同じ将棋サークルの仲間に、三保の松原に住んでる友人が
います。
この人と会うまでは、三保の松原なんて地名は
知りませんでした
でも調べてみると、なんか興味ありげな土地なんですね。
天女伝説っつーもんがあるそうです。
三保の村に伯梁という漁師が住んでおりました。
ある日のこと、伯梁が浜に出かけ、浦の景色を眺めて
おりました。
ふと見れば、一本の松の枝に見たこともない美しい衣が
かかっています。
伯梁が衣を持ち帰ろうとしたそのとき、どこからともなく
天女があらわれてこう言いました。
『それは天人の羽衣。どうそお返しください』
『では、天上の舞いを見せてくださるのならば、
この衣はお返ししましょう』
天女は喜んで三保の浦の春景色の中、霓裳羽衣の曲を奏し、
返してもらった羽衣を身にまとって、月世界の舞いを披露
しました。
そして、ひとしきりの舞いのあと、天女は空高く、やがて天に
のぼっていったといいます。
頃は十五夜。それは月明かりが美しい宵のことでした。
天女・・・
いい響きですね
現代の天女を探しに是非行ってみたいもんです
「今日の天女はキミだーー一緒に将棋しなーい?」
みたいな感じで
でも将棋はしてくんないよね、きっと