昆虫採集記

『ふるさと世界の昆虫館』改め、『朝比奈 龍勢・昆虫館』館長です。
昆虫や標本紹介などを気ままに更新していきます。

悲惨な結末 5月7日

2015-05-08 05:23:46 | 日記
GW期間中は休みなしで9日間営業したので、5月7日は臨時休業にして昆虫採集に出掛けてみました。
「もうルリクワ類は出てしまっているだろうから立ち枯れに飛来する甲虫類を撮影してみよう」

車を走らせること2時間で目的地に着きました。
空は雲ってましたが「天気予報では夕方から雨になっていたから昼間はだいじょうぶ!」とガレ場を登って行きます。

以前ナガクチキやルリクワが次々と飛来した立ち枯れのある林に到着したころからポツリポツリと雨が落ちてきました。
それでも「何かいるだろう」とビーティングネットを広げ、枯れ枝などを叩いてみますが何も落ちてきません。

雨はいよいよ本降りになってきました。
ビーティングネットを傘代わりにして雨をしのぎながらも「雨上がりで気温が上昇した時にウジャウジャ飛来するんだ」と空しい期待をしておりました。

10分ほど待ちました。
もうズブ濡れ状態です。

重い足取りで車を止めてある所まで引き帰すことにします。
「そういえば、ここでは何度もこういう目にあっているナ」と、この場所での過去の苦い体験を回想しながらトボトボとガレ場を歩きました。

車に乗って下りてくると・・・麓に近づくにつれて雨は小降りになっています。

平地を走る頃には道路は乾いていて雨の降った形跡もありません・・・このままでは帰れない。
昆虫採集どころか生態写真の1枚も撮れずにいたので「何とかしなければ」の思いで安倍川河川敷に下りてヒラタ幼虫を探すことにしました。

初めての場所なので、どこに材があるのかわかりませんでしたが「ヤナギの木がある所なら流木があるはず」と車の置けそうな場所を探して河原に下りてみました。
・・・・・な~んにも採れませんでした。
・・・・・というか、もうすでに集中力が無くなってました。



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