雪の日の思い出
めずらしく雪が降った
カメラと三脚を持って
近くの公園に
そこには
ワンちゃん連れの方が
お2人
「撮っていただけますか」と女の方
その言葉に
嬉しくて
雪景色を撮るのも忘れ
ひたすら
パチパチとシャッター
まだデジタルカメラではない時代
もうひと方のワンちゃん
こちらから
撮らせてもらった
ご高齢の男性の方
お二人は知り合いのようだ
撮り終わり
その足ですぐに現像へ
後日 出来上がった写真
女の方に渡した
ついでにお知り合いの方の写真も
預けた
ご高齢の方は
写真のお礼に訪ねてこられた
そして
ニコニコしながら
「家内が隣の部屋へ何度も 何度も
行ったり来たりして
孫の写真より
撮っていただいた写真ばかりを
見ています」と
本当に嬉しそうに語ってくださった
そして
また
ワンちゃんとの出会いを話された
庭先にひょっこりと子犬ちゃん
ご主人はどうしたらいいのか戸惑った
ところが奥様は
「きっとうちのご先祖様よ」
その一言で子犬ちゃんは
ここの家族になったと
ご主人のお話に感動し
写真を大きく引き伸ばし
額に入れて
お渡しした
撮らせていただいて
こんなに喜んでもらったので
私からのお礼でした
記念のアルバム