韓国で大ヒットとなったドラマ「応答せよ1988」でツンデレ男子を演じ大ブレイクした、韓国若手俳優リュ・ジュンヨルが、日韓で絶大な人気の韓国イケメンアイドルグループ、EXOのリーダー、スホ、ドラマ「ラブリー・アラン」のジス、「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」のキム・ヒチャンら今旬の若手俳優と共演して話題の映画『グローリーデイ』(チェ・ジョンヨル監督)が10月8日からシネマート新宿ほか全国ロードショー中だ。
映画『グローリーデイ』は二十歳の若者4人が旅先で遭遇したある事件を描く衝撃作で、ジュンヨルは裕福な家庭に育ち浪人生活をするジゴンを時にユーモアを交え、時にはシリアスに演じあげた。そこでジュンヨルが映画『グローリーデイ』について真摯に話すインタビューをお届け!

――まず、リュ・ジュンヨルさんが本作『グローリーデイ』で演じたジゴンはどんなキャラクターか教えてください
「僕は、高校時代は親の囲いの中で生きてきたんですけど外に出た瞬間、いろいろなことに直面することになるジゴンという二十歳の若者を演じることになり、集中して臨みました。(出演者の中で)一番、二十歳に近いジスを見て多くのことを参考にしました。作業環境に恵まれて集中できたので、途中でアドリブも自然に出てくるようになりました。ヨンビ(ジス)、サンウ(スホ/EXO)、ドゥマン(キム・ヒチャン)と一緒に話をしながら、チキンを食べる場面で、ドゥマンとの話はほとんどアドリブだったんです。ドゥマンを演じたヒチャンと息が合って、その場面を面白くすることができました」
――演じたジゴンと似ている部分、似ていない部分があれば教えてください
「似ている部分はとりあえずジゴンが置かれた状況です。僕も二十歳の時、浪人生活を送っていました。さらに似ている部分は僕もジゴンのように当時明るい性格だったと思います。いや、明るく振る舞おうとしたかも。浪人生活ってそれほどうれしいことではないですが、乗り越えようと努力しましたね。違う点はジゴンのように友達を裏切りません。何より義理を大事にして、人間関係を大事に思う方です。もちろん、ジゴンがすべての面において悪いわけではないんですが、選択という観点からすると、僕はそのような選択はしなかったと思います」
――苦労したシーンやお気に入りのシーンを教えてください
「苦労したシーンはあまり覚えてなくて…。それぐらい僕にはただ幸せな記憶だけがたくさんあったと思います。なので特別、苦労したシーンとかはないと思います。記憶に残っているシーンは(浜辺を4人で走る)最初のシーンですね。撮影する時ももちろんよかったんですが、画面の中で見るとさらにいいなと思いましたね。結局、そのシーンが映画の前と後に付くんですが、前の感情と後の感情が同じカットなのにも関わらず、映画が始まるときの感情と、映画が終わってからの感情に明確な違いがあります。その部分がとても魅力的なシーンだと思います」

――二十歳の思い出や記憶に残っている出来事を教えてください
「先ほども言ったように、僕もジゴンのように浪人をしていましたね。暗鬱な日々でしたが、今思うととても自分のためになったと思います。なぜなら二十歳になった瞬間、とても幻想的で何かが変わっていく感じがありました。俳優になることを決心したのも二十歳なので、さらに意味深い二十歳だったと思います」
――映画の見どころを教えてください
「最初、この映画を見ると仲間たちが置かれた状況が目に入りますが、二回三回見ているうちに、社会に対して発信するメッセージが見えてくると思います。そのメッセージが果たして今のその年頃の若者たちにどのように受け止められ、大人たちにはどのような責任感を与えられるかといった話があると思います。それは日本でも韓国でも同じく共感できるメッセージだと思います」
――今後、どのような役を演じてみたいですか? どんな俳優になるのが目標ですか?
「『グローリーデイ』以降、いろいろ出演しましたが、今後2作品、公開を控えています」
「俳優として特別やりたい役とかジャンルというより、良い人たちと監督がいればためらわずに作品にどんどん出演していくつもりです。俳優として成し遂げたい目標があるとしたら、末永く俳優として演じ続けていくのが望みですね。現在長年演技をやってらっしゃる先輩方々を見ると、長年活動できる原動力や力をお持ちなんです。これは単純に演技の実力だけで満たされるものではなく、その他の部分で相当重要なものが多いです。僕もその部分をこれからより補っていくつもりです。そんな俳優になりたいです」
――日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします
「お会いできて、うれしいです。『グローリーデイ』はとても韓国的な青春映画だと思います。僕が若い頃、日本の青春映画を見て成長しましたが、今度は逆に韓国的な青春映画を日本の皆様へお届けする機会を持つことができました。皆様、映画を楽しんで、幸せな時間をお過ごしくださいね。期待してください」
◇プロフィール
1986年9月25日生まれ。183㎝、80㎏。
映画『ソーシャルフォピア(原題)』のBJヤングを演じ、評論家と観客の注目を浴びた後、ドラマ「応答せよ1988」のジョンファンを演じ、爆発的な人気を得ると同時に、演技力を証明した。
映画『グローリーデイ』は二十歳の若者4人が旅先で遭遇したある事件を描く衝撃作で、ジュンヨルは裕福な家庭に育ち浪人生活をするジゴンを時にユーモアを交え、時にはシリアスに演じあげた。そこでジュンヨルが映画『グローリーデイ』について真摯に話すインタビューをお届け!

