今日は、杉田かおるのシングルレコードシリーズの第11回
「ある晴れた日に」作詞・阿久悠 作曲・坂田晃一
「十七歳のためいき」作詞・杉田かおる 作曲・羽田健太郎
1982年7月発売（7月の何日かは不明）
ＣＢＳソニーレコード 07SH 1187
ドラマ「ある晴れた日に」（テレビ朝日系）の主題歌、
ドラマの冒頭では自作の詩も朗読してました。
結局ラジオシティレコードからは「鳥の詩」以後シングルは発売されず、
「鳥の詩」（1981年6月21日発売）から1年1ヵ月後にＣＢＳソニーにレコード会社が
移り発売されたシングルです。
実は予定されていたシングルは細野晴臣さんとのデュエットの「夢見る約束」
とゆう曲が予定されていたようですが、ヒット曲である「鳥の詩」と同じ
作詞作曲者の「ある晴れた日に」が結局発売されました。
レコードが発売された時、ラジオのスポット広告で、
杉田かおるの「ある晴れた日に」と同時期に発売された、
桃井かおり・来生たかおさんのデュエット曲「ねじれたハートで」
と一緒に宣伝されていましたが、
「ねじれたハートで」がオリコン最高位13位（16.7万枚）までいったのに対して
「ある晴れた日に」は100位以内に入ることはありませんでした。
したがって、ＣＢＳソニーからのリリースはたった1枚で終了してしまいました。
また、杉田かおるのシングルレコードもこれが最後となりました。
「夢見る約束」のほうが発売されていれば、状況は変わったかも
しれませんが・・・・・、結果論ですね。
今聞いてみても、「ある晴れた日に」はなかなかいい曲なのですが、
「鳥の詩」と曲の感じが似ているのと、ドラマは1982年の4月から放送
されましたが、レコードの発売されたのが3ヵ月後ですから、ヒット曲
となるには難しかったのだと思っています。
この曲のＣＤ化をぜひ希望しておきます。
Ｂ面の「十七歳のためいき」
は杉田かおるの作った詩の朗読です。
ファンにとっても賛否両論あると思いますが、わたしとしては普通の
楽曲をだして欲しかったと今は思っています。
まあでも、最後のシングルレコードのＢ面を飾るには強いインパクト
になったと思います。
今日は杉田かおるの最後のシングルレコードについてでした。
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