珊瑚色のうさぎ

気まぐれ徒然日記♪

「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」

2007-01-20 09:39:53 | Weblog
「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」

この歌は太宰府に左遷された菅原道真が、京を離れる際に庭の梅の花に寄せて詠んだものです。
「春になって東風が吹いたら、風に乗せて花の香りを届けて欲しい、梅の花よ。主がいないからといって、春を忘れるなよ。」って意味です。
歌に詠まれている道真が愛した梅が、主を慕って一夜にして京から太宰府に飛んできたという“飛び梅伝説”も有名な話。

私がこの歌を知ったのは、高校のとき。
「姫神さまに願いを」っていう、コバルト文庫から出てるシリーズものがあるんだけど、
このシリーズが好きで読んでたら、「東風吹かば・・・」の歌がつかわれていたの。

少し寂しい感じで、綺麗な歌だなぁって思った
昔の人は自分の想いとか、願いとか・・・そういうのを歌にしたんだよね。
日本人の心って感じがする。

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1 コメント

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ブログ栄誉賞 (めがね河童)
2007-01-20 18:20:26
あなたは見事にブログ中毒にはまりましたので、これを賞します。
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