人生は上々だ

釧路のアイスホッケーチーム「ノーススターズ」の14番、「kin」のブログ。ホッケーや趣味、日常に関するよもやま話。

滑り納め、のはずが・・・

2006-03-28 22:26:55 | スキー・スノボ
いやあ、参りましたよ。
何がって、
まあ、順を追って説明しますね。

今シーズンの滑り納めをしようと、
日曜日にサホロスキー場に行きました。
その日は朝からなんだかお腹の調子が悪く、
行く途中寄ったコンビニでもおにぎりを買ったものの、
食べる気になれず、
「朝食ヨーグルト」のみが朝食。

スキー場に到着。
雪の状態が一番心配だったけれど、
むしろ吹雪いてるぐらいで、
雪の状態はそんなに悪くない。
かなりベタついた雪だけど、
カリカリのアイスバーンに比べれば、
この時期としては上々。

しかし1本滑り終えただけで激しい疲労。
ベタ雪でスキーが滑らず、
常にブレーキが掛かっているような感覚だったのと、
寝不足なのと、
滑るのが久しぶりのせいかななんて思ってました。

かなり吹雪いていたこともあり、
2本滑った時点で昼食休憩。
やはりあまり食欲はなく、
喉は渇いていたのでコーラを飲み。
疲労感と眠気が強かったので、
友人たちに滑っててもらい、
しばし睡眠。
目が覚めると、
なんだか寒気が。
しかもやたらダルい。
おかしいなあと思いつつ、
みんなと合流し再び滑る。

ベタつく雪に悪戦苦闘しながらも、
しばらく今シーズンの滑り納めを楽しみ、
3時ごろ帰路に。
・・・が、滑り終えた直後は温かかった体も、
だんだん冷えていき、
寒気がどんどん襲ってくる。
ああ、これは風邪っぽいなと思い、
途中友人に運転を代わってもらったりしながら、
長い長い帰り道。
自分の車なので最終的には自分が運転し、
友人たちを送り届けた後、
とりあえずポカリを買っておこうと思いコンビニへ。
店内のウォークインクローゼットを空けた瞬間、
普段ならわずかに感じるくらいの冷気が、
全身の毛が逆立つほどの冷たさに感じる。
うわあ、これはヤバイ!
このころになると、
頭もぐーるぐるのふーらふら。(@_@)

帰宅後、ストーブのボタンをポチッと押してから、
点火するまでのあいだ、
ガタガタと震えながら熱を計る。
38度3分。
マジすか・・・(>_<)
僕の場合、
38度を超えるともうあらゆる行動は不能です。
その後はストーブをガンガンに焚いて、
服をたくさん着込んで布団も4枚被って、
それでも寒さに震えながらひたすら寝る。

翌朝の月曜日、
熱は多少引いたけれど、
とても休んでられない仕事をしょうがなく休んで病院へ。
風邪かと思っていたら、
「ウイルス性胃腸炎」。
ははあ、そうだったのか。

医者「何かお腹を冷やすようなことはしませんでしたか?」
僕 「ん~、したと思います・・・」

よくよく考えると、
僕の先週1週間の行動は、

月曜日→残業
火曜日→ホッケー
水曜日→飲み会
木曜日→ホッケー
金曜日→飲み会
土曜日→昼スケート、夜ホッケーの応援でリンクへ

なんていうハードスケジュール。
そして日曜日のスキーでとどめをさしたようですね。
もうまったく、
何をやっているんだか・・。
寝不足も相当溜まっていましたし。

薬を飲んで丸1日ひたすら寝ると、
今朝にはあっさりと治ってしまいましたが、
皆さんもくれぐれも無理しないように気をつけてくださいね。
体力に自信のない方は特にね!

球春

2006-03-25 12:46:32 | その他スポーツ
あまり野球に興味のない僕は、
WBCすらほとんど観なかったぐらいなのですが、
高校野球は別なのです。
甲子園は大会期間中、
暇さえあればずっとテレビつけっぱなしなぐらいで、
特に北海道勢の試合のときは、
仕事を休んでしまおうかと思うほど(ほんとに休むわけじゃないけど)。

今回のセンバツには、
旭川実業と北海道栄の2校が出場しますが、
1回戦は幸いにも、
共に土曜日の今日これから、
試合があります。

特に僕が期待しているのは旭川実業。
秋の全道大会では駒大苫小牧に惜敗しましたが、
十分に甲子園で勝ち抜ける力はあると思います。
勢いがつけばベスト8ぐらいはいけるんじゃないかな?
大事なのは初戦でしょうね~。
硬くならなければ・・・

駒大苫小牧の出場辞退で代替出場となった北海道栄は、
準備期間も少なかったし、
投手力にやや不安があるし、
ちょっと厳しいのかなあという気はしてるんですが、
力を抜いてのびのび出来ればチャンスは出てきますよね。

駒大苫小牧は残念だったけど、
北海道は駒大苫小牧だけじゃないんだ、
ということを全国に見せて欲しい!
がんばれ~!!

