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諸法実相抄(1361㌻)

1999年03月08日 | 諸法実相抄

 行学の二道(にどう)をはげみ候(そうろう)べし、行学た(絶)へなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化(きょうけ)候(そうら)へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかた(談)らせ給(たま)うべし 

〔諸法実相抄(しょほうじっそうしょう)、1361㌻・編550㌻〕

 行学の二道を励んでいきなさい。行学が絶えてしまえば仏法はない。自分も行い人にも教化していきなさい。行学は信心から起こる。力があるならば一文一句であっても人に語っていきなさい。

御書根本の信心で一切に勝利
 昭和二十八年十二月十二日、池田先生が出席し、蒲田支部の名古屋班総合座談会が開催されました。当時、入会して四カ月だった私は、先生の確信あふれる指導に、生涯、広布に戦いゆくことを誓いました。
 その後、活動に励むなか、多くの先輩方から、この御文を通して、教学と弘教に励むことの大切さを教わったのです。
 私は、先輩の激励のままに御書を研鑽するようになりました。しかし、旧制中学時代、学問を学ぶ機会が皆無(かいむ)に等しかった私には、御書の文字が難しく、辞書を片手に持ちながらの拝読でした。
 苦労の末、学ぶたびにこみあげてくる大仏法への感動――弘教・拡大の活動、同志への激励、自身の宿命転換の戦い……すべて御書根本で乗り越えてくることができました。ボロボロとなった御書は、今、私の宝物となっています。
 先生は私たちに、機会あるごとに、御書を拝しながら、仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の団体である学会の使命と尊い存在を教えてくださっています。
 日顕をはじめ、大聖人違背・御書違背の悪侶たちを断固打倒するため、私は、大聖人の仰せのままに、師とともに、学会正義を力の限り語り抜いてまいります。
〔名古屋牧口〈県〉副県長〕

きょうの発心(1999.03.08)〈9571〉