人生は上々だ

釧路のアイスホッケーチーム「ノーススターズ」の14番、「kin」のブログ。ホッケーや趣味、日常に関するよもやま話。

アースクエイク

2004-11-30 22:03:33 | モノログ
釧路で地震があった。
でもまあ、たいしたことはなかったけど、
朝4時から出勤したので、眠かった~。

でも、こうゆう非常時には人間性がでますねえ。
僕の職場では、震度6以上になったらすぐに、全員が出勤しなきゃならない
決まりになってるんですが、震度5の場合は必ず全員ってわけじゃないんですよ。
でも、非常時だから何があるか分からないし、
顔だけ洗ってぴゅーっと行ったんだけども。
で、実際にどうだったかというと、
仕事の関係先にいろいろ電話して、確認したところでは、
たいした被害がないところがほとんどだったので、問題はなかったんですけども。

でもね、ちょっと腹が立ったのは、
出勤したことを小馬鹿にするような発言をする人がいたことですね。
「だって、震度5だったら、来る必要ないでしょ?そんな決まりじゃないし」
っていうひとに限って、アナタ、去年(震度6)も来てませんから、って感じですよ。

「去年より揺れが少なかった」イコール「大丈夫だと思った」
という安易な自己判断で、実際に新潟の地震のような大災害に対応できるのかな?
去年の教訓が全く活かされていないこの組織の体質は、
きっと、これからも変わらないな・・と、ひとり哀しくなりました。


がんばれバルク

2004-11-27 15:48:12 | モノログ
今日、数年ぶりに「馬券」というものを買ってみた。
あした東京競馬場で行われるGIレース、ジャパンカップ
の前売りで、『コスモバルク』の単勝いちまんえーん!
コスモバルクは北海道営競馬所属なんです。

昔、ちょこちょこ競馬をやっていたときは、道営の馬って、他の地方所属の
馬と比べてもホント、弱くて、そのころは中央競馬でまともに活躍できる
道営馬が誕生するなんて、思ってなかったからなあ。
なんとか悲願のGI(でかいレース)制覇を果たしてほしいもんです。
その応援の意味で、ほんとにひさびさに馬券を買ってみましたよ。

でも、いままでのレース買ってなかったくせに、なぜ今回は買ったかというと、
「勝てそうだから」(笑)
まあ、しょせん僕、打算で生きてますから。
今日の時点で7倍くらいついてたから、勝ったら7万円か。ぐふ、ぐふふ~♪

コホン・・失礼。
でもまあ、ほんとの話、負けたっていいんですよ。
結果はどうなっても、お金の問題じゃない。要は心意気です!
がんばれバルク、地方の星☆中央や外国馬に負けるなー!! \(^○^)/






よちよちホッケー 4

2004-11-26 23:25:44 | ホッケー
ホームページともリンクしたようだし、頑張って書くかー!

そんで、「ある事件」のことね。
いや、話は単純で、初めてゴールを決めたときのことなんですよね。
まぐれだったんだけども。

あれは、今年の1月のことだったかなあ。(←遠い目)
市長杯の1回戦かな?たしか。
第2ピリオド途中、1-1から、勝ち越しとなるゴールを決めたんです。

右サイドをパックを持って駆け上がっていった「よっち」に遅れまいと、
わたわたとセンター付近から上がっていった僕に、よっちからパスが。
しかしそのパスは少しズレたので、何とか抑えようと、
慌てて倒れ込みながらスティックを出したら、

「スコーーーン!!」

とかいって、ゴールに入ってしまいました。
全然シュート打つ気とか、なかったんだけど、たまたまシュートになって、
それが本当にたまたま、すごいいいコースに飛んでしまったのですよ。
最初は、何となく入ったような気もしたけど、信じられなくて、
ピコ☆って、赤いランプが点いて初めて、「入ったんだ」と思いました。

そのとき、自分の中で、もの凄い爽快感がありましたね。
なんて言うか、それまでの僕のメインの趣味(ていうか生活の一部)であった、
自動車のカーレースで・・ん?自動車のカーレース?「頭痛が痛い」みたいな。
すいません、一人ノリツッコミはおいといて、その、レースでね、
「前を走る車をブチ抜いたときと同じ感覚」でした。

そして、もう一つすごくうれしかったのは、自分ももちろん嬉しかったんだけど、
チームのみんなやマネージャーが、自分のことのように喜んでくれたことですね。
スケートも履けなかった僕が、超マグレとはいえ、ゴールを決めれるようになったかと。
そんなみんなの盛り上がり、喜んでくれてる姿を見て、僕はすごいハシャいでたと思う。
ちゃんと、「仲間」だと感じた。

「俺、釧路に来て良かった」

初めて、心からそう思えた瞬間でした。


もちろん、ゴールを決めることばかりが、ホッケーの楽しさじゃない。
アシストも凄い重要なことだし、失点しないディフェンスも大事だし、
記録に残らなくても、意味のある、勝利に貢献するプレーは大切だと思う。
楽しみ方、感じ方は人それぞれあって、僕の場合はたまたまそれだった、
と言うだけのことなんでしょう。

とにもかくにも、その日から自分の意識が決定的に変化して、
「もっとゴールを決めたい、もっとうまくなりたい」
っていう欲求がもの凄く強くなっていきました。
チームの練習を休まないのはもちろんだけど、
月2回の練習じゃとても足りないと思ったので、他のチームの練習に参加させて
もらったり、自宅の近くで陸上でシュート練習してみたりするように。

・・で、結局今はどうかというと、話の流れからするとすごいうまくなりましたって、
いいたいとこなんだけど、まだまだドヘタです。
うーん、やはり甘くはないのね・・(ToT)
でも、ほんの少しずつ、うまくはなっていってるんです。
どこが?とか、突っ込まないでね。進歩はしてるんだよう。
仕事も春先から忙しくなってきたので、今は、仕事してるか、ホッケーがらみか、
みたいな毎日になっちゃいましたね。
それはそれで、彩りに欠けるかもだけど。(~o~)

おとといは違うチームの練習に参加させてもらったんだけど、
ゴールを決めさせてもらうことができました。
いやあ、何度決めても、やはり気分がいいなあ。
っていうほどは、全然入れてないけどさ。










よちよちホッケー 3

2004-11-24 21:05:38 | ホッケー
散々な目に遭った初練習からしばらくたち、2回目の練習になると、
おや?前より滑れるようになってるぞ。
っていっても、まともに滑れるというレベルではないのだが。
でもまあ、そんな感じで、少しずつ滑れるようには、なっていったのです。

しかしまあ、そんなんでホッケーができるほど甘くはないわけで。
多少滑れるようになって、多少パックが見えてくると、
今度は全力で走らなければならない。
バテバテですよ。
こんなもんできるわきゃないっつーのよー。ぶー。

ベンチに戻ってくるときは、スティックを杖代わりにして、
よちよちよち・・・
練習が終わった後は魂の抜け殻のようになって、一人廃人に。
うつろな目をして遠くを見ている僕に、はたけ、

「これから焼き肉でも食いてーなー!」
「はあー?ばっかじゃねーの!!!!」

食うどころか、胃酸が出そうだっつーのよー。
ポカリぐらいしか、のめねーよ。
毎回毎回、練習の度に吐きそうになりながらやってました。

また、練習の時間が遅いしねえ。
夜の10時からやるスポーツなんて、他にないでしょう。
仕事が終わって、家に戻って、夕飯を食べて、
それからしばらくしてから行くわけですから。
練習の時間が近づいてくると、正直、めんどくさいなあ、行きたくないなあ。
なんて毎回のように思ってたのです。

なんでそんなんで、やめないで行き続けたのかというと、
それは僕が人の10倍ぐらい負けず嫌いだということに尽きるでしょう。
やりかけたものを途中で簡単にあきらめるってのが、いかにも逃げ出すみたいで、
耐えられなかったんですよ。
そんな自分自身が、カッコ悪くて、情けなくて、許容できなかった。

まあ、そんなわけで、半ば義務的にホッケーをやっていたんですが、
そんな僕の意識を大きく変える、ある事件が起きました。

続きはまた・・・って、すっかり連載小説みたくなってしまった。
他のことも、いろいろ書こうと思ってるのに。
もう、飽きたよ、なんて言わずに、もう少し付き合ってくださいね。m(_ _)m






よちよちホッケー 2

2004-11-23 16:21:44 | ホッケー
さて、つづき。

ホッケーのことも何も分からず、とりあえず初練習となったのが、
去年の夏のこと。
市内のリンクにチーム員集合。(←柳町だったかな?)
初めてチームのみんなと顔を合わせる。
みんなにこやかで優しそうだ。
これならやっていけるかな、うん。(^o^)

しかし、ひとつ問題が・・・
実はスケート初めてだったのですよ、これが。
出身は札幌なもので、体育の授業でスケートはないんだなあ。
たまにやる学校もあるらしいんだけど。
一般的には、親が連れてってくれたりとか、何かしらのきっかけが
ないと、札幌ではスケートはやらんのです。
それでよくホッケーを始めようと思ったって?
僕は趣味でファンスキー(短いやつ)をやっているので、
似たような感じできっと滑れるだろうと楽観していたのです。

なので、生まれて初めてスケート靴を履く。
でもよくわからんから、人の手を借りてしまう(^_^;)
イテテ、こんなにきつく縛るのかよー。
履き終わったところで、立ってみる。
ヨロヨロヨロ・・・
ふえ、こんな安定しないもんなのか。
まあOKOK!
きっと、氷上では安定するんでしょう。(←安易)

そして、いよいよリンクに立つ。
生まれて初めて、リンクに立つ・・・・あれ?立てない!
うわー、足がガクガクする、うわー、こけるこける!!

なんじゃこりゃあ!!!!!!!!(松田優作風)

・・てなわけで、さんざんなデビューとなったのです。

通常、社会人チームの練習は、夜の10時から12時までの2時間
で、同じレベルぐらいのチームを1チーム呼んで、それぞれ、ハー
フリンクずつ使った練習を40~50分ほどやって、残りの時間で
相手チームと練習試合ってのが、大方のパターンなのです。

うちのチームもご多分にもれず、そのパターンでやるのですが、初
練習の日も、練習試合のセットメンバーに何故か僕の名前が・・

「え、俺も出るの?」
「あたりまえじゃん」
「でも、滑れないよ?」
「いいんだよ、そんなこと」

ってことで、練習試合にも出ることに。
結局、一人で滑って、ってか、滑れなくて、立っては転び、転んで
は立ち、を繰り返し、試合とはまったく関係なく動いていたのでし
た。

大げさではなく、2時間の間で数十回の転倒を繰り返し、その日か
ら1週間ほどは、筋肉痛だか、打ち身なんだか、わからん痛みに苦
しめられることになりました。

「こんなにできなかったスポーツは生まれて初めてだ」

以後しばらく僕の口癖になりました。