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EC療法・まとめ

2008年01月10日 14時09分30秒 | 乳がん関連

私が、抗がん剤治療を薦められたのは、病理検査の結果によるものでした。

<病理検査結果> 

 しこりの大きさ 1.8×1.5×3.7cm

 リンパ節転移 なし

 組織型 浸潤癌

 ★核グレード 3

 ★エストロゲン受容体 -
 
 ★プロゲステロン受容体 -

 ★HER2 タンパク 陽性(3+)

 上記の★マークが、問題だった様です。

乳癌治療は、ホルモン受容体の有無により、治療法が大きく変わるようです。



抗がん剤治療は、癌の大きさ等の症状により、術前または術後行います。

癌が大きいときは、抗がん剤で小さくしてから手術をしたほうが、

患者さんのダメージも少なく済みます。

(私の場合は、術後です。)


抗がん剤は、見えないガン細胞をやっつけるお薬です。

しかし、ガン細胞だけを攻撃するだけでなく、全く問題がない元気な細胞も

一緒にやっつけてしまいます。


治療をしているにもかかわらず、体力を消耗してしまうということと、

副作用がどれほどのものか、また万人に有効なのか・・・?と治療前に悩みました。

しかし、病理検査の結果から、どこに潜んでいるか分からないガン細胞を

やっつけてしまうことが先決であるとのアドバイスがあり、

治療を受ける決意をしたわけです。


私が行った治療は、EC療法というものです。

<薬・点滴治療>

 E=エピルビシン 色/ 赤  効果/ ガン細胞のDNAの合成を抑える

 C=エンドキサン(シクロフォスファミド)色/無色 効果/ ガン細胞の成長を阻害
 

<スケジュール>

 1クール3週間に1回の点滴

 点滴前に採血をし、白血球の数値により、3週間から4週間に変更あり


<こきゆの治療経過と副作用>

 1クール  '07年10月22日 白血球4307

 副作用   投与当日から4日間程 吐き気・倦怠感 3週間後から脱毛

        手先のしびれ・味覚障害など

**********
 
 × 2クール '07年11月12日 白血球1125 (投与できず)

 2クール '07年11月19日 白血球3333

 副作用  手先のしびれ・味覚障害など (割と軽かったです)

**********

 3クール '07年12月10日 白血球1820 (ギリギリ)

 副作用  血管痛

**********
 
 4クール '08年1月7日 白血球5497

 副作用  吐き気 (現在も少々継続中)


<補足>
 
 年末に風邪を引きました。熱が38.4も出ました。


<治療費 1回分>
 
 点滴¥22,280 飲み薬4日分¥3,530


<投与前のアドバイス>

 家事をしなければならない場合は、前日までに済ましておくと気が楽です。

 食料品などもまとめ買いしておくと、いいですね



治療中の日記は、左のカテゴリー欄で「抗がん剤・EC療法」を選択して

回覧してください。


今後の治療方針は、28日の検診で医師と相談します。

恐らく、放射線治療とハーセプチン(点滴)を行うのだろう・・・と想像しています。


ささやかな希望ですが、この抗がん剤治療で、

膠原病・皮膚筋炎が治まって欲しいと思います。現在は、薬の効果で治まっています



簡単ですが、まとめでした。

ご参考になればいいのですが・・・


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