――まず、リュ・ジュンヨルさんが本作『グローリーデイ』で演じたジゴンはどんなキャラクターか教えてください
「僕は、高校時代は親の囲いの中で生きてきたんですけど外に出た瞬間、いろいろなことに直面することになるジゴンという二十歳の若者を演じることになり、集中して臨みました。(出演者の中で)一番、二十歳に近いジスを見て多くのことを参考にしました。作業環境に恵まれて集中できたので、途中でアドリブも自然に出てくるようになりました。ヨンビ(ジス)、サンウ(スホ/EXO)、ドゥマン(キム・ヒチャン)と一緒に話をしながら、チキンを食べる場面で、ドゥマンとの話はほとんどアドリブだったんです。ドゥマンを演じたヒチャンと息が合って、その場面を面白くすることができました」
――演じたジゴンと似ている部分、似ていない部分があれば教えてください
「似ている部分はとりあえずジゴンが置かれた状況です。僕も二十歳の時、浪人生活を送っていました。さらに似ている部分は僕もジゴンのように当時明るい性格だったと思います。いや、明るく振る舞おうとしたかも。浪人生活ってそれほどうれしいことではないですが、乗り越えようと努力しましたね。違う点はジゴンのように友達を裏切りません。何より義理を大事にして、人間関係を大事に思う方です。もちろん、ジゴンがすべての面において悪いわけではないんですが、選択という観点からすると、僕はそのような選択はしなかったと思います」
――苦労したシーンやお気に入りのシーンを教えてください
「苦労したシーンはあまり覚えてなくて…。それぐらい僕にはただ幸せな記憶だけがたくさんあったと思います。なので特別、苦労したシーンとかはないと思います。記憶に残っているシーンは(浜辺を4人で走る)最初のシーンですね。撮影する時ももちろんよかったんですが、画面の中で見るとさらにいいなと思いましたね。結局、そのシーンが映画の前と後に付くんですが、前の感情と後の感情が同じカットなのにも関わらず、映画が始まるときの感情と、映画が終わってからの感情に明確な違いがあります。その部分がとても魅力的なシーンだと思います」

――二十歳の思い出や記憶に残っている出来事を教えてください
「先ほども言ったように、僕もジゴンのように浪人をしていましたね。暗鬱な日々でしたが、今思うととても自分のためになったと思います。なぜなら二十歳になった瞬間、とても幻想的で何かが変わっていく感じがありました。俳優になることを決心したのも二十歳なので、さらに意味深い二十歳だったと思います」
――映画の見どころを教えてください
「最初、この映画を見ると仲間たちが置かれた状況が目に入りますが、二回三回見ているうちに、社会に対して発信するメッセージが見えてくると思います。そのメッセージが果たして今のその年頃の若者たちにどのように受け止められ、大人たちにはどのような責任感を与えられるかといった話があると思います。それは日本でも韓国でも同じく共感できるメッセージだと思います」
――今後、どのような役を演じてみたいですか? どんな俳優になるのが目標ですか?
「『グローリーデイ』以降、いろいろ出演しましたが、今後2作品、公開を控えています」
「俳優として特別やりたい役とかジャンルというより、良い人たちと監督がいればためらわずに作品にどんどん出演していくつもりです。俳優として成し遂げたい目標があるとしたら、末永く俳優として演じ続けていくのが望みですね。現在長年演技をやってらっしゃる先輩方々を見ると、長年活動できる原動力や力をお持ちなんです。これは単純に演技の実力だけで満たされるものではなく、その他の部分で相当重要なものが多いです。僕もその部分をこれからより補っていくつもりです。そんな俳優になりたいです」
――日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします
「お会いできて、うれしいです。『グローリーデイ』はとても韓国的な青春映画だと思います。僕が若い頃、日本の青春映画を見て成長しましたが、今度は逆に韓国的な青春映画を日本の皆様へお届けする機会を持つことができました。皆様、映画を楽しんで、幸せな時間をお過ごしくださいね。期待してください」
◇プロフィール
1986年9月25日生まれ。183㎝、80㎏。
映画『ソーシャルフォピア(原題)』のBJヤングを演じ、評論家と観客の注目を浴びた後、ドラマ「応答せよ1988」のジョンファンを演じ、爆発的な人気を得ると同時に、演技力を証明した。