ゆうなとダディ

娘のゆうなと自分の日記ブログ

第77期棋聖位決定五番勝負 第1局

2006年06月05日 | 将棋
今日は「第77期棋聖位決定五番勝負」第1局 でした。

佐藤棋聖鈴木八段

純粋振り飛車党のタイトル挑戦は楽しい


先日朝日オープンで藤井九段が羽生選手権者に挑戦しましたが、棋聖は七大タイトルですからね

俺が将棋を始めてから、初めての純粋振り飛車党、タイトルに挑戦です




ネットで生中継すると聞いていたので、仕事中コッソリ何度か観戦しました


1時過ぎにパソコンで見てみると、なんと早石田

タイトル戦で三間飛車ですよ

会社なのにちょっと小躍りしてしまいました(笑)

俺がやる三間飛車とはまったく別モンなのにね




舛田幸三賞まで取った鈴木八段の早石田。

相当研究している事でしょう。

事実この局面まで、鈴木八段が書いた石田流新定跡通りの進行でした。






▽6五角で先手悪いと言われていた局面で、鈴木八段が発見した自慢の▲5六角!


これで5分以上の戦いに持っていける自信があるのでしょう。

本でもこの後の変化が色々解説されてました。

上の局面から▽7四角▲同角▽6二銀なら▲5五角など。



しかし

佐藤棋聖の次の一手は▽5四角!






久保八段がこんなコメントをしてました。


「▽5四角なんて見たことない。思いつきもしない」


鈴木八段の本にもまったく触れてませんでした。


この後、振り飛車は美濃囲いに。

居飛車は居玉のまま角を圧迫しに銀が2枚進出していく形。

戦いに持ち込みたい振り飛車と、ガッチリ受けたい居飛車のせめぎあいが続きました。



仕事中で長くは見ていられなかったので、時々スキをみてネット観戦していたのですが、18時半に見た時には終わってました






62手目の▽8一飛で鈴木八段投了。


駒損覚悟で戦いに持ち込んだ振り飛車の無理をとがめられたって感じです。

寄せ合いもなく対局は終了。



振り飛車党として残念でしたが、まだ1局が終わっただけ

第2局では得意のゴキゲン中飛車を期待します


鈴木八段。

ガンバレ―――ヾ(`・ω・´)ゞ―――ェェェ!!!