骨の変形とは修復作業です。
変形し続けるモノではなく、
修復作業が終われば必ず落ち着きます。
では、なぜ変形は起こるのでしょう?
ある程度年齢が行くと大なり小なり変形は起こります。
原因の一つは関節面の不安定性。
関節とは2つの骨の繋ぎ目です。
お互いの関節面が安定していれば問題無いのですが、
筋力低下や筋バランスの崩れ等から安定性がなくなり、
関節面に微細な『ズレ』が生じます。
その微細な『ズレ』により生じた不安定性を
安定させようと骨は関節面を広くし、
安定させようとします。
それがレントゲン上で見られる『骨棘』と呼ばれるものです。
ただ、一般的に…整形等では、この『骨棘』は『骨のトゲ』であり、
その『骨のトゲ』があたかも痛みの原因です…と説明される事が多いです。
しかし、実際はピンポイントで出てくる『骨のトゲ』ではなく、
骨の広い範囲で出てくるモノです。
『骨棘』は『点』ではなく『面』で出てくるモノなのです。
痛みはありません。
そして、修復が終われば必ず落ち着きます。
人間が本来持っている身体を守ろうとする機能です。
そんな関節の不安定性を落ち着かせる為に一般的にはトレーニングが推奨されています。
確かに、周囲の筋力が強くなれば関節は安定するように感じます。
ですが、そもそも筋肉が凝り固まっている状態でトレーニングをしても十分な成果は得られません。
むしろ、筋肉への過度なダメージでより痛みを増大しかねません。
まずは筋肉をほぐしてあげることです。
筋肉が十分に動ける状態を、
力が発揮できる状態を作ってあげることが重要です。
トレーニングはそれからでも遅くはありません。
2週間程前に我が家の長男が骨折しました。
右足の親指の第一関節の『剥離骨折』との診断でした。
動かしての痛み、腫れ、内出血もあり歩く時も痛みの為びっこ引いていました。
整形を受診し、レントゲンを撮ってもらい剥離骨折の診断でした。
足裏からしっかりした当て物を当て、包帯固定+安静の指示でしたが、
痛みは3〜4日で落ち着き、
歩く時に固定が気になって歩きずらそうだったので固定は外してしまいました。
そして、昨日一週後の経過の診察。
受傷から一週間ですから、レントゲン上はほとんど変化はありません。
ですが、痛みは落ち着き、
固定もせずにスタスタ歩いて来院した長男にちょっと医師は困惑気味でした。
『レントゲン上の剥離骨折はそのままなのに、痛みが落ち着いてスタスタ歩いている』のですから。
医師としてはビックリですね。
前置きが長くなりましたが…
骨折してようが変形してようが、
周囲の炎症が落ち着けば痛みは落ち着くのです。
子供だからではなく、皆そうなのです。
子供は恐怖心も強いですが、
それ以上に『動きたい!!!』等の本来持っている欲求が強いので、
早い段階で『恐怖心』を取り除き、
動かし始めれられれば復活は早いです。
これは大人も同じです。
大切な事は、見た目でどうこうではなく、
いかに早く『痛み』を抑え、
『恐怖心』を取り除けるかです。
骨は大丈夫なのです!!
内服と安静+トレーニングではなく、
内服+ほぐし!
そして、怖がらずに負荷をかける事です。
現代医学の主流は『手術療法』と『保存療法』です。
『手術しか手段はありません』
『このままだと歩けなくなります』
と言う言葉はとても後ろ向きで、
『痛み』のある方の『不安感』『恐怖心』を煽ります。
手術はあくまでも手段の一つです。
選択権は人それぞれです。
『大丈夫です!!!』
そっと見守ることも一つの優しさなのかな…
と、感じている今日この頃です。
変形し続けるモノではなく、
修復作業が終われば必ず落ち着きます。
では、なぜ変形は起こるのでしょう?
ある程度年齢が行くと大なり小なり変形は起こります。
原因の一つは関節面の不安定性。
関節とは2つの骨の繋ぎ目です。
お互いの関節面が安定していれば問題無いのですが、
筋力低下や筋バランスの崩れ等から安定性がなくなり、
関節面に微細な『ズレ』が生じます。
その微細な『ズレ』により生じた不安定性を
安定させようと骨は関節面を広くし、
安定させようとします。
それがレントゲン上で見られる『骨棘』と呼ばれるものです。
ただ、一般的に…整形等では、この『骨棘』は『骨のトゲ』であり、
その『骨のトゲ』があたかも痛みの原因です…と説明される事が多いです。
しかし、実際はピンポイントで出てくる『骨のトゲ』ではなく、
骨の広い範囲で出てくるモノです。
『骨棘』は『点』ではなく『面』で出てくるモノなのです。
痛みはありません。
そして、修復が終われば必ず落ち着きます。
人間が本来持っている身体を守ろうとする機能です。
そんな関節の不安定性を落ち着かせる為に一般的にはトレーニングが推奨されています。
確かに、周囲の筋力が強くなれば関節は安定するように感じます。
ですが、そもそも筋肉が凝り固まっている状態でトレーニングをしても十分な成果は得られません。
むしろ、筋肉への過度なダメージでより痛みを増大しかねません。
まずは筋肉をほぐしてあげることです。
筋肉が十分に動ける状態を、
力が発揮できる状態を作ってあげることが重要です。
トレーニングはそれからでも遅くはありません。
2週間程前に我が家の長男が骨折しました。
右足の親指の第一関節の『剥離骨折』との診断でした。
動かしての痛み、腫れ、内出血もあり歩く時も痛みの為びっこ引いていました。
整形を受診し、レントゲンを撮ってもらい剥離骨折の診断でした。
足裏からしっかりした当て物を当て、包帯固定+安静の指示でしたが、
痛みは3〜4日で落ち着き、
歩く時に固定が気になって歩きずらそうだったので固定は外してしまいました。
そして、昨日一週後の経過の診察。
受傷から一週間ですから、レントゲン上はほとんど変化はありません。
ですが、痛みは落ち着き、
固定もせずにスタスタ歩いて来院した長男にちょっと医師は困惑気味でした。
『レントゲン上の剥離骨折はそのままなのに、痛みが落ち着いてスタスタ歩いている』のですから。
医師としてはビックリですね。
前置きが長くなりましたが…
骨折してようが変形してようが、
周囲の炎症が落ち着けば痛みは落ち着くのです。
子供だからではなく、皆そうなのです。
子供は恐怖心も強いですが、
それ以上に『動きたい!!!』等の本来持っている欲求が強いので、
早い段階で『恐怖心』を取り除き、
動かし始めれられれば復活は早いです。
これは大人も同じです。
大切な事は、見た目でどうこうではなく、
いかに早く『痛み』を抑え、
『恐怖心』を取り除けるかです。
骨は大丈夫なのです!!
内服と安静+トレーニングではなく、
内服+ほぐし!
そして、怖がらずに負荷をかける事です。
現代医学の主流は『手術療法』と『保存療法』です。
『手術しか手段はありません』
『このままだと歩けなくなります』
と言う言葉はとても後ろ向きで、
『痛み』のある方の『不安感』『恐怖心』を煽ります。
手術はあくまでも手段の一つです。
選択権は人それぞれです。
『大丈夫です!!!』
そっと見守ることも一つの優しさなのかな…
と、感じている今日この頃です。