私が、抗がん剤治療を薦められたのは、病理検査の結果によるものでした。
<病理検査結果>
しこりの大きさ 1.8×1.5×3.7cm
リンパ節転移 なし
組織型 浸潤癌
★核グレード 3
★エストロゲン受容体 -
★プロゲステロン受容体 -
★HER2 タンパク 陽性(3+)
上記の★マークが、問題だった様です。
乳癌治療は、ホルモン受容体の有無により、治療法が大きく変わるようです。
抗がん剤治療は、癌の大きさ等の症状により、術前または術後行います。
癌が大きいときは、抗がん剤で小さくしてから手術をしたほうが、
患者さんのダメージも少なく済みます。
(私の場合は、術後です。)
抗がん剤は、見えないガン細胞をやっつけるお薬です。
しかし、ガン細胞だけを攻撃するだけでなく、全く問題がない元気な細胞も
一緒にやっつけてしまいます。
治療をしているにもかかわらず、体力を消耗してしまうということと、
副作用がどれほどのものか、また万人に有効なのか・・・?と治療前に悩みました。
しかし、病理検査の結果から、どこに潜んでいるか分からないガン細胞を
やっつけてしまうことが先決であるとのアドバイスがあり、
治療を受ける決意をしたわけです。
私が行った治療は、EC療法というものです。
<薬・点滴治療>
E=エピルビシン 色/ 赤 効果/ ガン細胞のDNAの合成を抑える
C=エンドキサン(シクロフォスファミド)色/無色 効果/ ガン細胞の成長を阻害
<スケジュール>
1クール3週間に1回の点滴
点滴前に採血をし、白血球の数値により、3週間から4週間に変更あり
<こきゆの治療経過と副作用>
1クール '07年10月22日 白血球4307
副作用 投与当日から4日間程 吐き気・倦怠感 3週間後から脱毛
手先のしびれ・味覚障害など
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× 2クール '07年11月12日 白血球1125 (投与できず)
2クール '07年11月19日 白血球3333
副作用 手先のしびれ・味覚障害など (割と軽かったです)
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3クール '07年12月10日 白血球1820 (ギリギリ)
副作用 血管痛
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4クール '08年1月7日 白血球5497
副作用 吐き気 (現在も少々継続中)
<補足>
年末に風邪を引きました。熱が38.4も出ました。
<治療費 1回分>
点滴¥22,280 飲み薬4日分¥3,530
<投与前のアドバイス>
家事をしなければならない場合は、前日までに済ましておくと気が楽です。
食料品などもまとめ買いしておくと、いいですね
治療中の日記は、左のカテゴリー欄で「抗がん剤・EC療法」を選択して
回覧してください。
今後の治療方針は、28日の検診で医師と相談します。
恐らく、放射線治療とハーセプチン(点滴)を行うのだろう・・・と想像しています。
ささやかな希望ですが、この抗がん剤治療で、
膠原病・皮膚筋炎が治まって欲しいと思います。現在は、薬の効果で治まっています
簡単ですが、まとめでした。
ご参考になればいいのですが・・・
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