2015年度~の弊社、手作り テストピースでの遮熱効果結果です!!
断熱材+温度計+ケイカル板(熱変換処理工法塗布:サンプル板/200*350 t=5mm、裏面発泡ウレタンt=25mm )
2010年頃より~50枚以上遠赤外線放射セラミックスの配合・被膜方法を色々と換えてあきらめることなく
テストを繰り返してまいりました。
打ち放しコンクリート保護システム:キクスイSA工法の場合、その風合いがクリヤー仕上げのため、
一般的な反射塗料による遮熱処理方法では一般塗料の仕上げのような、ベタ塗りの仕上げとなってしまい、
打ち放しコンクリートの意匠性・風合いが損なわれてしまいます。維持することは不可能です。
私たちは、コンクリートを熱伝播遅延型蓄熱材として考え(通常断熱材と称する物はこの性質を有しております。)
熱変換処理することによりコンクリートの蓄熱・放熱機能を付与できることによる遮熱効果・環境対応省エネルギー効果
を持たせることを目的としております。
№1
2015/7/24 左から (無処理 ・ A ・ B ) №1 裏面温度 64℃ 58℃ 56℃ AM11:56
№2 裏面温度 53℃ 54℃ 49℃ AM12:56
2017/7/15 左から ( 無処理 ・ A ・ B ) №1 裏面温度 60℃ 56℃ 54℃ AM11:30
無処理
A
B
無処理 B
2019年5月裏面温度 63℃ 55℃
結果、各年度 ケイカル板:200*300 t=5mm 程度の面積で裏面との温度差が5~8℃あり、コンクリート建物全体の蓄熱量を軽減でき、クーラーの作動開始時間を遅らせる事も可能となると考えられ、遮熱効果その他、環境対応省エネルギー効果が期待できるのではないかと考えます!!
2F部分のみ遮熱処理 (改修工事施工完了)
集合住宅玄関屋根部分 集合住宅開放廊下玄関屋根部分
温度差10度を目指して、今後も楽しみながら継続・テストをしていきたいと思います!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます