企業の不正会計を調査し、「空(カラ)売り」を仕掛けたうえでリポートを公開する米空売りファンド、グラウカス・リサーチ・グループが日本に初上陸。伊藤忠商事を標的にし、揺さぶっている。
同グループは7月27日、東芝の不適切会計と比較する強い論調で、「伊藤忠が過年度決算で利益の水増しを行っている」とする調査リポートを公表。目標株価を、前日終値の半値である631円に据え、「強い売り」を推奨した。当日の株価は一時約10%下落し、1135円と年初来安値を更新した。
グラウカスの社名の由来はアオミノウミウシ。猛毒を持つカツオノエボシ(クラゲの一種)を食べることになぞらえ、2011年の設立以来、22社に対し実績を積み上げてきた。今回、日本人の調査員を新たに雇って、日本市場に進出したというわけである。
最大の特徴は、「弊社は空売りポジションを保有しており、株価が下落すれば、相当の利益が実現する立場にあります」と、明記したうえで調査リポートを公開すること。日本では異例だが、海外ではこうした空売りを専門とする調査会社が株式市場を荒らすことは、珍しくない。
その存在が日本市場でどこまで許容されるかは、日本の規制当局の対応にもかかってくるだろう。日本取引所グループの清田瞭CEOは7月28日の記者会見でグラウカスの手法に向けて、「倫理的に疑問を感じることがある。自主規制法人などで調べることはできる」と牽制した。ちなみに金融商品取引法は「風説の流布」を禁じている。
ターゲットが売国企業なので、
どうでもいい話なんだが
こんレポートを出すとは
利確する気マンマンなんでしょうか?
全てが
欺瞞に満ちたポジショントーク。
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