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必殺仕掛人

2010-09-02 02:12:07 | 日記
『必殺仕掛人』は、朝日放送と松竹の共同制作により1972年9月2日から1973年4月14日にかけて、毎週土曜日にTBS系列で放映された時代劇である。全33話。

必殺シリーズの第1作目であり、池波正太郎の小説『仕掛人・藤枝梅安』シリーズが原作である。
同シリーズでは3作目の『助け人走る』と並ぶ、数少ない原作付き作品だった。

人足口入稼業の音羽屋半右衛門を元締に、藤枝梅安(表の稼業は針医者)、西村左内(表向きは剣の達人の浪人)の仕掛人(殺し屋)チームが金をもらい、人様の晴らせぬ恨みを晴らすために、人でなしどもを抹殺してゆく物語である。

まず主人公の鍼灸医・藤枝梅安は、緒形拳を起用。
原作の設定を活かしつつも、テレビ時代劇独自の設定として新たに「明るく陽気な町医者として江戸の庶民たちに慕われるが、裏に回れば凄腕の仕掛人」という、時代劇史上類を見ない、画期的なキャラクターを好演した。

西村左内には林与一を当てた。
当初は竹脇無我を予定していたが、竹脇本人から断られたので、剣劇俳優であった林に決定したという経緯がある。

音羽屋半右衛門には、当時のホームドラマで父親役を数多く演じて、人気の高かった山村聰を迎えた。
山村のこれまでの役者としての実績から、彼の演じる半右衛門が「こいつは悪い奴だから、仕掛を依頼したい」と仕掛人たちに頼めば、視聴者も「そうか、こいつは悪い奴なんだ」と、納得すると計算した上でのキャスティングだった。

当時のテレビ業界では「金をもらって人を殺す」といった、『必殺仕掛人』のインモラルな作品内容では、一般視聴者の理解を得ることは無理だと考えられており、TBSでも、テレビ時代劇では『水戸黄門』や、『大岡越前』といった良心的な作品を放送していた。
そのためTBSにとっては、たとえ自社制作では無いにせよ、『必殺仕掛人』のような時代劇は、自局系列のステーションイメージとは、全く共通点すら見出すことができなかったのだが、結果的には放送を決断する。

かくして『必殺仕掛人』は、最終回を約2カ月も延ばすほどの人気番組となり、必殺シリーズの継続を決定的にした。

15作目『必殺仕事人』を境に前期と後期に分けられ、2作目『必殺仕置人』から連なる仕置人シリーズが前期の代表、『仕事人』から連なる仕事人シリーズが後期の代表とされることが多い。


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