行間を読んではいけない！

本業よりも、ＮＰＯの理事デビュー当時に、
「行間を読むことが大事だ」とよく先輩方から言われました。

というのも、お役所が書いた文書を確認することがあった
のですが、その文書を別の所管に努めるお役所の人が、
「役人はこういうことを含んで書いている。」と
解説してもらい、そうなのかと感心したものです。

残念ながら私は、あまり読み解く能力が身についていない
のですが、行間を読まないほうがいい場合があります。

具体的には、健康食品類のテレビＣＭ。
たとえば、こんな感じのＣＭありますよね。

『痩せたい方、これ飲んでみませんか？』
『○○値、下げたいあなたにすすめたい！』

ＣＭを流す側は、「痩せます」とか、「○○値、下がります」
って言ってしまうと、薬事法かなにかで違法になりますから、
そんな断定的なこと、言ってません。

でも、見る人は、「飲んだら痩せる」、とか「血圧下がる」とか
そう考えますよね。
行間を読む、またはそう読み替えるということを知らず知らずに
やってしまっています。

痩せる、値を下げるには、運動、食事など日頃の生活を見直すことから。
血液疾患で苦しんでいる方々も、しんどくてもちゃんとご飯は
食べましょう。私がそうでしたが、場合によっては、食後に貧血状態に
なる時があるのでつらいことがあるかもしれませんが。

飲んだり食べたりして劇的に体質が改善したら逆にめっちゃ怖いですよ。



神戸の会ＨＰ管理人：みんちゃん