笑顔VS悲しみ

昨日、お通夜があり、またその夜寝ずにお線香の管理をし、お葬式を迎えました。

お通夜の時にはおばあちゃんやっぱり亡くなったんだ～！顔を見ても亡くなったんだ～！と思うくらいだった。なんで死ぬの？と考えるときもあったが、それも冷静に対処できるくらい、自分で自分をコントロールできた。

しかし、お葬式の時は何かが違った。

その何かの存在がほんとに何なのかとても違和感があり気持ち悪かった。

なんなんだこれは！無意識のうちにおばあちゃんとの記憶が流星のごとく頭の中に流れ込んでくる。

その流星のごとく流れ込んでくる何かはみるみるうちに増加し、蓄積していく！

しかし、自分には限られた蓄積量がある。その蓄積量をオーバーしたものは大粒の涙として外に外に溢れ出ようとする。

いくら私が我慢し、歯を食いしばったとしても「そんなの関係ね～」と言って進行が進むだけでなく、それどころかますます出る速度が増してくる。

もうコントロール不可能の状態にまでに達してしまった。

そんな時、一人の親戚の小さな小さな男の子の「にひ～」っていう笑顔でみんなを励まそうとしていた。それを見た私はとても悲しみという現実から抜け出すことができ正常に戻ることが出来た。

今回、人間一人の死というものはとてもはかなく、悲しいものであるということ、また、笑顔というものの大切さが身にしみて思い知らされました。