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神戸大学総合ボランティアセンター点訳セクション

フロアーバレー

2005-10-24 19:58:56 | 気まぐれ点字教室
今回は6人製バレーボールのルールを基礎に、弱視者、全盲者が共に楽しめるように工夫された球技。
SL合宿でもやったフロアバレーについての説明です

フロアバレーとは、全国各地方で異なったルールで行われていた、盲人バレーボールを関東地方のルールをベースにして全国統一したものでフロアバレーができるまでは、地方によってルールが全然違っていてました。
なので統一以前は全国大会などを開催できる状況ではなかったようです

フロアバレーと一般のバレーボールとの大きな違いは、普通はネットの上でボールを打ち合いますがフロアバレーボールでは、ネットの下を30センチ開けネットの下で打ち合うことです
基本的にボールは床の上を転がすことになります。
ただし、ボールが空中に浮いてもエンドラインまでに落ちたら、セーフなんです
前衛選手は、すべてアイマスクを着用し後衛選手は弱視の選手が入ります
前衛選手は、ボールが床にはねたり転がったりする音と後衛選手の指示によって動くことになります。
前衛選手のレシーブは、ボールを体全体で受けることができます。ただし、ボー
ルを受けた後は、ボールを動かしてはなりません。
前衛選手のアタックは、片手でボールを押さえて反対の手でボールを打ちます。
後衛選手は、普通のバレーボールのレシーブや、アタックのしかたと同じだと思います。ただし、故意にボールを蹴ってはならないです。
後衛選手は、前衛の後ろにあるアタックラインより前に踏み込んで、ボールを
打ってはなりません。

サーブを打つ前にサーバーは、自分のポジションナンバーをいってから、サーブ
します。サーブされたボールが相手コートに入るまでは、どちらのチームも声
を出すことを禁止されています。
普通のバレーボールは全員でローテーションしますが、フロアバレーボールでは
、前衛と後衛それぞれでローテーションします。
使用するボールや、コートは普通のバレーボールと同じです。
フロアバレーボールは、6人製バレーボールのルールの変更のたびに、新しいル
ールを採用しています。
フロアバレーボールができたときは、サーブ権制で行なわれていましたが、今は
ラリーポイントで行なわれています。今では、リベロを入れることもできます。