ。

 

玉木氏の質問には首相もヤジを飛ばしたこともあって、

激高した玉木氏が「残念です」と目を潤ませて抗議したが、

首相も「私も残念だ」と応戦し、

麻生氏もうす笑いを浮かべて無視するなど「異様な論戦」。。。

集中審議などでの首相や麻生氏の態度については、

自民党内からも疑問や不安の声が相次いだ。

 

・・・小泉進次郎筆頭副幹事長は「(首相が)膿(うみ)を出し切ると言ったわけだから、

その通りの行動をしなければいけない」と懸念を示し、

「世界の構図が変わろうとしている局面で、いつまで経ってもこうした問題に時間をとられ、

政治全体、行政全体の信頼が失墜していることは本当に不幸だ」などと述べた。

 

。。。伊藤達也元金融担当相が「(首相の)お友達の関係者が来たわけだから、

そのことを報告してもおかしくない」とし、

「(官邸での面談は)獣医学部新設の制度設計の実務的作業がスタートした時期に重なる。

その時に3回、加計学園関係者と会っていたならば、概要を報告してしかるべきだ」と

首相の答弁などへの違和感と疑念を強調した。

 

党内外からの疑問や反論を意に介さない首相

さらに首相が集中審議で

「前川前次官(喜平前文科事務次官)も含め、私から獣医学部新設について、何らの指示も受けていない」

などと答弁したが、

 

前川氏は「私は学部新設が首相自身の強い意向だという認識を持っていた」と主張。

併せて首相が「前川氏ですら、京産大はまだ準備が十分ではないという認識の上に

加計学園しかなかったということをおっしゃっていた」と答弁した点についても、

 

前川氏は「京産大の提案内容を知らされていない私が、

加計学園の提案と比較することは不可能。

首相発言は事実に反し、極めて心外だ」と厳しく反論した。

 

。。。これまでも、首相と麻生氏は政局の節目ごとに2人だけで会談して意思疎通を図ってきたが、

国会正常化が決まった8日夜も都内の高級フレンチレストラン

「シェ松尾」で、2時間余にわたり密談した。

 

この席で麻生氏は、9月の自民党総裁選挙での首相の3選を支持する考えを改めて伝え、

「2人で協力して政権運営に当たる」ことを確認したとされる。

この会談について自民党内では「首相と麻生氏は"一蓮托生"で首相の3選を実現し、

その後の政権運営でも主導権を握り続ける腹を固めた」と受け取る向きが多い。

 

。。。野党5党は15日、柳瀬氏の証言内容を否定している中村愛媛県知事や、

加計学園の加計孝太郎理事長の国会招致を求める方針で一致し、

改めて自民党に申し入れた。

 

。。。世論調査では、柳瀬氏の参考人招致に関して

「疑惑が深まった」との回答が7~8割と圧倒的多数だ。

にもかかわらず内閣支持率は下落せず、横ばいか微増となっている。

こうした状況は強気に徹する首相や麻生氏にとって「思うつぼの展開」(自民若手)ともみえる。

 

「タロ・カポネ」と安倍首相は「極悪タッグ」

今、永田町関係者の間では、国会売店などで「タロ・カポネ」と名付られた

黒いカリン糖の菓子が大人気となっていることが、格好の話題だ。

...ソフト帽にサングラスとマフラー姿で葉巻をくわえるといった麻生氏のいで立ちをパロディ化した商品だ。

 

宣伝用チラシには麻生氏の姿を描いた漫画の横に、

「俺たちのタロー、ガンバレ!」の文字が躍る。

首相についても、地元・山口市の菓子メーカーが

「晋ちゃんのまんじゅう」シリーズの製造・販売を続けている。

最近のヒットは「晋撃の大臣まんじゅう」と名付けた商品だという。

 

永田町では、安倍政権は「ANA+S」といわれる。

首相、二階俊博幹事長、麻生氏と菅義偉官房長官の頭文字を並べたものだ。

ただ、ここにきて首相と麻生氏の盟友関係が前面に出たことで、二階、菅氏との「距離」も目立ち始めている。

 

