心が締め付けられました

一昨日の朝、通勤と中の電車の窓から 富士山を見て

「今日は風が強いんだろうな・・・

　山の上の方だけ薄い雲が渦をまいているみたいだ・・」

　と思いながら見ていました。


その日の午後、 片山右京さん遭難の一報が流れました。

彼がF1ドライバーだった事以外

登山家、冒険家として活躍されているとは知りませんでした。

夕方のニュースではしっかりとした足取りで下山する

片山さんの姿が映し出されていた。

ただ、同行した2名は山に・・・悪天候のため捜索は断念。

今朝のニュースでは、昨日発見された同行者2名が

遺体で収容されたとのこと。

号泣しながら会見する片山さんの姿がありました。


長年来の友人であり、社員である2人の死。

捜索隊の方が2名の発見当時の様子を語っていた。

しっかりと2名のカラダを固定されていたと・・・


その様子が容易に想像できて、胸が締め付けられました。


助けてあげることができなかった悔しさ。

どうしてこの日に登山してしまったんだ・・という後悔。

きっと頭の中は どうして・・どうして・・なんでの繰り返しなのでしょう。

また亡くなられた2名の家族からのコメントも

片山さんへの「愛」に満ちていました。


素晴らしい仲間だったんだろうな・・・

なんという悲劇なのだろ。

そんな過酷な状況の中 彼だけ大きな怪我もなく存在している。

これからの人生は、亡くなられた仲間2人も一緒に

そのご家族の想いも背負って 生きていくんだろう。

重いけど、生きる強さになるでしょう。



ニュースの続報によると、

悪天候のため登山は禁止されていたようです。

冒険家・・・そんな時こそトライしてみたいのでしょう。

その気持ちも分かるな。




誰でも一人で生きてる人はいない。

支えられているだけでもなく、

気づかないうちに誰かを支えてあげていることもある。


亡くして より一層それが 鮮明になるときもあるでしょう。

だから、「今度」ではなく 「今」を十二分に生きる事が大事なんですね。




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