ほっけー超たのしい

2006-03-23 02:05:25 | ホッケー
アホの子みたいなタイトルですいません。

足のケガが回復して、
ようやく復帰できます。
公式戦だけは無理して2回出ましたが、
事実上1ヶ月間ぐらい休んでいたことになります。
こんなに間隔が空いたことはおそらくホッケー始めて以来のことですね。

昨日はチームではなく他のところで乗せてもらいました。
いやー、ほんとに久しぶりだけど、
楽しかったなあ~!
やっぱりホッケーはいい。
久しぶりすぎて、
すぐに息が上がっちゃうし、
変なところですってんころりんだし、
パックもなんだか手につかない感じでポロポロこぼすしでしたが、
やってくうちにだんだん感覚を取り戻してきました。

足の方も好調。
一時は完治するのは遠い先のことなんじゃないかと、
悲観的になったりもしましたが、
すでに95%ぐらいのレベルにはあるような感じです。
しばらく治療に(ほぼ)専念していた甲斐があった♪
・・・と思ったら、
患部を押してみると、
やっぱりちょっと痛い。
やってるときは気づかなかったけど。
まだ様子見ながらの必要はありそうですが、
でもだいぶいい感じです。

少しずつもどしていきますよ。
あせらずあせらず。

アジアリーグプレーオフファイナル クレインズvsコクド 第3戦

2006-03-22 23:30:56 | ホッケー
ついに釧路最終戦。
ほんとは今日で優勝が決まる試合だったら、
もっと盛り上がったのに・・・なんて思ってましたが、
丹頂アリーナにはすごい数の人が。
やはりみんな最後とあって、
熱が入っています。
入場者数の公式発表は2,600名ほどですが、
中学生以下は無料だったりもするので、
実際には3,000名はラクに超えています。
釧路にこれだけ人が集まる場所が他にあるでしょうかね?

コクド応援席も2ブロックあるなか、
会場のほとんどのファンが期待しているのはもちろんクレインズの勝利。
そんな熱気の中、
いよいよフェイスオフ。

第1ピリオド。
第2戦と比べると、
クレインズの出足があまり良くないように感じる。
クレインズが悪いって訳でもなく、
コクドのプレッシャーが速い。
どちらかというと1,2戦目のコクドは、
まず相手の出方をうかがって、
ポジショニングや全体のバランスを優先するやや消極的な守備に見えたけども、
今日はかなり気迫のこもった速いプレッシャーをかける。
開始6分、
コクドの外崎が先制点。
うーん、この雰囲気はあまり良くない・・・。
その後もクレインズはあまり自分たちのホッケーが出来ない。
ただ、対するコクドも反則が多く、
圧倒するまでは至らない。
後半に差し掛かった18分、
パワープレーのクレインズはダーシ・ミタニのパスから、
伊藤雅俊が鮮やかに決めて同点!
これは千金のゴール。
コクドペースだった1ピリ、
結果的に1-1で終えたのはクレインズにとってもうけもの。

第2ピリオド。
やはりクレインズはパワープレーから桑原が決め、勝ち越し。
この展開にキレたのか、
コクドの暴れん坊将軍パーピックがミスコンダクトペナルティー。
プレーと関係ないところでとられたので、
レフェリーに暴言かなんか吐いたんでしょうか。
するとその後はコクドの動きがあからさまに落ちる。
やはり少々問題はあっても、
パーピックがいるのといないのとではかなり違うらしい。
5対5の展開でもクレインズがほぼ一方的に攻め立てる。
7分にプラント、
13分に大澤が決め、
4-1とリード。
第2ピリオドが終了し、
丹頂アリーナには楽観ムードが漂う。

第3ピリオド。
3点差をつけているクレインズ、
しかしホッケーでの3点差はまだ危うい。
早い段階で追加点を取り、
4点差のセーフティーリードにもって行きたいところ。
少なくとも、
絶対してはいけないのが早い時間での失点。
と思っていたら、
パーピックが戻り、
がぜん動きが良くなったコクドがクレインズゴールに迫り来る。
苦しくなったクレインズは、
ディックに続き佐藤匡史がペナルティ、
5対3の展開に。
1点は覚悟したペナルティキリング、
しかし結果は最悪の2点献上、
しかもあっさり、
これで4-3。
その後もコクドペースで試合は続き、
7分、河村のゴールでついに同点に追いつかれる。
意気消沈する丹頂アリーナ。
コクドは押せ押せムード。
しかしクレインズも何とか踏ん張り、
すんでのところでゴールを死守。
長い長い3ピリが終了。

