goo blog サービス終了のお知らせ 

マーケット・ディーラー ~日本株、為替、穀物、石油他~

ヘッジファンド・ディーラー歴15年の運営者が送るマーケット・リポート。

国内マーケットの動向 日経平均反発 米国景気に底入れ宣言

2009-08-13 15:45:59 | Weblog
2009年8月13日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  1万0517円19銭  前日比82円19銭高

日経平均先物9月物(大証) 1万0520円  前日比80円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 1万0535円  前日比105円高

東証1部売買代金  1兆3132億円

東証1部売買高    19億3819万株 

(概況)

連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で、米国経済が底入れしつつあるとの見方を示す一方、早期利上げ観測を否定した事などが好感され、前日の米国株が大幅高となった流れを受け、今日の東京市場は主力株を中心に幅広い銘柄に買いが先行した。ただ、国内がお盆休みに入り市場が閑散とする中、明日は8月物オプションSQ算出を控えている事もあり、買い一巡後は見送りムードが広がり、午前午後を通じて高値圏でのもみ合いに終始した。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=96円14―16銭 前日比89銭 円安

(概況)

前日のFOMC声明で事実上の景気底入れ宣言がなされた事を受け、一時ドル買い戻しの流れが強まったものの、東京時間においてはそうした動きも一巡し、米国債償還や利払いに絡む円買いなどに上値を抑えられ、ドル/円は96円挟んで小動きに終始する展開が続いた。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=136円83―86銭 前日比2円40銭 円安

(概況)

前日のFOMC声明を受けリスクテイクの動きが活発化し、NY時間ではユーロ/円も一時137円25銭付近まで上昇する場面もあったものの、東京時間では一時136円20銭付近まで反落した。ただ、その後は株高を背景に強含みの展開となり、ユーロ/円は底堅い動きを見せている。

FOMC声明文

2009-08-13 14:19:43 | Weblog
2009年8月12日のFOMC声明

6月の前回会合以降に入手した情報から、経済活動は底入れしつつあるように見受けられる。金融市場の状況はここ数週間にさらに改善した。家計支出には引き続き安定化に向けた兆しがみられるが、失業の継続と所得の伸び悩み、住宅資産の減少、厳格な信用条件に依然抑制されている。企業は依然として固定投資を縮小し、人員を削減しているが、売上高に合わせた在庫調整には進展がみられる。経済活動は当面、弱い状況が続く可能性が高いものの、金融市場と金融機関の安定化を目指した政策行動と財政・金融刺激策、そして市場の力が作用し、物価安定を背景に持続的経済成長の緩やかな再開に貢献すると委員会は引き続き予想する。

エネルギーなどの商品価格が最近上昇した。しかしながら、著しい資源のたるみが価格圧力を抑える可能性が高く、委員会はインフレは当面、抑制された状態が続くとみている。

連邦準備制度はこの環境において、経済回復と物価安定の維持に向けて、可能な手段すべてを活用する。委員会はフェデラルファンド金利誘導目標を0%から0.25%のレンジで据え置き、経済状況が長期にわたって、FF金利の異例な低水準を正当化する可能性が高いと引き続き想定している。先の発表に基づき、住宅ローン貸し出しと住宅市場への支援を強化し、さらには民間信用市場全体の改善を促すため、委員会は年末までに政府機関発行の住宅ローン担保証券を最大1兆2500億ドル、政府機関債を最大2000億ドル購入する。委員会はこれに加え、米国債を最大3000億ドル買い取る過程にある。米国債の購入が完了するのに伴う市場の変化を円滑にするため、委員会はこうした買い取りのペースを徐々に緩め、10月末までに全額を買い取るものと想定している。委員会は今後も、経済見通しと金融市場の状況の変化に合わせ、こうした証券を購入する時期と全般的な規模を判断していく。FRBはそのバランスシートの規模と構成内容を監視しており、信用・流動性プログラムを適切に調整する意向だ。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副議長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ラッカー総裁、ロックハート総裁、タルーロ理事、ウォーシュ理事、イエレン総裁が賛成した。

NYマーケットの動向 NY株反発 FOMC声明を好感

2009-08-13 08:34:27 | Weblog
2009年8月12日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  9361ドル61セント  前日比120ドル16セント高

S&P500   1005.81   前日比11.46ポイント高

ナスダック   1998.72   前日比28.99ポイント高

日経平均先物9月物(シカゴ) 1万0550円  大証比110円高

NY原油9月物 1バレル=70ドル16セント  前日比71セント高

(概況)

住宅建設のトール・ブラザーズの好決算発表を受け、序盤から大きく反発して始まった。また、連邦公開市場委員会(FOMC)が声明で、景気見通しについて底入れの可能性を示す一方、早期の利上げ観測を否定し、長期債購入も一ヶ月延長するとの方針を示した事などが好感され、午後にかけても堅調に推移した。


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=96円05―10銭  前日比15銭 円安

(概況)

