まず圧倒的な秀麗句から。
オリジナル初出は※。
このペーソス(かなしみ系もやもや感)とポライトネス(礼儀ただしさ)が凄い。
土曜日の授業なんかヤなんだけれど授業で聞かされる俳句のリズムには丁寧に応じている。
アンビバレント状態の素直な描出が実に凄すぎる。とっても芸術性が高い。
末頼もしい若者の圧倒的な秀麗句に、いたく刺激を受けた。
だから、句作を試みた。
しかし、悲しいかな、観賞力はあれど創出力がない。
とはいえ、盗作力にかけては人後に落ちないという自負がある。
そこで、どれから盗作しようか考えた。
そして2句に思い至った。
どちらも同一俳人の作で、どちらも人口に膾炙した名句の誉れが高い。
では、盗作句二つを厚かましく披露する。
註:「大鋸屑(おがくず)」からの連想。
註:「ながつき」の漢字表記は「九月」。先月市議会での教育長答弁を踏まえた。
拾遺集の続編は他日を期したい。