山口と北九州と地元が隣接し、祖父が首相という共通項も持つ首相と麻生氏だが、

野党側は「"極悪タッグ"にしかみえない」と揶揄しており、

自民党内の「反安倍・反麻生」の動きも含めて、

会期末まで強気を貫けるかどうかはなお予断を許さない。


ーーー


安倍首相が「昭恵を国会に呼ぶなら辞める」と漏らした理由

柳瀬唯夫元首相秘書官の国会招致で「加計ありき」疑惑が再燃した。

さらには廃棄されたはずの森友文書が大阪地検特捜部の捜査で次々とよみがえる。

勢いづく野党は森友改ざん文書の国会提出や

安倍昭恵首相夫人らの証人喚問などを突きつけるが、

自民党には頑なに拒否せざるを得ない“ある事情”があった。それは──。


「柳瀬氏は与党とはある程度、あうんの呼吸で調整しているのに、

かなりミスったなという感じがする。野党に攻め入るスキをたくさん与えてしまった。

細かいことを覚えてないのに、安倍さんの関与だけは一貫して否定するので、

逆に『加計ありき』の印象を与えてしまった。

 

安倍さんは、得意の外交で苦境を乗り切ろうとしているが、きつい。

大阪地検特捜部が捜査し、破棄したと佐川が言った森友関連の文書が

ボロボロと出てきてメディアで報じられる。

野党は次は昭恵夫人の証人喚問を要求してくるだろう」(自民党国対幹部)



 自民党はこれまで18日をメドとしてきた改ざん前の財務省の決裁文書などの国会への提出を一転し、

23日まで延期する考えを野党側に伝えた。。。。

 財務省は5月中にも、500ページにも及び国有地払い下げをめぐる森友側との交渉記録を国会に提出する予定だが、

こちらも与党によって引き延ばされる可能性も出てきた。



 しかし、安倍側近の今井尚哉首相秘書官が「文藝春秋」(6月号)のインタビューで、

昭恵夫人が、森友学園が開設をめざした小学校の名誉校長を

「うかつにも引き受けたのは間違いだった。

首相にも間違いなく道義的責任がある」と語るなど包囲網は敷かれつつある。



 自民党内のみならず、総裁派閥・細田派でも

昭恵夫人の「蟄居」を求める声も強まっているが、

安倍首相は一貫してかばい続けている。



「昭恵さんが4月、ボロボロと泣きながら、

『私の問題で皆さんにご迷惑かけて申し訳ない。

どんなに批判されても矢面に立って私が直接、謝りたい』と申し出たところ、

 

安倍さんは『自分が謝るので、そんなことしなくてもいい』と断ったそうです。

 

安倍さんは昭恵さんの国会招致だけは絶対にさせたくない。

もし、二階幹事長が国会へ『差し出せ』と言うのならば、

『自分が辞める』と周囲に漏らしている。

 

それぐらいの覚悟なので二階幹事長も絶対に言いだせないんです」(前出の幹部)

 

。。。自民党にとって「昭恵案件」は

いずれにせよ、アンタッチャブルなようだ。(今西憲之/本誌・亀井洋志、上田耕司、森下香枝)


週刊朝日 2018年5月25日号より加筆

 

 

安倍首相夫妻に投下される森友“紙爆弾”と大阪地検捜査の本丸

 

 

財務省理財局が起案した文書 >>【近畿財務局が起案した文書はこちら】

 

近畿財務局が起案した文書

近畿財務局が起案した文書 財務省による文書改ざんをめぐり、

自民党はこれまで18日をメドとしてきた改ざん前の決裁文書などの国会への提出を一転し、

23日まで延期する考えを野党側に伝えた。


。。財務省は5月中にも、

国有地払い下げをめぐる森友学園側との交渉記録を国会に提出する予定だった。

近畿財務局のメールなども含め、500ページにも及ぶというが、

与党がずるずると日程を引き延ばす可能性もある。


 柳瀬唯夫元首相秘書官の国会招致で「加計ありき」疑惑が再燃し、

さらには廃棄されたはずの森友文書が大阪地検特捜部の捜査でよみがえる悪夢を

自民党が懸念しているからだ。



 いずれにせよ、安倍晋三、昭恵首相夫妻を待ち受けるのは、

国会に投下される“紙爆弾”と

大阪地検特捜部の捜査だ。



 佐川前国税庁長官や迫田英典・元国税庁長官の立件は困難と

地検が判断したという報道も出たが、捜査関係者がこう言う。

「現在も捜査は継続中です。

 

迫田氏は『詳細は知らなかった。全く関与していない』と事情聴取で話していたが、

迫田氏の部下たちは昭恵夫人が名誉校長に就任することや、

多くの政治家が関与していた事実を知っていました。

 

国有地の大幅値下げも明確に誰かが指示したというより、

職員たちのふわっとした忖度のようなものを感じる。

背任で起訴できるか、見極めはまだ時間がかかりそうだ」



 では、もう一つの容疑である公文書改ざんの捜査はどうなっているのか?



 本誌が独自入手した資料によると、

14文書のうち13文書は持ち回りで印鑑を押すスタイルの近畿財務局が決裁したものだった。

だが、残る1文書は財務省理財局が電子決裁した「普通財産の貸付けに係る特例処理について」という文書だ。



「これは森友学園に国有地を払い下げるのに、

『貸し付け』特例を認めるための決裁で、

2015年4月28日に財務省理財局国有財産業務課国有財産審理室訟務係の担当者が起案し、

 

2日後の30日に電子決裁を完了させた記録が残っていた。

だが、森友疑惑が浮上した昨年4月4日に、

電子決裁して登録した公文書を再度、ダウンロードし、

内容を書き換えてから再登録していた。

 

大阪地検はかなり綿密に

この文書が改ざんされた経過を事情聴取しているようだ」(財務省関係者)



 財務省が公表した資料で確認すると、

問題の財務省理財局の文書には、書き換え前は

《「本年4月25日、安倍昭恵総理夫人を現地に案内し、

夫人からは『いい土地ですから、前に進めてください。』とのお言葉をいただいた。」との発言あり》

《平成26年4月 安倍昭恵総理夫人 講演・視察》

《理事長 籠池康博氏 同氏は、「日本会議大阪(注)代表・運営委員」》

《日本会議と連携する組織として、超党派による「日本会議国会議員懇談会」が

平成9年5月に設立され、現在、役員には特別顧問として

麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任》

などの記述があった。

しかし、その後に政治とかかわる部分がことごとく改ざんされていたのだ。

 

「当時、理財局長だった佐川氏は、

『公文書改ざんの責任はあるが、自分は改ざんの指示をしていない』と改ざんの関与を否定している。

だが、理財局の担当者らは『局長の指示、了解がなければ公文書改ざんなどできません』

という趣旨の話をしている。

電子決裁なのですべての記録があり、誰がいつ、誰の命令で改ざんしたのか、

客観的に明確。立件の突破口になる可能性がある」(前出の捜査関係者)


 森友学園が昭恵夫人案件だったことは、

大阪府が5月、開示した「瑞穂の國記念小學院」に関する私学審議会の議事録

(2014年12月から17年12月まで)からも読み取れる。


昭恵夫人の存在を懸念する委員の発言が掲載されている。

「(森友の)ホームページを開いて頂いたら、

先日も安倍首相の奥様をお呼びされたり……」(14年12月)

「安倍首相の奥様が名誉校長になられたという記事について、

大阪府は把握されているのですか?」(16年12月)という質問に対し、

大阪府職員が「正式になったという報告はいただいていない」と回答。


すると委員から、「一般的になんでそうなるか興味がわくでしょうし、

我々もなんで?どういう経緯で?と当然気になります。

それをスルーしていくと後で、大きな問題になるのかなと思います」

などと、現在を暗示するような懸念が述べられていた。



 大阪府私学審議会の梶田叡一会長は15年9月、昭恵夫人と会っていた。

奈良県で開催されたイベントに、昭恵夫人は

谷査恵子・夫人付政府職員(当時)とゲストとして参加、

梶田氏は挨拶に向かったという。。。。

 

今後、国会では加計疑惑に続き、森友疑惑が再燃するのは必至だ。。。


(今西憲之/本誌・亀井洋志、上田耕司、森下香枝)

週刊朝日 2018年5月25日号より加筆

 


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