連邦公開市場委員会(FOMC)が声明で、米国経済の先行きに対し底入れの見方を示した事で、ドルを買い戻す動きが一時強まったものの、早期の利上げ観測の否定や、一部で景気の先行きに対する慎重な見方がくすぶっていることもあり、その後は伸び悩んだ。


ユーロ/円 1ユーロ=136円30―35銭 前日比50銭 円安

(概況)

世界経済の先行きに対する楽観的な見通しから、クロス円全般に底堅い動きを見せたが、FOMC声明後は売り買いが交錯し、ユーロ/円は方向感を欠く場面が目立った。

国内マーケットの動向 日経平均反落 円高や中国株安が重し

2009-08-12 17:56:26 | Weblog
2009年8月12日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  1万0435円00銭  前日比150円46銭安

日経平均先物9月物(大証) 1万0440円  前日比140円安

日経平均先物9月物(シンガポール) 1万0430円  前日比155円安

東証1部売買代金  1兆3108億円

東証1部売買高    17億9586万株 


<東京外国為替市場>

ドル/円(17時時点) 1ドル=95円24―27銭 前日比1円62銭 円高

ユーロ/円(17時時点) 1ユーロ=134円42―45銭 前日比2円81銭 円高

NYマーケットの動向 NY株続落 出口戦略への警戒感

2009-08-12 08:17:48 | Weblog
2009年8月11日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  9241ドル45セント  前日比96ドル50セント安

S&P500   994.35   前日比12.75ポイント安

ナスダック   1969.73   前日比22.51ポイント安

日経平均先物9月物(シカゴ) 1万0495円  大証比85円安

NY原油9月物 1バレル=69ドル45セント  前日比1ドル15セント安


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=95円90―95銭  前日比1円25銭 円高

ユーロ/円 1ユーロ=135円80―85銭 前日比1円60銭 円高

国内マーケットの動向 日経平均続伸 堅調地合いは継続

2009-08-11 16:17:24 | Weblog
2009年8月11日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  1万0585円46銭  前日比61円20銭高

日経平均先物9月物(大証) 1万0580円  前日比30円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 1万0585円  前日比40円高

東証1部売買代金  1兆3472億円

東証1部売買高    19億1398万株 


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=96円80―84銭 前日比56銭 円高

ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=136円83―88銭 前日比1円37銭 円高

国内マーケットの動向 日経平均続伸 年初来高値を更新

2009-08-10 16:12:57 | Weblog
2009年8月10日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  1万0524円26銭  前週末比112円17銭高

日経平均先物9月物(大証) 1万0550円  前週末比130円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 1万0535円  前週末比135円高

東証1部売買代金  1兆4455億円

東証1部売買高    19億9348万株 

(概況)

前週末発表された米国の雇用統計が市場予想を上回り、NY市場で株高・円安が進んだ流れを受け、週明けの東京市場は主力株を中心にほぼ全面高の展開となった。朝方発表された6月の国内機械受注統計が市場予想を大きく上回り、国内外でマクロ環境の改善が加速しているとの見方が広がった事も買い安心感を与えたようだ。ただ、急ピッチな株価上昇に対する警戒感も根強く、利益確定の売りが上値を抑え伸び悩む場面も目立った。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=97円23―25銭 前週末比1円85銭 円安

(概況)

米国の雇用統計が大幅な改善を見せた事を受けてのドル/円買いは朝方には一巡し、その後は国内輸出企業などによる実需の円買いや、短期筋による利益確定のドル/円売りから伸び悩んだ。国内がお盆休みに入る事や、11日から連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される事もあって市場は閑散としており、午後にかけては97円20銭付近で膠着し値動きが鈍った。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=138円21―24銭 前週末比1円29銭 円安

(概況)

前週末のNY市場では米国の雇用統計発表を受け、リスクテイクのユーロ/円買いが加速し、一時138円70銭台まで上昇したものの、週明けの東京市場では国内輸出企業による実需の円買いなどから一時137円80銭台まで反落した。その後は138円前半まで値を戻したものの、市場は閑散としており方向感に欠ける展開が続いている。

株式投資の実例

2009-08-09 15:35:32 | Weblog
世界情勢や経済事情、法や価値観のトレンド、といったグランド・ストラテジーの基礎知識は、マーケット情報を分析・解析するには不可欠なものです。

報道規制された政財界の実態やデリバティブの高度なギミック知識のためには、

世界情勢 国際情勢 デリバティブ 諜報組織 天候 買収(http://www.dejavu-dd.com/)、
マーケット・ストラテジーの真髄をみたければ、
買収技術 天候予測 国際情勢 世界情勢 デリバティブ(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/)
(↑↑無料。クリックで見れます)
をどうぞ。
初期の、恐怖を感じるほど精密なストラテジー、後期の偉大なコトバの数々、報道規制された世界情勢の暗部をリーク!
もちろん大手ヘッジファンド・キング「D」のサイト。世界最強の男たちがどんな価値観なのか、理解できる。
データ初期化、無数のミラーへの読者誘導、キラー・コンテンツ削除などで大手サイトであることを秘匿。