サドンビクトリー方式の延長戦、
5対5で20分間、
決まらなければ延々繰り返し行うルール。
延長戦突入前、
クレインズサポーターは、
試合開始前に掲げた勝利の3つの”V”を再び掲げる。
崩れた雰囲気をサポーターの力で立て直せるのはホームの強み。

延長戦開始、
パワープレーもあり、
積極的に攻め込むのはクレインズ。
しかしコクドもカウンターでクレインズゴールに迫る。
サドンビクトリー方式だけに、
ヒヤヒヤして心臓に悪い。
7分、クレインズは2回目のパワープレー。
チャンスに攻め続けるが、
なかなか決まらない。
しかしパワープレー開始後1分ほど経過、
ゴール前でパスを受けた桑原がシュート、
弾いたところにプラントが倒されながらも押し込み、
パックはついにコクドゴールへ。
沸きあがる大歓声、
試合終了、5-4。
クレインズの選手たちが次々とベンチから駆け寄り、
頼もしすぎる助っ人外国人を手荒く祝福。
まるで優勝したような大騒ぎ。
興奮に包まれたまま、
今季の釧路最終戦は幕を閉じました。

優勝に王手を掛けたクレインズ、
場所は東伏見に移りますが、
ぜひとも栄冠を勝ち取って釧路に凱旋してほしいものです。


アジアリーグプレーオフファイナル クレインズvsコクド 第2戦

2006-03-19 23:03:24 | ホッケー
ついに始まったファイナル、
第1戦も観てましたが、
書くのが遅れてしまったのと、
書く気持ちがあまり盛り上がらないので割愛します。
ただ、非常に今季のクレインズらしくない、
消極さばかりが目立ち、
「どうしちゃったの?」と思ってしまうような、
観ていて退屈な試合でした。
さて、今日こそはという気持ちで臨んだ第2戦です。

第1ピリオド。
開始から1,2分で今日はクレインズの出足が明らかにいいと感じる。
何度もチャンスをつくり、
コクドゴールに迫る。
早くも3分、
桑原が粘った末に出したパスをプラントが逆サイド肩口へのゴールで先制点。
その後もクレインズは苦しんだ昨日の試合が嘘のように、
パスを組み立て何度もチャンスを作る。
しかしなかなか追加点を奪えない。
逆にキルプレーからコクド藤田に同点ゴールを許す。
喜びに湧くコクド選手たち・・・と思ったら、
ピーパック・・じゃなかった、
パーピックがトリッピング。
トリッピング???なぜ????
よくわからないけど、
失点と同時にPPに。
さらに30秒後、
またもコクドの反則。
1分半の間5-3の展開で、
得点は確実かと思われ、
コクドゴールを攻め立てるがGK菊池の好セーブ連発で得点できず。
ついに1分半経過し、
パーピック登場。
クレインズファンのイライラが最高潮に達したところで、
伊藤賢吾の狙い済ましたシュートがゴール左隅に突き刺さる。
アシストにはならないけど、
桑原の大きな体がスクリーンになってのゴールで勝ち越し。
その後もクレインズは攻め続けるが追加点は奪えず。

第2ピリオド。
引き続きクレインズが攻め続ける。
コクドもカウンターでチャンスを作るが、
クレインズの守護神二瓶次郎が得点を許さず。
10分、佐藤匡史の好パスを受けた伊藤雅俊が鮮やかにゴール、3-1。
しかし逆サイド側はやっぱりちょっと見づらい。

第3ピリオド。
点差を考えると普通はコクドの反撃があるところ、
しかしやはり攻めていたのはクレインズ。
再三チャンスを作るがなかなかゴールを割れない。
15分を過ぎ、
2点差であればコクドの6人攻撃が待っている、
しかし16分、
相手陣内でパックを奪った山野が胸のすくようなスラップショットでようやく追加点、
「ガコン!」といい音がして4-1、
これで勝負あり。


前日の消化不良のゲームとは打って変わり、
今日はクレインズが一方的に押しまくったゲームでした。
開始から積極的にゴールに向かい、
多少枠を外れてもいいからとにかくシュートを打ちに行く、
という姿勢が鮮明に出ていました。
コクドが犯した9つの反則のうち、
4つが”フッキング”であったことから考えても、
クレインズのスピードある攻めについていけなかったコクドが、
反則して止めるしかなかった、
という状況が見えます。
今季の強いクレインズが戻ってきた、
という印象の試合。
シュート数もコクドの倍以上を放ち、
点差以上に圧倒して1勝1敗としました。