テレビから週刊誌まで、報道機関の話題は投資銀行一色。そんな中で、
現役の投資銀行ディーラーが運営する
投資銀行ディーラーの情報「交換」ルーム
は、市場解析の勉強になります。

投資銀行ディーラーの情報「伝達」ルーム
も、同じ主催者です。もちろん前身は、ディーラー間の情報交換場として有名な、あの大手メルマガ。すべて同じ主催者で、投資銀行・証券業界の顔役。金融機関別、投資銀行のスタンスや、ファンダメンタルの独特な解析手法なども学べます。

今、経営者やディーラーの間で話題となっている最新経営技術として、ブランディング・テクニックとオペレーション・テクニックがあります。それを学べる場所は無に等しいといえます。
ブランド時計じかけのオレンジ が最善です。
内容は難解。このサイトを勝手にリンクに貼っているサイトの多くは、 「意味不明なクール・サイト」 と説明していますが、何度も読んでいると不思議に理解できます。

一般報道機関では、NBCやABCが完全に情報を規制される中で、

CBSと、「CNN」 が、かなり存在感を維持しています。

こうした報道機関の現状に嫌気がさしている方々には朗報があります。

先の“騎士たちのデジャ・ヴ”をご覧ください。恐ろしいほど、このページの予測スケジュール通りに、メディア界は動いています。
また、メディアの技術面の第一人者たちが運営する
コンピュータの神 (http://by3h.blog111.fc2.com/ ) も、必読のサイトと言えるでしょう。

諜報機関の中では、旧ソ連が崩壊し、

「CIA」が、存在感を強めているといえるでしょう。

そうなると、「FBI」は逆に、

CIAに封じ込められるのでしょうか。フーバーの亡霊は?
DIA、NSA、CIA、FBIの未公開ファイルなどは、
これも、先のKnights' Memories(通称;騎士たちのデジャ・ヴ)、Pandora's Box(通称;パンドラ)の2つが頻繁に掲載します。

NYマーケットの動向 NY株反発 雇用統計の内容を好感

2009-08-08 08:57:13 | Weblog
2009年8月7日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  9370ドル07セント  前日比113ドル81セント高

S&P500   1010.48   前日比13.40ポイント高

ナスダック   2000.25   前日比27.09ポイント高

日経平均先物9月物(シカゴ) 1万0635円  大証比215円高

NY原油9月物 1バレル=70ドル93セント  前日比1ドル01セント安

(概況)

朝方発表された7月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比24万7000人減と市場予想を大幅に下回る減少に留まり、失業率も前月より0.1%改善するなど、米国の景気底入れへの期待感が一段と強まり、幅広い銘柄に買いが集まった。


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=97円50―55銭  前日比2円10銭 円安

(概況)

米国の7月の雇用統計が市場予想を上回る内容となり、米国の景気底入れへの期待感の高まる一方、債券売りの加速により金利上昇を招いた事から、ドルは対主要通貨で買われる展開となった。ドル/円も雇用統計の発表直後から買われ、一時97円79銭まで上昇した。


ユーロ/円 1ユーロ=138円30―35銭 前日比1円40銭 円安

(概況)

米国の7月の雇用統計が予想以上に強い内容となり、米国経済の回復基調が一段と強まっているとの見方が広がり、リスクテイクの動きが活発化した。こうした流れを受け、ユーロ/円も序盤から買いが優勢となり、一時138円72銭まで上昇した。

国内マーケットの動向 日経平均続伸 取引終盤に切り返す

2009-08-07 15:50:07 | Weblog
2009年8月7日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  1万0412円09銭  前日比24円00銭高

日経平均先物9月物(大証) 1万0420円  前日比20円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 1万0400円  前日比10円安

東証1部売買代金  1兆4133億円

東証1部売買高    18億9683万株 

(概況)

米国の雇用統計の発表を今夜に控え見送りムードが強まる中、今日の東京市場はイベントリスクを警戒して利益確定の売りが先行した。後場寄り直後にはアジア株安を受け、日経平均が一時1万0250円を割り込む場面もあったものの、その後は先物中心に短期筋によるポジション調整の買い戻しから日経平均は急速に下げ渋り、引けにかけては現物の買いもサポート要因となり、プラス圏に切り返して今週の取引を終えた。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=95円42―45銭 前日比24銭 円安

(概況)

今夜発表される米国の7月の雇用統計の内容を見極めたいとの思惑から、今日の東京市場では手控えムードが広がり、ポジション調整主体の売り買いに終始した。ドル/円は95円台前半から半ば付近でもみ合い場面が目立ち、総じて方向感に乏しい展開が続いている。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=136円98―02銭 前日比13銭 円高

(概況)

前日の欧州中央銀行(ECB)の理事会では金融政策の変更ななく、市場の注目が今夜発表の米国の雇用統計の内容へと移り、東京時間でのユーロ/円は小動きに終始し、方向感を欠く展開となった。